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Tuesday, January 31, 2023

セブン-イレブンがサンドイッチ、サラダのゆで卵減量 一部販売休止も - 新潟日報デジタルプラス

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 セブン-イレブン・ジャパンは31日、高病原性鳥インフルエンザ流行の影響で卵の供給が滞っているとして、サンドイッチやサラダなど約10品目でゆで卵の量を減らしたほか、卵関連の商品約15品目の販売を休止...

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イズミとサラダクラブがいつもの買い物を通じて資源をムダにしない循環型農業の取り組みを推進 - PR TIMES

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<アプリキャンペーン画面><アプリキャンペーン画面>

<アプリキャンペーン画面><アプリキャンペーン画面>

  
 本取り組みでは、BIPROGY株式会社(代表取締役社長:平岡昭良、本社:東京都江東区)が提供する「ソーシャルアクションプラットフォームBE+CAUS(ビーコーズ)」を活用することで、イズミで購入された対象商品の売り上げの一部が循環型農業を推進するNPO法人「循環生活研究所」※1へ寄付されます。さらにキャンペーン参加者の中から抽選でサラダクラブの契約産地での農業体験に招待し、コンポスト※2体験キットをプレゼントします。これにより、いつもの買い物を通じて、循環型農業の取り組みを気軽に支援でき、また実際の体験を通じて学ぶことが可能です。


 サラダクラブでは、事業を通じて、様々な社会・環境課題に取り組んでいます。その中の一つに、「資源の有効活用・循環」があります。『生産者の方々が愛情を込めて育てた野菜を余すところなく使いたい』という想いから、工場で発生する野菜の未利用部(芯や外葉等)を堆肥の材料にして契約産地で活用いただく循環型農業を進めています。この他に、パッケージサラダの鮮度保持技術による消費期限延長を実現して店頭やご自宅での期限切れ廃棄を減らす取り組みや、野菜の豊作時にパッケージサラダの増量企画を実施して畑での野菜廃棄を減らす取り組みを行い、フードロス削減に努めています。今後も、持続可能な社会の実現に向けて、SDGsへの取り組みを強化してまいります。

※1 家庭のベランダでできる都市型の段ボールコンポストの販売やコンポストを通じたコミュニティづくり、コンポストの指導者養成や子ども向けの菜園やイベントなど教育活動にも力を入れており、食とコミュニティづくりに関わるあらゆる取り組みを行っている
※2家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させてつくる堆肥

【キャンペーン概要】

名称 イズミ×サラダクラブ共同企画 サラダクラブ商品を買って農業体験に参加・ゆめかチャージをゲットしよう!キャンペーン
期間 2023年2月1日(水)〜2月28日(火)
対象店舗 イズミグループ全187店舗(ゆめタウン・ゆめマート・LECT・ユアーズ・デイリーマート)
内容 キャンペーンにエントリーし、イズミで購入された対象商品の購入金額の一部が、循環型農業の取り組みを進めるNPO団体へ寄付されます。また、キャンペーン参加者の中から抽選で、サラダクラブの契約産地での農業体験参加券やイズミ店舗で使えるゆめかチャージ500円分をプレゼントします。
参加方法 ①   「ゆめアプリ」をダウンロードして会員登録
②   BE+CAUSの寄附対象キャンペーンを探してエントリー
③   「ゆめアプリ」に登録したゆめか・ゆめカードを利用して対象商品を購入
④   応募条件に達すると【応募に必要なスタンプがたまりました】とアプリ画面に表示されます
⑤   応募したい賞品コースをご選択ください
⑥ 応募完了
応募条件 対象商品合計300円(税抜)以上を含むイズミでのお買い上げ金額1,000円(税込)以上を1口とします。(期間中累計・口数上限なし)
特典 【Aコース】サラダクラブ契約農家(熊本県)での農業体験+ゆめかチャージ500円分(10組20名様)
【Bコース】サラダクラブ契約農家(広島県)での農業体験+ゆめかチャージ500円分(10組20名様)
※農業体験イベント参加者には自宅で使えるコンポスト体験キットをプレゼント
【Cコース】ゆめかチャージ500円分(980名様)
対象商品 サラダクラブのパッケージサラダ、トッピング、調味料
寄付先 NPO法人循環生活研究所
キャンペーンサイト https://be-caus.jp/campaign/10/index.html


■イズミ youme MIRAI Actionについて
 イズミでは、サステナブルなお店・企業を目指して、地域に、地球環境に、より大きく貢献していくためのさまざまな取り組みを進めていくため、「youme MIRAI Action」として2050年までに目指す姿を策定しています。この「youme MIRAI Action」では「脱炭素社会」「資源循環社会」「自然共生社会」を目指し、CO2排出量削減、食品ロス削減、プラスチック使用量削減に取り組んでいます。また、お客さまにとって便利なお買物方法の提供や、様々なお客さまに配慮した商品・サービスを提供し、お客さまにも、地域にも、地球環境にも、社員にもやさしくうれしい「youmeあふれる未来」を創造します。今後もイズミでは、持続可能な未来の実現に向けて各分野での課題を明確にしながら地域と連携した取り組みを進めて参ります。

・イズミのサステナビリティ https://www.izumi.co.jp/sustainability/

■「BE+CAUS」概要
 「BE+CAUS」は、BIPROGYが提供する社会課題解決型プラットフォームで、全国の小売アプリと連携し生活者が日常の買い物を通じて気軽に寄付や企業の活動を支援できる環境を提供しています。「BE+CAUS」では、小売・メーカーなどの企業とNPO・NGOをマッチングさせ、企業が既存の事業活動の延長線上でSDGsの達成に向けた取り組みを協働で推進できるほか、その活動を生活者が日常の買い物を通じて支援できる環境を実現しています。

 今後も、小売・メーカーをはじめとした企業の参加者を継続的に募っていくとともに、そこで集積されたデータの利活用を通して、企業の社会的貢献度の可視化といった新たな取り組みも計画しています。
・「BE+CAUS」公式サイト https://be-caus.jp


■株式会社サラダクラブについて
 株式会社サラダクラブは、野菜の鮮度とおいしさにこだわり、洗わずにそのまま食べられる「パッケージサラダ」を製造・販売しています。キユーピー株式会社と三菱商事株式会社の共同出資により1999年に設立しました。利便性と価格が一定という経済性が評価され需要が拡大しているパッケージサラダ市場で、サラダクラブは国内最大のシェア(金額)*を占め、販売店舗数は16,838店(2021年11月現在)となっています。
*   マクロミルQPR(サラダメーカー別 2020年12月-2021年11月)

 ■サステナビリティへの取り組み
 当社では、産地からご家庭までのフードロスを低減し、サステナビリティへの取り組みを推進しています。産地との安定的な取引や増量企画を通じた、持続的な生産体制の維持や産地廃棄の削減。工場内で発生した野菜の未利用部を肥料の材料にし、それをもとに作られた肥料を使用して野菜の栽培を行う循環型農業の実現。パッケージサラダの鮮度保持延長の実現により、ご家庭・販売店での消費期限切れに伴う廃棄の低減などの取り組みを行っています*。
*   詳細はサステナビリティページ(https://www.saladclub.jp/company/sustainability/)をご参照ください。

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「ポテトサラダ」高評価のポイントは贅沢素材!?~定番から広がる種類や食べられ方~「FoodDataBank マンスリー ... - 時事通信ニュース

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[株式会社SARAH]

 累計100万件以上のおいしい一皿が集まるグルメコミュニティサービス「SARAH」を運営する、株式会社SARAH(本社:東京都千代田区、代表取締役:高橋洋太)は、「FoodDataBank マンスリーレポート2023年1月号」を公開いたしました。今月は、定番から広がりをみせる「ポテトサラダ」についての調査結果をお知らせいたします。

「ポテトサラダ」の平均価格が直近5年間で最高額に


 外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」から、ポテトサラダの直近5年間の平均価格を比較すると、2022年が727円と最も価格が高くなっていることが分りました。原材料費の高騰の影響も考えられますが、ポテトサラダに関してはそれ以前から平均価格が上昇していることが見て取れます。

「素材」「調味料」が注目ポイント


 注目度比較から、ポテトサラダを食べる際には「素材」と「調味料」が特に注目されていることが分かりました。そこで、以降は「素材」「調味料」のそれぞれの価格・評価マップを見ていきます。

贅沢素材で評価UP!?



 「ポテトサラダ」の素材に関する価格・評価マップをみると、肉系(豚肉、牛肉、チキン)やエビ、ナス、チーズ、いくら、といった平均価格(727円)以上の贅沢素材は、タマネギ、ベーコン、たまごといった定番素材の平均点より高い傾向にありました。投稿画像からも表面を肉で覆ったポテトサラダや、たっぷりと使用されたエビなど、贅沢素材が際立つビジュアルのポテトサラダが人気の傾向にあるようです。

調味料は変わり種が高評価



 調味料に関しても、コショウ、マヨネーズといった定番のポテトサラダに使用される調味料より、スパイス、タルタルソース、マスタードといった平均価格(727円)以上の変わり種調味料を使用したポテトサラダの評価が高い傾向にあることが分かりました。定番ポテトサラダも安定した評価のある一皿ですが、プラス@を感じることのできるポテトサラダは更に評価が高くなりやすいのかもしれません。

【番外編】カレーと楽しむポテトサラダ



 ポテトサラダは洋食や定食の付け合わせとして登場することが多い印象ですが、トッピングという形でカレーと組み合わせても食べられており、その平均点は高い傾向にあることが分りました。ポテトサラダをトッピングすることで箸休めになったり、カレーと混ぜて食べることで味変できたりする点が求められているのかもしれません。

 ポテトサラダは、今や様々な種類や食べ方で楽しまれているようです。みなさんもぜひ、お気に入りのポテトサラダを探してみてはいかがでしょうか。

<投稿画像・おすすめメニュー紹介>
※掲載メニューは閉店した店舗や、提供を終了したメニューが含まれている場合があります。最新情報は店舗の公式サイトでご確認ください。

