Pages

Tuesday, January 10, 2023

「面白い会社」でネット検索し、カヤックで本当に面白く働いて ... - 面白法人カヤック

kukuset.blogspot.com

カヤックを志望したのは、「面白い会社」で検索したら最初に表示されたから。気になる先輩社員の存在、合同説明会やインターンでの経験が入社を後押ししたという村上さん。アイデア勝負の仕事に魅せられ企画職の道に進み、ソーシャルゲーム『キン肉マンマッスルショット』のメインディレクターとして活躍しています。実際のところ、カヤックは本当に「面白い会社」なのか取材してみました!

村上智香

1994年生まれ、2017年入社
ゲーム事業部・企画部/メインディレクター

趣味はビール、プロレス観戦、KIN29SHOPに足を運ぶこと。靴下を洗う時間が惜しいので基本的に冬も素足です

研究の道からアイデア勝負の世界へ

ー最初に、村上さんがカヤックを志望した理由について教えてもらえますか。

大学では化学を学んでいて、実験室で攪拌機(かくはんき)がぐるぐる回っているのを見続けているような日々でした。研究の道に進むことをやめて進路を変えようと思った時に、インターネットで「面白い会社」と検索してみたら、最初に表示されたのがカヤック。さらに調べるうちに、当時カヤックのプランナーだった氏田雄介さんを知ったことが志望のきっかけになりました。氏田さんのTwitterが面白くて、ますますカヤックに興味がわいたんです。

ー「面白い会社」で検索してみたんですね、笑。就職活動中、印象に残っていることはありますか。

カヤックの『1社だけの合同説明会(2016)』に参加したことです。実際に氏田さんに会い、社員によるものづくりの発表会『つくっていいとも』を見て、「こういうことがやりたかったんだ!」と確信できました。アイデア勝負的なところが面白かったです。

▲『つくっていいとも』は、カヤックで毎月行われている社内イベント。会社での業務とは別に、ジャンルを問わず興味のあるものを、個人や有志でつくり発表している

面接も印象深いです。実は、一度書類選考で落ちてしまって......。「もう少しポートフォリオを充実させた方がいい」というアドバイスを受けてものづくりに励み、面接の度につくったものを持って行き、フィードバックをもらいました。緊張したけれど、すごく楽しかったです。

ーインターンにも参加されたのだとか。

内定後、クライアントワーク事業部(現面白プロデュース事業部)で1週間のインターンに参加しました。プランナーのアシスタントとして働いている中で驚いたのは、すぐブレストがあちこちで始まり、アイデアが次々に出てくること。ブレスト合宿も圧倒されました。
「氏田さんと一緒に働きたい」という思いと、「面白