1.:素材
・ポテトサラダ×焼豚
特急ポテサラ(じじばば第三酒場 / 京都府 京都市)
https://sarah30.com/menus/2773685

・ポテトサラダ×ゴルゴンゾーラ(チーズ)
ゴルゴンポテサラ(Beer cafe 麦と猫 / 東京都 国立市)
https://sarah30.com/menus/2766710

2.:調味料
・ポテトサラダ×粒マスタード
鈴5のポテサラ(バル鈴5 / 広島県 広島市)
https://sarah30.com/menus/2767743

・ポテトサラダ×スパイス
スパイスおからポテサラ(豆腐食堂 / 東京都 渋谷区)
https://sarah30.com/menus/2777620

3.:ポテトサラダ×カレー
・ポテサラトッピング(スパイシーカリーハウス半月 / 東京都 新宿区)
https://sarah30.com/menus/2747881

・スパイシーチキンカレーZ定食+ポテトサラダ(スパイスカレー青藍 / 東京都 杉並区)
https://sarah30.com/menus/2745449

・(オーマイカレー / 名古屋市 )
https://sarah30.com/menus/2636083

【食品メーカーや飲食店の方へ】
外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」では、SARAHユーザーの口コミ投稿から、メニューのトレンドや人気の要因の分析が可能です。またFoodDataBankに蓄積されたデータは今後のトレンド予測にも活用していくことができます。 FoodDataBankを活用して新メニュー開発・企画、マーケティングに役立てる事に、興味がある方はお気軽にお問い合わせお待ちしております。

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※投稿データの数値は、検索キーワードを含むレビューが投稿された頻度を月ごとに計算し、グラフ上の最高値を基準として、相対的に表したものです。100 の場合はそのキーワードの投稿頻度が最も高いことを示し、50 の場合は投稿頻度が半分であることを示します。0 の場合はそのキーワードに対する十分なデータがなかったことを示します。
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■グルメコミュニティサービス「SARAH」概要


2015年にリリースしたレストランの一皿に対する投稿を中心とした、グルメコミュニティサービスです。

レストラン単位ではなく、麻婆豆腐やポテトサラダなどのメニュー単位での投稿や検索が可能です。“渋谷の本当においしいポテトサラダ”や、“福岡のもつ煮込み”といった今までにない、メニューごとという切り口から、ごはんを探すことが可能です。

URL:https://sarah30.com/

■外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」概要


本サービスは、グルメコミュニティサービス「SARAH」内にユーザーから投稿された、累計100万件以上の口コミ外食データをベースとした、外食トレンドを分析できるサービスです。

「全国の飲食店で何が食べられているか」や「おいしいと思われるメニューの傾向」など分析を通し、今まで気づかなかった素材の組み合わせや、世の中のトレンドの傾向を簡単に把握する事が可能になります。 「よりよい食との出会いをつくり、365日の景色をあざやかにする。」という想いを実現するため、データ分析サービスを通して食に関する企業の商品企画/マーケティングを支援いたします。

URL:https://fooddatabank.net/

■株式会社SARAH 会社概要

社名 : 株式会社SARAH
代表取締役 : 高橋洋太
設立 : 2014年12月1日
資本金 : 7億7千万円
所在地 : 東京都千代田区神田神保町1-4-6-7F
HP : https://corporate.sarah30.com/

事業内容 :
・グルメコミュニティサービス「SARAH」の企画・開発・運営
SARAH(iOS): https://apps.apple.com/jp/app/id916083595
SARAH(Android): https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sarah30.android
SARAH(Web): https://sarah30.com/

・外食ビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」の企画・開発・運営
FoodDataBank:https://fooddatabank.net/

企業プレスリリース詳細へ (2023/01/31-12:46)

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49ersシャナハンHC、イーグルスWRスミスのキャッチにチャレンジ ... - NFL日本公式サイト

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サンフランシスコ・49ersのクオターバック(QB)たちの負傷が31対7での大敗につながり、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハン率いるチームはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦を落とした。

オープニングドライブでフィラデルフィア・イーグルスが第4ダウン残り3ヤードの状態からワイドレシーバー(WR)デボンタ・スミスへの29ヤードのディープショットでファーストダウンを獲得していなければ、試合は違った展開になっていたかもしれない。

スミスのジャンプからのキャッチは、問題のないキャッチだったように見えた。スミスはイーグルスの攻撃陣に次のプレーに早く入るよう促しており、実際にそうなったため、シャナハンHCがチャレンジフラッグを投げ入れる機会はなかった。

シャナハンHCは日曜日に、スミスがコントロールしなかったように見えるアングルを49ersが見ることはなかったため、チャレンジフラッグを投げなかったと説明している。

「われわれが見たリプレーには明らかにそれが映っていなかった」とシャナハンHCは試合後に話した。

「スコアボードに出た一つを見た。いずれにせよ、チャンスにかけてスローするつもりはなかった。しかし、彼らはスコアボードに一つを出して、それにはあなたたちが見たようなアングルは含まれていなかった。キャッチのように見えたし、われわれはタイムアウトを無駄にしたくなかった。それを見なければ、確かに手元にあったものだ。彼らはいくつか他のアングルが見えたと聞いているし、あなたがたも後でキャッチではなかったのが見えたわけだ」

スミスが地面に倒れるまでにポゼッションを維持していなかった様子がはっきりと『FOX(フォックス)』の放送画面に流れたのは、イーグルスが別のプレーを実施してからだった。

スミスのプレー直後のリアクションは、キャッチができていなかったことを示す一つの要素だったのかもしれない。しかしながら、49ersが追加のリプレーを見る前にラインを形成するようチームメイトたちに促したのは、賢明でもあった。

他のアングルの映像が見られたのか聞かれたシャナハンHCは「そうだったら良かった。だが、そこには人がいて、つまり、NFLがそれを実行できるし、彼らがそれを確認できたなら、彼らはそうすることになっている。だが、われわれはそれを見なかった。プレークロックがあり、40秒と決まっている。彼らはそれを動かすつもりだった。彼らはそれを動かした。いずれにせよ、私はスルーするつもりはなかった。ただ願っていただけだ。だが、彼がキャッチしたように見えた。そして、彼らはそこでリプレーを映した。彼らが映したことにショックを受けたよ。だが、その(最初の)リプレーでは他の角度がなく、キャッチのように見えた。われわれがやらなかった理由がそれだ。ドライブの最後に、彼らはいくつかの他のアングルを見たと聞いたし、インコンプリートだったと聞いた」とコメントしている。

シャナハンがチャレンジしていたら、49ersは0対0の状態で、自陣35ヤードでボールを持っていただろう。バタフライエフェクトによって、ゲーム全体が変わっていたかもしれない。

実際には、QBブロック・パーディーが――イーグルスHCニック・シリアニのチャレンジによって――サックからのファンブルとなったプレーで負傷した。そして、49ersのゲーム変わってしまった。

【A】

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Sunday, January 29, 2023

テン・ハフ「カゼミーロは見事だった」 - Man Utd

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圧倒的なパフォーマンス

「最初の60分間は本当に良いパフォーマンスだった。ゲームを完全に支配していたと思うし、ポゼッションも落ち着いていて、加速する場面もあった。前半は何度か好機があり、チャンスもあったし、ゴールもあったが、なぜそれが認められなかったのかはわからない。背後への良い飛び出しが多くのチャンスを生んだだけでなく、ディフェンスからのトランジションも本当に良かった。そして、ハーフタイム前に一度だけ、集中力を欠く場面があった。その前にも4、5、6回の絶好のチャンスがあり、フィニッシュだけは失敗していたと思う。ハーフタイムを過ぎると、あっという間に2-0になった」

カゼミーロ、予想以上のインパクト?

「彼は素晴らしい選手だし、レアル・マドリーでのクロースやモドリッチとの中盤は素晴らしかった。彼には(ゴールを決める)能力がある。私たちは、彼が攻撃的な役割を果たすと見ているし、彼もそれを楽しんでいる。私が好きなのは、バリエーションに富んだダイナミックなサッカーで、ポジションの切り替えが多いので、相手に考えさせることで、自分たちが有利になるようにすること。カゼミーロは素晴らしい。バックラインの前で常にいいポジションを取り、ポジションの出入りをする。そして、彼はボールを扱うことができ、正しいパスを出すことができる。だから、彼は試合を加速させることができるし、必要であれば得点することもできるんだ」

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【連載】新体制始動特集『捲土(けんど)重来』第3回 印出太一×山縣秀×吉 ... - wasedasports.com

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 第3回には、昨季躍動した印出太一(スポ2=愛知・中京大中京)、山縣秀(商2=東京・早大学院)、吉納翼(スポ2=愛知・東邦)の2年生トリオが登場。今後の早大をけん引するであろう3選手だが、来季から上級生となるにあたりそれぞれ新たな意識が芽生えたようだ。本対談では野球に限らず、野球を始めた経緯やキャラの濃い部員のことまで幅広くお話を伺った。

※この取材は12月10日に行われたものです。

他己紹介をしてください!

――最初に、お互いの他己紹介をお願いします

吉納 印出太一です。平成14年5月15日生まれ、愛知県・中京大中京出身で、実家の最寄り駅は……〇〇です。

印出 めっちゃ知っとるやん、こわ(笑)。

吉納 彼は昨季ベストナインを取って、六大学野球界に名をとどろかせた男です。体を見ても分かる通り背も高いですし、非常にご飯を毎回多く食べています。それから出るパワーある打撃など、今後彼が六大学ナンバーワン捕手になることは間違い無いと思っています。

印出 山縣は見ての通りチームの中でも守備職人というか、リーグ戦でもいろんな守備機会で活躍していた面が多々あったと思います。守備でレギュラーの座を取ったといっても過言ではないですし、早稲田の忍者的存在です。あとはよく笑っている印象が、いや笑っているというかヘラヘラしているイメージが…。

山縣 (笑)。

印出 私生活に関しては、まだ(山縣が)寮に入ってきて数日なので詳しくは分かりませんが…。食堂で見ている感じ、食事の量は足りていないなと感じますね(笑)。

山縣 吉納はこの秋打率2位で、すごくバッティングに力がある選手だと思います。でもそれだけじゃなくて、守備でも相手の進塁を防ぐようなうらやましいほどの強肩を持っています。あとは、食堂でよく辛子明太子とかいくらとかそういう魚卵系を食べているので、魚卵が好きなのかなと思いますね。

――そうなのでしょうか

吉納 はい!(即答)

一同 (笑)。

――新チームの森田朝陽主将(社3=富山・高岡商)と熊田任洋副将(スポ3=愛知・東邦)は、それぞれどのような方でしょうか

吉納 森田さんから言うと、比較的プレーのことではなくて練習に対する姿勢であったり、早稲田の野球部の一員としてあるべき行動を取ったりという面でチームをつくり上げていく感じの方です。自分は同じ外野手で一緒の練習が多いんですけど、一球一球に対して真剣に取り組んでいて、そういう姿勢は自分もすごく刺激をもらって、「負けていられないな」という気持ちにさせてくれます。熊田さんは副キャプテンでもあり、ゲームキャプテンという役割にも就いたんですけど、1年生からショートのレギュラーとしてここまで3年間やってきて、一つ上の代で一番試合を経験していると思います。すごく勉強になるところがありますし、自分としては次で7年目の付き合いになる高校の先輩でもあるので、非常に頼りにさせてもらっています。

――来年で7年目の付き合いということですが、高校時代から熊田選手のイメージは変わりませんか

吉納 意外に趣味がいろいろ合うなというのは、大学に入ってから知りました。自分も熊田さんも、K-POPを聴いたり韓国ドラマをNetflixで見たりしているので、その話をよくしてますね。

印出 森田さんは引っ張る力があるというか、熱さみたいものが伝わってきますし、リーグ戦でも森田さんの声はスタンドにも聞こえていたと思います。そういうチームに対する愛というか熱いハートを持っていて、キャプテンとしての責任感がある方です。尊敬できる先輩なので何とか勝たせたいですし、そのために頑張りたいというのは後輩もみんな感じていると思います。熊田さんはゲームリーダーとして、技術の面や練習内容に積極的に関与されていますが、背中というかプレーで引っ張っていく方だと思います。2人でいいバランスが取れているなと思いますね。

山縣 森田さんは、とにかく周りを巻き込む力があるように思います。練習後も一人でティー打撃など自主練をすごくしていて、練習でも試合でも一球一球をすごく大事にしているなと感じます。熊田さんは厳しいところもあるんですけど、自分が質問したことに対してすぐに答えてくれますし、そういうところで熊田さんなりの優しさを感じますね。

――次に野球を始めた年齢ときっかけを教えてください

吉納 野球を始めたのは3歳のときです。父親が野球をしていたこともあってテレビで野球を付けていたときに、自分がそのタイミングですごくテレビの前に行っていたから、「野球が好きなんだ」と思われたというのは聞いたことがあります。なので、生まれた時から野球の血が流れていたんじゃないかなと思いますね。

印出 僕は小学2年生のときで、7歳とか8歳くらいです。父親がサッカー経験者だったので昔はサッカーをやっていたんですけど、「つまんないから辞める」って言って辞めました。自分にとってサッカーは、みんながやっていたから始めたみたいなところがあって、そんなにサッカー熱はなかったと思います。あるときに「だるいな」となって辞めたんですが、元々スポーツは好きだったので次に何をやろうかを考えていた時に、体が大きかったこともあってか友達から「野球やろうよ」と誘われたんですよね。半分勧誘みたいな感じで始めたんですが、そこからどハマりして熱心に野球をやるようになり、ここまで来ちゃったみたいな感じです(笑)。

山縣 自分が野球を始めたのは、4歳の1月です。姉の友達が入っていたリトルに誘われたのがきっかけなんですけど、母親がすごく野球をやらせたかったらしくて、「行ってみたら?」って言われて行ったら、「帰りたくない!」ってなったみたいで(笑)。そこで野球にハマって、ずっと続けている感じです。でも小3の時に、周りがみんなサッカーなのに自分だけ野球をやっていて、そのときに「サッカーとどっちもやりたいな」という欲がありました。そして親にそれを伝えたときに、「どちらか一つを選ぶならどちらか」という話になったんですけど、「それなら野球だな」って思って、そのまま野球を続けました。

――みなさんは、ポジションは昔から変わっていないでしょうか

吉納 最初は多分キャッチャーをやっていて、自分は同じく野球をしていた2個上のお兄ちゃんがいるんですが、その代ではファーストとか、とにかく全部やらされてましたね。

印出 僕はちょいちょい、いろんなところをかじったことはあるんですけど、基本的には小さい頃からずっとキャッチャーやっていました。小学生って、キャッチャーをやってピッチャーをやってとかいろんなポジションを守ることが多いですし、高校の頃もファーストやサードを守りましたが、基本的にはずっとキャッチャーですね。

山縣 小学生のときはずっとピッチャーをやっていて、ピッチャーを降りる時にショートをやっていました。中学校に入ってからショートになって、それ以降ショートをやっています。

――現在、「やっぱりピッチャーが良かったな」と思うことはありませんか

山縣 ないですね、全然思わないです(笑)。

――ここからは秋季リーグ戦の話に移ります。チームとしては2位という成績でしたが、振り返ってみてどう捉えていますか

吉納 2位というのは、とにかく悔しいシーズンでしたね。

印出 春5位という結果を踏まえ、下克上をする気持ちで夏のキャンプで試行錯誤した末に2位まで上がったという捉え方もできれば、2年連続秋季リーグ2位で勝ち切れないチームとも捉えられると思います。わずかな勝率の差ですがこの差は大きいですし、やはり六大学(東京六大学リーグ戦)の試合で勝つのは簡単なことではないなと思いました。蛭間さん(蛭間拓哉、スポ4=埼玉・浦和学院)や中川さん(中川卓也、スポ4=大阪桐蔭)をはじめ、卒業する4年生には申し訳ない気持ちがありますが、下級生がたくさん試合に出させてもらって経験を積むことができたので、この2位という結果が報われるようにこの冬頑張りたいです。

山縣 自分は彼ら(印出、吉納)とは違って春に全然試合に出ておらず、個人的にもチームの成績的にもとても悔しかったです。夏に頑張って秋季リーグを迎えたのですが、あと一歩届かなかったということで、1勝の重さをすごく感じました。昨年の秋も、慶応に1点勝っていれば優勝できたところを勝ちきれなかったので、1点、1球の重みをすごく感じたシーズンでした。

――今年の秋季リーグ戦で、一番印象に残っている試合はどの試合ですか

吉納 早慶戦の1戦目、松木さん(松木大芽、スポ4=石川・金沢泉丘)が最後決めてくれた試合(1点ビハインドで迎えた9回二死満塁から、松木がサヨナラ2点適時打)です。松木さんは今年で野球人生が終わる中で、あの場面でアウトだったかヒットだったかで2試合目の結果も変わったと思います。2位という結果にはなりましたが、あれだけスタンドの人もベンチの人もみんなが喜んでいたという感動は、忘れられないですね。

印出 早慶戦の2戦目です。自分たちが4年生とできる最後の試合と分かっていて、何とか4年生をいいかたちで卒業させてあげたい気持ちと、去年慶応の胴上げを目の前で見させられたので、絶対に阻止してやるという気持ちをチーム全員が持って臨んだ試合でした。初回から打線がつながって勝てましたが、野球を終える4年生を見ていて感じるものは多くありました。「もっとやらなければならない」と思った試合でしたし、試合後に4年生と話して、「優勝させてあげられなかった」という思いがありました。打ち合いの試合でしたが感覚的にはあっという間に終わったなという感じで、「早慶戦っていいな」と思いました。とにかく最上級生の強い思いを感じたので、もっと強くならないといけないとなった試合でしたね。

山縣 早慶戦の1戦目です。最初に先制した後に追いつかれて、逆転されてもまた最後に逆転して勝った試合でしたが、逆転されたときに誰一人として諦めていなくて、「この試合取るぞ」という雰囲気がずっとあったと感じます。「絶対に勝てる」と思って試合に臨んで、逆転されても「まだ勝てる」と思っていた試合は個人的に初めてだったので、見えない力みたいなものを感じた、印象に残る試合でしたね。

――試合の日のルーティンがあれば教えてください

吉納 試合の日はコーヒーを飲みます。そして、バスの移動では隣が松木さんなので、緊張している松木さんをいじったりしながらしゃべった後、西武新宿駅を過ぎたあたりから、ゾーンに入るために好きな音楽を聴いてテンション上げています。

――何の音楽を聴かれていますか

吉納 BIGBANGの『FANTASTIC BABY』とかを聴いていて、サビの部分では一人で盛り上がっていますね(笑)。

印出 自分は、試合の移動中に必ずカルピスを飲んでいます。あとは球場に着いて外でアップしているときは、必ずTWICEの曲を聴いています。

山縣 僕は尾瀬(尾瀬雄大、スポ1=東京・帝京)が決めた飲み物を飲んでいます。バスの移動中は片耳イヤホンをしていて、荻窪を過ぎたあたりから少し寝て、目が覚めたら集中するようにしています。

――勝率の高かった飲み物はありますか

山縣 カルピスとカフェラテの勝率が高かったですね。

印出 やっぱカルピスなんや。

――そもそも、印出選手はどうしてカルピスなのでしょうか

印出 2位だった去年の秋に、いろんな飲み物を飲んだ中でカルピスがすごく勝てたんですよ(笑)。そのときに、当時3年生の松木さんと自分がバスの座席が隣で一緒にいたんですけど、二人でバスの座席どっちに座るかとかいろんなジンクスみたいなものにこだわっていて。その中でも「カルピス結構勝てるな」と自分は思っていたので、カルピスで統一しています。

――大学に入学してから約2年が経ちましたが、その間に「特にここが伸びたな」と感じる点はありますか

吉納 筋力が伸びたかなと思います。高校の頃もウエイトはやってはいましたが、大学に入ってから先輩も同期もすごく考えながらウエイトをしているのを見て、自分もYouTubeなどで調べて、ウエイトに対する考え方が変わりました。体について考えるようになったことで、体重も高校卒業時の82キロから86キロくらい、4キロくらい増えましたね。

印出 打撃が変わったと思います。大学に入ってピッチャーのレベルが上がり、1年生のときに変化球のキレや真っすぐの強さを間近で感じて、大学野球で打つことの難しさを知りました。そこから打つために何が必要なのか、自分の打撃を分析していろいろと試行錯誤した結果、今年のリーグ戦通算打率(3割2分5厘)に表れているように打撃がコンパクトになり、無駄がなくなったかなと思います。

山縣 守備の正確性が変わったかなと思います。高校の時も大会であまりエラーはありませんでしたが、ゲッツーが取れる場面で1つしかアウトを取れないなど、見えないミスが結構ありました。大学に入ってから、そういうミスが少なくなったかなと思います。

「守備の面では自信をもてた」(山縣)

昨秋の立大1回戦、延長10回に勝ち越し打を放った山縣。来季は打撃面でのさらなる活躍に期待だ

――ここからは個人の質問に移りたいと思います。まず山縣選手にお聞きしますが、個人的に秋季リーグ戦を振り返り、点数をつけるなら100点満点中何点でしょうか

山縣 70点くらいだと思います。守備の面では結構自信を持てましたが、バントを3回ミスしたり、下位打線の自分にチャンスで打席が回り、打てれば点が入るところでチャンスをつぶしてしまったりした場面がありました。バッティングの面では個人的に納得できていないので、そういうところをしっかり上げていきたいです。

――ライバルとして意識する選手はいますか

山縣 敢晴(中村敢晴、スポ2=福岡・筑陽学園)ですかね。敢晴はスポーツ推薦で入学してきてずっとAチームにいますし、敢晴と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していければと思います。

――高校時代は主将が薗部将大選手(教2=東京・早大学院)で副主将が山縣選手であり、その後薗部選手が山縣選手を早大野球部に誘ったとお聞きしました。薗部選手はどのような方なのでしょうか

山縣 薗部は、自分がいいと思ったことを周りに勧めてくれる人です。僕を野球部に誘ってくれたのも、薗部自身が入ってプラスになると思ったからこそで、そこに意志の強さみたいなものを感じますね。

――「守備職人」「守備キャラ」と言われることがありますが、守備に自信がついてきたのはいつ頃ですか

山縣 高校入学くらいです。中学のシニアを夏に引退して、その後高校入学までに学生コーチの方に付きっきりで守備を教えてもらって、そこで守備が良くなりました。高校に入学して1試合目の練習試合でファインプレーをしてそこでベンチに入れるようになって、守備に自信を持つようになりましたね。

「もっとやらなきゃいけない」(印出)

昨秋の法大2回戦で安打を放った印出。六大学をナンバーワン捕手へと上り詰めることができるか

――続いて印出選手にお聞きします。昨季を振り返って、点数をつけるなら100点満点中何点でしょうか

印出 攻守ともに60点くらいだと思っています。昨季打率は(2割9分7厘で)3割にギリギリ届きませんでしたが、3割は一つ自分の中でこだわっている数字ですし、これからもこだわりたいと思います。一方で昨季ずっとテーマにしていた長打は結構出たので、そこを評価しての60点かなという感じです。守備に関しては春に比べて後逸は無くなったので、その点夏にやってきた成果は出たと思います。キャッチャーはチームを勝たせることが一番の仕事だと考えていて、春季(5位に終わった)にほぼ全く勝てなかったチームから昨季8勝できるまでのチームにはなれたので、その点バッテリーで試合をつくれたという部分で60点、でも取りきれなかった1勝のウエイトは重いので、そこは40%減点かなというところですね。

――愛媛県での侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿に参加されていたと思います。終えた感想を教えてください

印出 やっぱりレベルが高い選手が集まっている合宿なので、今後ドラフトにかかっていくような投手のボール、打者のバッティングを間近で感じて、刺激というか「もっともっとやらなきゃいけないな」という危機感を持ちました。いろんな人とお話をさせていただいて、野球観や打席で考えていることなどを聞けたので、そこはすごく勉強になったと思います。

――ハイレベルな環境に身を置いてみて、「通用するかもしれない」と感じたところ、逆に「ここは伸ばさないといけない」と感じたところはありましたか

印出 キャッチャーは大体代表に3人くらい選出されるんですけど、打撃の部分は磨いていけば勝負できるというか、「そこは負けてないぞ」というアピールはできたかなと思います。守備では全体として大きな差はないと考えていますが、その分やはりスローイングをもっとやらないと、そこで大きな減点になってしまうと感じました。送球の部分に重点的に取り組むことを、この冬テーマにしていこうと思っています。

――続いては、同じ愛知県出身ということで吉納選手も交えてお聞きします。初めてお互いを認識されたのはいつのことでしょうか

吉納 僕は中1の春くらいですね。自分はボーイズリーグに所属していたんですが、なんか元々印出が入っていたチームが、シニアからボーイズリーグのチームになったみたいなことを聞いたんですよね。はっきりは覚えてないんですけど、そのときに有名な人というか、とにかく「でかいやつがおる」みたいな話があって。そのときに「印出」と聞いて、それが太一でした。そのときは知っていただけで、初めて試合をしたのは中2くらいだったかなと思います。

印出 僕は中1でチームが変わったときに、ボーイズとは全然関わらないというか試合自体もあまりしないので、チームの中で「ボーイズにはどんな選手がいるの?」みたいな話になりました。元々は知らなかったんですけど、(吉納が)所属していたチームが強くて、準決勝とかでよく当たっていたんですよね。「こことここが強いらしい」みたいな話に吉納のチーム名が挙がっていましたし、中2の春か秋に実際に試合をしたんですけど、そのときに「化け物がおるらしい」みたいな、「めっちゃホームラン打つやつおるよ」みたいな話があって、それが吉納でしたね。

――初めて会話をしたのは高校時代でしょうか

吉納 いや、多分自分のグラウンドで試合をしたときに、試合前にチーム同士であいさつするみたいなのがあったんですよね。別に何を話したとかは覚えてないですけど(笑)。そのあいさつの時はしゃべらなかったんですけど、自分のグラウンドで練習試合をした時に、試合で印出がピッチャーをやったんですよ。それは結構、鮮明に覚えています。試合には負けたんですけど、割と大差で負けていた時に印出が投げたところで結構点が取れて。その試合の最後にちょっとしゃべった記憶はあります。中学2年生くらいだったと思いますね。

――当時抱いていた印象と今を比べて、「こんな人だったんだ」とイメージが変わった部分はありますか

印出 僕は、吉納が当時結構やんちゃなチームだったので、ヤンキーだと思ってて(笑)。体も中学生にしては大きかったし、結構オラオラしているイメージがあって、「ヤンキーみたいだなあ」と思ってました。でも、高校時代に中京(中京大中京)と東邦で試合をやる中で、「意外とそうでもないかな」と思うようになって。高校の愛知県選抜で初めて同じチームになってしっかりしゃべったんですけど、「全然だな」と思いました。とりあえず最初の勝手な印象は、ヤンキーというか「怖いやつだな…」と思ってましたね(笑)。今は野球に対してすごく真面目で、バッティングとか自分の持ち味を色々考えながらやっている印象です。

――やんちゃなチームだったのでしょうか

吉納 僕じゃないですけどね(笑)!?

一同 (笑)。

吉納 僕じゃなくて、ちょっと上の代がやんちゃでしたね。太一に関して言えば、とりあえず「でかいな」「中学生の体じゃないな」というのが第一印象です。中学、高校とキャプテンをやっていて、現在の学年のミーティングとかを見ていても「キャプテンシーがあるなあ」と感じます。あとは大学の授業が結構一緒なんですけど、自分が人見知りな一方で太一は誰とでもすぐ仲良くなれるので、「うらやましいな」と思うところもあります。自分が最初抱いていた「真面目でフレンドリーな人」という印象は、今でもいい意味であまり変わってないなと思いますね。

「昨季は豪快さが消えていた」(吉納)

昨秋の明大2回戦で打席に立つ吉納。持ち前の豪快さを取り戻し、目標の三冠王に近づくことができるか

――では最後に、吉納選手にお聞きします。個人として秋季リーグ戦を振り返り、点数をつけるなら100点満点中何点でしょうか

吉納 打撃は67点くらいですね。

印出 刻むねえ…(笑)。

吉納 昨季はホームランが0本、かつ単打ばかりで、自分の持ち味である長打があまり出ませんでした。振り返ると、きれいに打とうとしすぎた結果、いい意味での豪快さが消えていたかなと思います。最後に首位打者を取りきれなかったですし、バントミスを3つしたので、そこでちょっと3点引いておきました。守備に関しては、外野で飛んできたボールを捕るくらいしかしていないので点数はつけられませんが、もう少しインパクトを残せるように頑張りたいと思います。

――昨季はリーグ2位の高打率を残しましたが、好調の要因は何だと思いますか

吉納 春季リーグ戦では、リーグ期間中に怪我で離脱して結果が残せず、夏の間に「何かを変えなければならない」と考えていました。そのときに六大学には球が速いピッチャーが多いこともあり、タイミングの取り方が遅れていたと気がつきました。そこに対応できるように夏に取り組んだことで、昨季タイミングが合ってボールにコンタクトできるようになったと思います。

――目指すバッター像があれば教えてください

吉納 コンスタントに長打が打てるバッターになりたくて、そこに4、5本ホームランが付いてくればベストではあります。自分は元々ホームランが打てるバッターだと認識していて、昨季単打が多かった点については、悪くはなくとも自分らしくないと感じているので、その点はこの冬の課題だと思います。

――リーグ戦での守備を見ていて、「打球が飛ぶ方向にいるな」という印象を受けます。ポジショニングに関して何か意識していることはありますか

吉納 高校の頃にポジショニングをすごく重視していて、(東邦高校2年生時に)優勝した選抜(選抜高等学校野球大会)でも、ポジショニングで勝った試合が結構ありました。そのときから継続してバッターのスイングの癖などを見て、ファールを打った感じで「どういう打球が来るかな」というイメージをしています。大学ではデータ班が打球方向をまとめているので、試合前日や当日にそれを見ていますし、あとは他大の選手もそれなりに試合に出ている選手が多いので、「こういうバッターだな」と感覚的になんとなく分かる部分もあります。ポジショニングについては、結構重視しているかなと思いますね。

――尊敬している、または参考にしているプロ野球選手はいますか

吉納 オリックス(ボストン・レッドソックスに移籍)の吉田正尚選手です。自分がYouTubeなどで動画を見るならまず最初に吉田選手を見ますし、身体が小さいのにパワーがあってボールを飛ばせるのにはいろんな理由があると思うので、動画を見ながら勉強しています。

――大学や学年を問わず、ライバルとして意識する選手はいますか

吉納 青山学院大学の佐々木泰(2年)です。高校3年生のときに自分たちはコロナで夏の大会がなくて、引退試合のようなかたちで県岐阜商と東邦で試合をしました。その試合後に、互いに進学と分かっていたので「お互い4年後プロに行けるように頑張ろう」という熱い話をしたんですよ。常に気にかけている選手ですが、同時に負けたくないという気持ちがあるので、ライバル意識を持っていますね。

――続いて、再びお一人ずつにお聞きします。オフの日はどのように過ごされていますか

吉納 アラームをかけずに寝て、時間があればサウナに行っています。あとは靴が好きなので携帯で見たり実際に見に行ったりするのと、あとは甘いものも結構好きなので、休みの日だけコンビニに行って食べていますね。

印出 自分も気が済むまで寝て、オフの日はほとんど午前中に予定は入れていないです。外出するときは大体昼過ぎに出かけるんですが、同級生の石岡(泰樹、スポ2=早稲田佐賀)と一緒にいることが多いので、石岡と気になる映画があったら見に行ったり、インスタとかで気になったお店があれば行ったりしています。

山縣 自分はオフの月曜日に2限の授業があるのでその授業に出て、お昼を友達と食べています。午後は古着が好きなので古着屋に行ったり、整骨院に行ったりしていますね。

キャラが濃い部員は……?

――続いて、野球部の中で特に「変わっているなあ」「キャラ濃いなあ」と感じる方を一人挙げ、その理由を教えてください

吉納・印出・山縣 …………………(熟考)。

――これは候補者がいないことからの悩みでしょうか、それともいすぎることからの悩みでしょうか

吉納 いすぎるのもありますね。

印出 ジャンルっす、ジャンル(笑)。

山縣 じゃあ、僕からいきます。1年の尾瀬で、練習を基本あんまり真面目にやらないというか(笑)。試合とかでも「ホームラン狙ってくるわ!」みたいな感じで野球を楽しんでいて、いいキャラしてるなと思いますね。

――尾瀬選手の他には、そのようなことをおっしゃる方はいないのでしょうか

山縣 尾瀬以外にはあんまりいないですね。尾瀬は結構ガツガツいくキャラというか、すごいなと思います。

印出 ナメてます。

山縣 そうですね、ナメてます(笑)。

吉納 自分は同期の影田圭拓くん(スポ2=東京・明星学園)だと思います。別に何かやばいとこがあるっていうわけではないですけど、彼には独自の世界観があるというか、寝る前に10分瞑想(めいそう)してから寝るとか…。なんだろ。分かる?あいつの世界観みたいな…。

印出・山縣 わかるわかる(笑)。

吉納 うまく説明できないんですけど、なんか全体的に、「え、何やってんだろ?」って感じです(笑)。野球にしても上手くなるためのいい意味での世界観を持っていて、不思議なところで「こんなことするんだ」みたいなことをしてます。寝る前の瞑想(めいそう)とかは自分では考えられないですし、あと午後に授業がある時には午前中に練習するんですけど、近くの定食屋でお昼を食べる時にずっと焼肉定食ばっかり食べてるんですよ。それを指摘しても「いや、全然飽きない」って言うところとか、とにかくいろんなものに興味がないんだと思います。流行りの曲とかを流しても「なにこの歌?」みたいな感じですし、自分が興味のある曲ばかりを聴いていて、そういう人と違うところがキャラ濃いなあと思いますね。

印出 じゃあ僕は、同期でマネジャーの中原由信(政経2=東京・早実)で。

吉納 迷った(笑)。

印出 中原は政治経済学部なので、めちゃくちゃ頭いいんですよ。いいんですけど、ミーティングで話し合ったり、たまに学年の中で「もう少ししっかりやった方がいいんじゃない?」っていう話をしたりするときに、中原にロックオンされたら終わりっていう(笑)。

一同 (笑)。

印出 もう論破王というか、ひろゆきみたいな感じなので。

吉納 実際、ひろゆきのモノマネも上手いしね。

印出 めちゃくちゃ上手いですね。理詰めされるというか、ぐうの音もでないくらい論破されるので、中原は本当にキャラ強いし…。

吉納 特技がね、すごいよね。マージャンとかもうずっと、ずっとやってます。ご飯食べながらも携帯でやってますし、マジックとかギターとかボイパ(ボイスパーカッション)とか、歌も上手いし、あいつに「何かやって」って言ったら多分なんでもできますね。

――みなさんは実際に論破を体験されたことはあるのでしょうか

印出・山縣 自分はされたことないですね。

吉納 自分は結構、部屋で一緒にスマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ)をやるんですけど、論破っていうか殺されてます、いつも。

一同 (笑)。

印出 頭が切れるので、言葉のあおりスキルなんかも高くて、いいキャラしてるなと思います。ああいう感じで論破とかするから、「普段からちゃんとしてるんだろうな…」と思いきや、私生活は結構ぐだぐだで。

吉納 そうです、そうです。部屋は汚いんすよ。

印出 部屋は汚いし、朝もお母さんに起こしてもらってたとかいう話を聞きました。今は寮にいますけど、一人じゃ起きられないみたいな感じです。

吉納 確かに、そういうとこキャラ濃いな…。

印出 何にもできないとこもあるので、それもまた面白いですね。適当なところは適当なんですけど、ロックオンされたら終わりです(笑)。

――寮のお話がありましたが、山縣選手が入寮されたのはいつ頃のことでしょうか

山縣 早慶戦が終わって11月にオフがあったんですけど、その後の練習開始の前日くらいに入りました。

――寮生活はいかがですか

山縣 思ったよりかは普通に過ごせています。実家だと家の手伝いをさせられるので、それが無くなった点ではどちらかというと楽ですね。

――みなさんは、寮で朝どなたかに起こしてもらうなどはないのでしょうか

印出・山縣 自分は割と朝起きれるタイプなので、自分で起きていく感じですね。

吉納 自分はこれ結構特技で、大体6時15分起床だったら11分と13分にアラームをかけるんですけど、そういう時に大体10分には起きられます。ちょっと朝強いんですよね。その分、寝言とか寝相とかがひどすぎるんですけど…。

印出 やばいね…(笑)。

吉納 新潟キャンプで同学年のスポーツ推薦4人が同部屋だった時とか、あとはこの前の全早慶戦(全早慶野球戦)のときも立ち上がったりしてたっぽくて。

一同 (笑)。

吉納 分かんないんですけど、ずっとしゃべったり、立ち上がって暴れたりとか…。

印出 て言っても寝てるのに、「◎△$♪×¥●&%#?!」とかじゃなくて、今しゃべってるこの感じで話すんですよ、寝言を。

吉納 そうなんですよ。ほんとに「○▼※△☆▲◎★●!」みたいな感じじゃなく、会話みたいにはっきりしゃべってるらしいです。

印出 そうそう。俺話しかけられたと思って、「え、何!?」みたいになった時もあって(笑)。しゃべるだけしゃべって、あとは寝てます。

吉納 でも、起きるのは朝めっちゃ強いんで。アラームかけたら1分前とかに絶対起きられるっていう自信がありますね。

――寝言や寝相に関しては、全く意識や記憶はないのでしょうか

吉納 それが全くないんですよ。でも寝る前に、「絶対この時間に起きなきゃダメなんだな」と強く思って寝るので、多分それが寝てる間も脳にずっと残ってるんだと思います。それでアラームの前に、脳が時計に反応して…(笑)。

印出 だからしゃべるんじゃないの?

吉納 そうね、多分そう。

一同 (笑)。

「3年生は一番大事な学年」(吉納)

――それでは、野球に話を戻したいと思います。来年はお三方ともに上級生である3年生になりますが、何か意識の変化はありますか

吉納 もうチームとしては、来年も優勝することが絶対の目標として変わらないですし、個人としてもベストナインと三冠王を取れるまでは、その2つがずっと目標だと思います。3年生になることに関しては、チームの立ち位置として一番大事な学年になると考えています。一個上の先輩たちのために、後輩もしっかり育てていかないとチームとしてもいい方向に向かないですし、自分たちの学年が一人でも悪いところにそれたり、少しでもマイナスな部分があったりすると、もう優勝につながらないと感じています。来年も、もちろん技量アップして優勝に貢献することを意識してやっていきますが、新チームでは今までよりチームに対する視野を広くして、上級生らしくチームをまとめていきたいなと思います。

印出 僕も優勝という目標は変わらないですし、日本一を目指しているので、リーグ優勝は通過点だと思います。僕は六大学のリーグ戦で優勝することが一番難しいと思っていて、ここ4シーズンは5位、2位、5位、2位と入学してから続いているので、いい加減そのレールから外れられるようにしたいです。春にしっかり優勝して日本選手権(全日本大学野球選手権大会)に向かっていけるように、個人としてもチームとしても何が必要なのかを考えてやっていきたいと思います。個人的には昨季ベストナインをいただけましたけど、一回取っただけでは「たまたまだったね」で終わってしまうので、取り続けて「六大の捕手は早稲田の印出」と言われるくらいの力をつけないといけないと感じています。捕手として投手を引っ張り、優勝するに値するバッテリー、かつ打者としての活躍をしていけるように、春に向けてやっていきたいなと思います。

山縣 個人としては、もう一度レギュラーを取り戻すということから謙虚にやっていけたらと思います。あとは3年生になるので、下級生の世話というか面倒を見なければいけないんですけど、そういうところで自分はあんまり強く言えないことがあります。そういう部分でもしっかりチームに貢献できるような、チームにプラスになるような人になっていけたらと思います。

――来季に向けて、この冬「特にここを伸ばしたい」と思っている部分を教えてください

吉納 やっぱり打撃が課題ですね。昨季はピッチャーに助けられる部分が多かったので、来季は野手が頑張ってピッチャーを楽にさせて、「何点でも取られていいよ」と言えるようにしたいです。そして、自分がその中で中心選手となるための打撃力向上、特に長打が打てるように頑張りたいなと思います。

印出 やはりスローイングの部分、盗塁の阻止率に来季はこだわっていきたいと思います。それだけが必要なわけではないんですけど、一つの塁を進まれるというのは大きなことですし、自分が投げた一球で27分の1のアウトを取ることがやるべきことだと思うので、スローイングの精度と強さみたいなところをこの冬は意識していきたいと考えています。

山縣 僕はバッティングをこの冬なんとかしたいと思っています。この秋は期待されていなかったので、バッティングで期待されるような選手になりたいと思います。

――打撃で特に伸ばしたい部分はありますか

山縣 そもそも僕は、バッティングで「ここがいい」という部分がないんですよね。例えばミート力とか飛ばす力、選球眼があるなど、そういう強みが何もないと思います。一つでも抜けているところがあれば武器になるので、それらを見つけ、バッティングを伸ばしていけたらと思います。

――個人としての来季の目標を教えてください

吉納 三冠王です!自分はもうそれだけですね。

印出 自分は首位打者とベストナインを目指していきたいと思います。

山縣 自分はノーエラーと首位打者でお願いします。

――最後に、来季に向けての意気込みをお願いします!

吉納 毎リーグ毎リーグ「優勝します」と言っているのに昨年今年と悔しい思いをしているので、「口だけじゃないぞ」ということを結果で、早スポさんや早稲田のファンの皆さんに示したいと思います。頑張ります!

印出 ピッチャーも含めて、比較的今の2年生は試合に出ている人が多いです。4年生が主役のリーグ戦ではありますが、縁の下の力持ちにとどまらず自分たちが主役だと思って、かつ早稲田の野球部のレギュラーということに責任と自覚を持ってプレーしたいです。結果が出なければ変えられる厳しい世界なので、来年は結果にとことんこだわって、優勝だけでなく自分の成績、チームへの貢献度を意識した1年にしていきたいと思います。

山縣 来季優勝するためのプレーや行動に関して、自分の中でベストを尽くせるように全力で頑張りたいと思います!

――ありがとうございました!

(取材・編集  湊紗希、近藤翔太 写真 是津直子、玉置理沙子、田中駿祐)

異なる強みをもつ三選手に、来季も期待しましょう!

◆山縣秀(やまがた・しゅう)(※写真左)

2002(平14)年5月1日生まれ。176センチ。74キロ。東京・早大学院高出身。商学部2年。内野手。右投右打。「早稲田の忍者」と評された山縣選手。片耳イヤホンがルーティンなのは、外の音を入れることで、音楽の世界に入りすぎないようにするためだそうです。新チームでも持ち味の守備で、早大を大いに盛り上げます!

◆吉納翼(よしのう・つばさ)(※写真中央)

2002(平14)年8月16日生まれ。180センチ。86キロ。愛知・東邦高出身。スポーツ科学部2年。外野手。右投左打。打撃と同様、寝相と寝言もスケールが大きいという吉納選手。4歳の頃から野球を始められたそうですが、自身の一番古い記憶からバットを振ったりボールを投げたりと、野球にばかり興味を示されていたそうです。今冬を経て、「野球一筋」の吉納選手はどんな成長ぶりを見せてくれるのでしょうか!

◆印出太一(いんで・たいち)(※写真右)

2002(平14)年5月15日生まれ。185センチ。90キロ。愛知・中京大中京高出身。スポーツ科学部2年。捕手。右投右打。12月に、侍ジャパン大学代表候補選手強化合宿に参加した印出選手。合宿では、立大の池田陽佑投手(3年)や名城大の松本凌人投手(3年)らに、3日間ずっとかまってもらっていたそうです。「すごく勉強になった」というこの経験を糧とした、今冬のパワーアップに期待しましょう!

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Friday, January 27, 2023

向井亜紀&三船美佳が3月卒業の「旅サラダ」であいさつ - サンスポ

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ABCテレビ・テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」スタジオレギュラーの(左から)向井亜紀、神田正輝、三船美佳、勝俣州和

テレビ朝日系「朝だ!生です旅サラダ」(土曜前8・0)を3月25日放送回をもって卒業するタレントの向井亜紀(58)、三船美佳(40)が28日、同番組の生放送であいさつに立った。

30年出演してきた向井は「同じ場所で、同じ旅のシーンを見て、うわ行きたいとか、ああおいしそうっていう、その気持ちをぴったり合わせながら、30年間過ごしてきました。あと2カ月ありますから、その間、ずっと心を込めて皆さんとご一緒したいと思います」。14年出演した三船は「視聴者の皆さんをはじめ、ロケ先で出会った皆さん、そして、旅サラダファミリーの皆さんからたくさん支えてもらって、今生きてま~す。3月までまたよろしくお願いします」と呼びかけた。

司会の俳優、神田正輝(72)は「向井と美佳は別々にスペシャルな企画をしていますので、お楽しみに」と、2人の卒業企画を予告していた。

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「何この人!?」バイクで歩道走行する“小さいおじいちゃん”…赤信号 ... - MSN エンターテイメント

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静岡県浜松市で撮影されたドライブレコーダーの映像。左の歩道をバイクが走行しているのが見える。

それを見たドライバーは思わず…「何で!?何この人?止まれよ」と驚きの声。

何食わぬ顔で歩道を走るバイク。どんな人物が運転しているのかドライバーは間近で見ていた。

目撃したドライバー:

小さいおじいちゃん、おじいちゃんはたしかでしたね。危ないですよね。たまたま人は歩いてなかったみたいだったから。

高齢の男性だったというバイクの運転手。赤信号の横断歩道を前にして異変に気づき止まるかと思いきや…

目撃者したドライバー:

おーい…

なんとバイクはそのまま赤信号の横断歩道を走行。さらに進んで行った。

バイクは少なくとも200メートル以上走行したとみられ、どこまで進んだのか分かっていない。

(「イット!」1月27日放送より)

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最終回直前! 『デリシャスパーティ♥プリキュア』をシリーズディレクター ... - Febri

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安心感と寂しさが入り交じる今の心境

――いよいよ最終回を迎える『デリシャスパーティ♡プリキュア(以下、デパプリ)』ですが、心境はいかがでしょうか。
深澤 だいぶ肩の荷は降りてきたかなという感じですね(笑)。とはいえ、寂しい気持ちも大きいです。制作が始まったのは2年ほど前なんですが、イチから作ってきたキャラクターなので「この子たちと別れるのは寂しいな」と。「もっといろいろな話であの子たちを動かしたいな」と、つい思ってしまいます。

――深澤さんは『デパプリ』の前に『映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』で、初めて『プリキュア』シリーズに関わっていますね。
深澤 そうですね。じつを言えば映画の監督をすることになるまで、『プリキュア』シリーズはほとんど見てこなかったんです。それで、いくつかシリーズを見直したんですが、最初は女の子向けの「かわいらしさ」を意識しすぎていた感じはありましたね。僕はそれまで少年向けの作品に関わることが多かったので、そういった「かわいらしさ」を理解できるのか、最初は自信がありませんでした。

――むしろ不安のほうが大きかった。
深澤 ただ、スタッフの方などの話を聞いているうちに、かわいらしさはもちろん大事ですけど、人間的な魅力でキャラクターを好きになってもらえばいいんだ、と思い至ったんです。今回の『デパプリ』に関してもそこは共通していて、シリーズディレクターとして描きたい作品の方向性や世界観を伝えつつ、「かわいらしさ」やデザイン面については、他のスタッフからの意見をできるだけ取り入れる。そんな風に作れるといいなと思っていました。

食卓に仲間が集まってきて、にぎやかに食べるシーンが好き

――実際に『デパプリ』の制作がスタートして、重要視したのはどんなところでしたか?
深澤 作品を包んでいる雰囲気、ムードですね。たとえば、街の真ん中に巨大な招き猫がドーンとあるだけでも、ある種の雰囲気を作れると思うんです。ゲラゲラ大笑いするような面白さというより、クスッと笑えるようなユーモアですね。そういうおかしさをいっぱい入れたいな、と思っていました。キャラクター同士がケンカをするような場面でも、『トムとジェリー』の「仲よくケンカしな」じゃないですけど(笑)、かわいらしくユーモアたっぷりに見せたい、という話をキャストや脚本家の方たちにしましたね。そうやって作りたい雰囲気をうまく入れ込んでいけば、今までのシリーズとはまた違う『プリキュア』になるのかな、と。

――『デパプリ』は「食」や「ごはん」をモチーフにしたシリーズですが、そういう点ともマッチした雰囲気になりましたね。
深澤 「食」というモチーフはプロデューサーからの提案で、それも「調理ではなくて食べるほうをメインに持ってきたい」と言われたんです。その話を聞いて、面白いなと思いました。とはいえ、アニメで食べているところをおいしそうに見せるのは難しくて、食べ物自体の描写はもちろん、食べたあとのリアクションもすごく重要なんです。「食」というテーマは生活の一部と密接に絡まっていて、そこが面白いところですね。

――たしかに、日常生活に欠かせないもののひとつですね。
深澤 モチーフが決まったあとは、最初に「主人公であるゆいちゃんの家に縁側のある居間を作りたいな」と思ったんです。テーブルがあって、みんながそれを囲んでわいわい食事しているような絵をいっぱい作りたいな、と。もともと僕は映画を見ていても、いつの間にか食卓に仲間が集まってきて、くだらない話をしながらみんなでにぎやかに食べるシーンが好きなんです。

テーマは「ありがとう」

――それこそ深澤さんがシリーズディレクターを務めた『ONE PIECE』にも、そういうシーンがたくさん出てきますね。
深澤 たとえば、マキノ雅弘監督が東宝で撮った映画『次郎長三国志』にも、小堀明男さん演じる次郎長に助けられた子分たちがいつの間にか集まってきて、みんなで騒いでいるみたいなシーンがあって。大学生の頃にテレビで見たんですけど、録画したものを何回も繰り返し見るくらい好きだったんです。そういえば、『次郎長三国志』がDVD化されたとき、尾田栄一郎先生がジャケットイラストを描かれていたんですよ。それを見て「尾田さんもやっぱり、この映画が好きなのか」と思いました(笑)。それはともかく、個人的には仲間が集まってくる場面に惹かれていたところがあって、そこにちょうど「ごはん」というモチーフがきた。であれば、ゆいちゃんの家に居間と縁側を作ろう、と思ったんですね。

――オープニングにも出てくるあの縁側は、作品を象徴する場所のひとつでもありますね。
深澤 あとは「ありがとう」という感謝の気持ちだったり、シェアすることの大切さ。そこも今回、提案されたテーマだったんですが、感謝の気持ちを口に出して伝えることってすごく大事だと思っていて。以前、別の作品で、役者さんの演技が本当に素晴らしくて、その方に直接その気持ちを「ありがとうございました」とお伝えしたんです。ベテランの方だったのですが、そうしたらとても喜んでくださって。僕としては素直な気持ちをお伝えしただけなんですが、それで相手に喜んでもらえるし、言ったこちらの心も温かくなる。人とのコミュニケーションや優しさって、やっぱりすごく大事なものなんだなと、そのとき思ったんですね。

――自身の経験が、今回のテーマに重なるところがあったわけですね。
深澤 そうですね。それからはどんなベテランの方であっても、「ありがとうございました」「よかったです」とお伝えするように心がけています。endmark

深澤敏則
ふかさわとしのり 1975年生まれ、埼玉県出身。アニメーション監督、演出家。『探検ドリランド』や『ONE PIECE』のシリーズディレクターを経て、映画『プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』で『プリキュア』シリーズに初参加。その他の主な作品に『聖闘士星矢Ω』『トリコ』(どちらも演出)などがある。
後編(②)は1月28日公開

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Thursday, January 26, 2023

「活断層」とは 地震のメカニズムと危険度をわかりやすく解説 - NHK - nhk.or.jp

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食卓の一品:ホタテとオレンジのサラダ - 毎日新聞

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 ≪主な材料≫(2人分)

▽ホタテ貝柱(生食用)100グラム

▽オレンジ      1個

▽アボカド      1/2個

▽薄口しょうゆ    小さじ1

▽ベビーリーフ    適量

▽A(オリーブ油大さじ2、粒マスタード大さじ1/2、白ワイン小さじ1、塩・コショウ各少々)

 ≪作り方≫

<1>ホタテは2~3枚に輪切りにし、Aで…

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Wednesday, January 25, 2023

[道あり]児童書作家 原ゆたかさん<6>作家の代役「ゾロリ」誕生 - 読売新聞オンライン

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 学習用ドリルや月刊誌などの挿絵が認められ、徐々に作家の本に挿絵を描くようになると、「だんだんずうずうしくなってきた」。

 その頃、本の挿絵は文章を読みやすくする“ついで”のような存在だった。文章が先にあり、空いた所に絵を描く。作家、絵描きが別々に仕事をするのが普通だった。それでも「見開きで大きな絵があると楽しいのではないか」などとアイデアがあふれ出し、作家と一緒に物語をおもしろくしたいと考えるようになった。

 そこで、レイアウトを考え直し、「文章を削って、ここに絵を入れさせてほしい」などお願いするようになった。作家の中には怒る人もいたが、「本をおもしろくするためだ」と何度も説明に行った。

 「私が訪ねると、おもしろがって『戦いの時が来たわね』なんていう先生もいらっしゃった」

 代表作「かいけつゾロリ」シリーズが始まるきっかけとなった「ほうれんそうマン」シリーズも、新人の作家と一緒に作った作品だった。

 ところが、人気が出てきたところで作家が休養することになった。本は続巻を出さないと意外に早く店頭から姿を消してしまう。これから、という時だったので、出版社から「ほうれんそうマンの悪役のゾロリで話を書いてみては」と提案された。それがロングセラーの始まりで、絵描きから児童書作家になった瞬間だった。

 児童書作家として物語も書くことになったものの、目の前の真っ白な原稿用紙を見て困り果てた。全く書けなかったのだ。

 「作家の先生の話の土台があるから、色々とアイデアが出てきたというのがよくわかった」

 ひねり出したアイデアは、今まで見てきた映画や本からヒントを得たものだ。危険なシーンにハラハラ、ドキドキした映画「インディ・ジョーンズ」シリーズ(1981年~)のような話を書いてみようと思った。それが第1巻「かいけつゾロリのドラゴンたいじ」だった。

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Tuesday, January 24, 2023

高校で「情報Ⅰ」が必履修科目になって…実際どう?「共通テスト」対策は ... - Kindai Picks

kukuset.blogspot.com

ふむふむ……。

ええ〜〜……。

いまの高校生って、こんなことまで必修で勉強してるの……!?

いきなり戸惑いの顔ですみません。理工学部情報学科4年生の清水大良です。

僕がいま見ているのは、2022年度版の高校「情報I」の教科書。ここ最近、僕が大学で専門分野として学んでいる情報の学問が大きく変わりつつあります。

もともと高校の教科「情報」自体は2003年度に必修化されていたんですが、プログラミングを含む「情報の科学」と、情報リテラシーを中心に扱う「社会と情報」のどちらかを選択するようになっていました。しかし、2022年度から共通必履修科目になった「情報I」はこの2科目を統合し、一部例外はあるものの、全国の高校生がプログラミングやデータ分析を必修科目として学んでいるんです。

僕はいま人工知能に関係する研究などをしていますが、基礎的な勉強は大学に入ってから始めました。いまの最新の「情報I」の教科書は、情報リテラシーの基礎的な部分はもちろんですが、自分でソースコードを組んでWebページをつくる方法なんかも載っているんですよね……。

これからの大学生は、僕たちの世代が大学に入ってから学んだことを高校で勉強したうえで大学に入ってくるのか……。そう思うと、積み上げられる知識量の差が全然違うのでレベルの高さが恐ろしい!!

しかも、2025年度からは大学入学共通テスト(以下、共通テスト)で「情報I」のテストが始まるそう。

ただ、基本的にプログラミングなどはPCでの作業なので、紙で解くマークシートではどんな問題になるんだろう……? いまの最新の「情報」の授業事情について、また模擬問題も配布され始めた情報Iの共通テストについて、高校の先生にいろいろ聞いてみました!

近畿大学附属高等学校の情報の先生に聞いてみよう!


というわけで、やってきたのは近畿大学附属高等学校!

近畿大学の東大阪キャンパスとは道路を挟んで隣同士ですが、外部受験生だった僕は入るのがはじめて。わくわく……。

情報の授業をおこなうPCルームにやってきました!

ぜ、

ぜ……

ぜ、全部iMacやないか〜!! しかも新しい!! 僕が通っていた高校にあったPCって、当時ですらOSの古いWindowsだったような気がします。

附属高校ではiPadも日常的に使うようだし、まず学ぶツールのスペックの高さから現代の高校生は違うなあ!

そして今回、お話をうかがうのは情報を教える岡嵜麻由先生。

岡嵜先生、よろしくお願いします!

デジタルと人の創造力で課題を解決する!? 「Society 5.0」の人材を育てる授業



出典:内閣府「Society 5.0『科学技術イノベーションが拓く新たな社会』説明資料

岡嵜 麻由(おかざき まゆ)

近畿大学附属高等学校 情報科・地歴公民科教諭 、近畿大学教職課程情報科教育法担当。佛教大学社会学部社会学科で地方自治を学び、教科「情報」元年と呼ばれる2003年より高等学校で情報を教える。


清水大良

プログラミングの必修化、共通テストの科目にも採用されるということは、国をあげて情報の知識を持った人を育てたいのかなと思うんですが、どうでしょう?



岡嵜先生

そうですね。いま国は「Society 5.0」という標語を掲げ、教育や人材育成に取り組んでいます。



清水大良

「Society 5.0」、僕も最近いろんなところで聞くようになりました。



岡嵜先生

内閣府が発表した「第5期科学技術基本計画」のなかで提唱された、新しい社会のあり方のことですね。狩猟社会を「Society 1.0」、農耕社会を「Society 2.0」、工業社会を「Society 3.0」、情報社会を「Society 4.0」と定義し、高度な情報やシステムが世の中を覆い、仮想空間が発達して現実の空間にも影響を及ぼしているような社会を「Society 5.0」と呼び、我が国が目指すべき未来社会の姿として定めています。現代社会ではAIが疑問に答えてくれたり、自動運転の技術が向上していたり、高度な情報に触れる機会がたくさんありますよね。



清水大良

そうですね。



岡嵜先生

そしていま、世界規模の環境問題や、高齢化による労働者不足などの社会課題もたくさんあります。いろんな課題や問題をテクノロジーによって解決し、そして人の暮らしの可能性を広めていくためには、情報技術を扱える人は多いほうがいい。そういうわけで、全ての高校1年生がプログラミングを必修で学ぶことになったんです。




岡嵜先生

10年くらい前から少しずつレゴ®エデュケーション プログラミングを取り入れる義務教育の現場も増えてきていて、3年前に小学校で、2年前から中学校でもプログラミングの授業が全面的にスタートしました。



清水大良

ちなみに、海外だともっと進んでいるものなんですか?



岡嵜先生

そうですね、アメリカのカリフォルニア州やカナダなんかは、だいたい小学校に入る前から遊びの感覚でプログラミング教育を取り入れてはいますね。傾向としては、資源が少ない国は積極的にプログラミング教育を取り入れています。アジア圏だと、シンガポールなんかはプログラミング教育に加えて英語教育も盛んです。



清水大良

国をあげて優秀な人材を育てているんですね。



岡嵜先生

そうですね。いまはSNSで誰もが動画コンテンツを世界に発信したり、サービスを海外に売ることができる時代なので、世界全体で見ると日本は少し遅れているのかなという印象です。


※レゴ®エデュケーション プログラミング:ブロック玩具のレゴ®が開発した、小学生〜中高生向けのプログラミング玩具


授業ではどんな課題をしているのか、実際に見せてもらいました。


清水大良

ちなみに、近畿大学附属高校ではどんな情報の授業をしてるんでしょうか?



岡嵜先生

本校では教科書を元に独自に授業計画……いわゆるシラバスをつくっています。教科書の内容を学校や生徒のレベルに合わせてカスタマイズしているんですよ。



岡嵜先生の情報授業のシラバス

岡嵜先生

教科書のなかには、ワープロの使い方とか、演算ソフトの使い方など「情報は特殊な機械を使っておこなうもの」という印象を与える書き方をしているものもあります。「情報って難しい分野なんだ」と一度でも思ってしまうと苦手意識に繋がるので、たとえば文章作成ソフトを使ってレポートを書いてもらうとか、文房具と同じような距離感で、機械に触れてもらうところから始めています。



清水大良

スマートフォンやPC、タブレットなどは多くの人に身近なものだし、文章を書く作業はすごく実用的ですね。



岡嵜先生

そう、難しい話は後から学べばいい。まずは実用的な体験を通じて、ハードルを下げるというのが重要かなと思っています。もちろん、情報という分野の歴史的経緯なんかもきちんと座学で教えますよ。



清水大良

教科書によっては、掲載されているプログラミング言語が違うみたいですが、近大附属高校は何を採用していますか?



岡嵜先生

うちの学校では「Python(パイソン)」を採用していますね。プログラミング言語とは何なのか、それらを使ってどういうことができるのかなども指導します。


自分でWebページをつくって、 Webコンテンツの仕組みを学ぶ



岡嵜先生

また、生徒には自力で基礎的なWebページをつくってもらうようにしています。



清水大良

Webページを自分でつくるんですか!



岡嵜先生

そうなんです。 Webページを表示させるための言語であるHTMLとCSSを、うちはテキストエディタを使って自分で書くところから始めています。



清水大良

なるほど〜。生徒の反応はどうですか?




岡嵜先生

これがね、すごく反応がいいんですよ! 最初はみんな「わけわからん!」って混乱もするんですけど、見本を見せると「これってどうやって動くの?」って興味を持ってくれたり。テキストがうまく改行できなくて、レイアウトが乱れて困っていた子が、自分で解決できたときに喜んでくれたりとか。



清水大良

やっぱり、自分でプログラムを書いてみると、どのコードがどういう機能を持っていて、どういう動きをするのか身につきやすいですもんね。僕もプログラムがうまく動いてくれたとき、すごく達成感があります。




岡嵜先生

また学習指導要領では、他の教科とも積極的に関わりを持つように定められているんですね。そこで芸術科目とコラボをして、学生同士で相互評価ができるWebページ作成を実施しています。たとえば書道の授業で書いた作品を撮影し、その画像を使って自分の作品を紹介するWebページを作成しました。ただWebページを作成するだけの実習ではなく、生徒が自分の作品を用いたWebページを作成するので、情報の授業が身近になります。



清水大良

いまは高校でそんな実用的な授業が……。い、いいなあ〜!



岡嵜先生

本校は環境がすごくいいと思います。PCのスペックも揃っているので、いろいろな実習に挑戦できます。一般的に、PCのスペックの良さや、最新の情報を教えられる先生がいるのかはどうしても学校ごとに差があるので、必修化を進めるにあたってその差をどう埋めていくのか、いち教師として情報の必修化に対して課題を感じますね……。


共通テストはどうなる? 受験勉強やその対策など考えていること



清水大良

情報の共通テストが2025年から始まりますよね。そもそもプログラミングはPCでするものなのに、マークシート方式の共通テストってどうなるんでしょう……?



岡嵜先生

いま大学入試センターが試作問題を出してるんですよ。それを見てもらうとわかるんですが、プログラミングや演算以外の、情報リテラシーの問題も結構多いんですよね。著作権の問題とか、データ通信の仕組みであるとか。



清水大良

現代社会なんかの分野とも被ってきますね。



岡嵜先生

そうなんです。ここはコードを書く能力というよりは、時勢を知る能力や一般教養の分野なので、受験勉強のため! というよりは日頃から世の中のニュースにアンテナを張ってもらうことが大事かなと。



清水大良

なるほど。



岡嵜先生

あとは図を読み解く力が大事かもしれません。問題文をじっくり読んで、対応する表や数値と照らし合わせるとか。




清水大良

プログラミングのコードを読み解く問題もあるのかなと思うんですが、言語はなんなんでしょう?



岡嵜先生

面白いのが、共通テスト独自の言語なんですよ。PythonでもJavaでも、どのプログラミング言語を勉強していても解くことができる独自の言語で問題がつくられているんです。



清水大良

へー!! じゃあ、コードガンガン書けます! というよりは「このコードがこういう動きを制御しているんだな」と読み解く力が必要になるんですね。



岡嵜先生

そうですね。当初の予定では、共通テストでは試験中にPCを使って問題を解いてもらおうという構想があったみたいなんですが、さすがに現実的じゃないということになりました。平等性を保ちながら情報処理能力を問うための問題がつくられています。




清水大良

試験勉強はどう対応する予定なんですか?



岡嵜先生

それが結構大変で……。共通テストの範囲は「情報I」で、1年生でしか学びません。より専門分野の知識を学ぶ「情報II」は2年生以降で学ぶうえ、選択科目です。国語とか英語みたいに、3年間継続して学ぶわけじゃないんですよね。



清水大良

そうか、勉強してから共通テストまで期間が空いちゃうんですね。



岡嵜先生

そうなんです。学習のタイムラグを埋めるため、可能な限り共通テスト対策(補習)をして対応しようかなとは思っています。アルゴリズムの仕組みなども高校3年生で補習をおこなう予定です。




清水大良

自宅学習も、家庭によってPCがないとかの差がありそうですし。



岡嵜先生

普段の課題でもそうですが、タイピングの経験が少なくてコードを書くのが苦手な生徒もいます。そこでまずは紙ベースでレイアウトを提出してもらうとか、事前に準備をしてから実習をおこなうようにしています。だから、家庭のPC環境については、授業にほとんど影響がありません。「情報嫌い」をつくらないための授業を心がけています。



清水大良

すごく大事だと思います……!



岡嵜先生

1年間の学習が楽しく自分の人生の実になれば、試験勉強にも苦手意識が少なくなりますし、ポジティブな心持ちで試験に望んでもらえる。そうしたら、必然的に結果に出ると考えています。そしてこれは余談ですが、情報を教えられる先生が圧倒的に足りてないので、情報学科の全ての学生さんに教職課程をとってもらいたい!(笑)



清水大良

情報分野は技術の移り変わりが早いので、若い世代がどんどん次の世代に教えることが大事なんですね。今日はありがとうございました!


現役情報学科の学生が試作問題に挑戦してみた!

取材後、大学入試センターが発行していた仮想試験問題を僕も解いてみました!

結果は……100点中、97点!!

点数次第では情報学科の沽券に関わるぞ……と少しだけ緊張しましたが、この点数なら大丈夫なはず!


大学入学共通テストのサンプル問題(独立行政法人大学入試センター公開 令和7年度版より)を実際に解いてみた

解いてみた感想ですが、問題の内容自体は問題文をしっかり読めばヒントとなることも書いてありました。

擬似コードなんかも、通常なら「if 〜」で書かれるところも「もし〜ならば」と日本人の言語感覚に合わせてわかりやすく表現されているので、情報のテストが解けるか不安な人でも、問題を解いて練習すれば高得点もしっかり取れると思います!

自分の将来を押し広げてくれる「情報」は、全ての人の可能性を広げる分野

今回は近畿大学附属高等学校の情報の先生にお話をうかがいました。

僕は情報に興味があって情報学科に進学しましたが、本格的にプログラミングなどもするようになったのは大学生になってから。プログラミングの面白さに触れる機会が早いうちにある、いまの高校生が純粋に羨ましく思いました。

「プログラミング」と聞くと僕たちの世代にとっては、難しくて知識がないととっつきにくい「専門分野」のような印象を強く感じますが、じつは情報の世界ってもっと門戸が広いものなんですよね。

新しい授業のカリキュラムが、「情報の面白さ」をいまの高校生たちに広めるきっかけのひとつになればと思います。

加えて、新しい情報の教育を受けて力をつけた若い人たちが、すぐ下の世代にいると思うと僕も負けていられません……! 僕自身ももっと、技術に磨きをかけていきたいと思います!

この記事を書いた人

清水 大良(しみず・たいら)

近畿大学 理工学部 情報学科4年生。昼夜問わず深夜ラジオを聴く生粋のラジオリスナー。面白かった過去の放送回は何度も聴き返してしまう。近頃ラジオ局主催イベントが多く金欠気味。


構成・写真:平山靖子
企画・編集:人間編集部

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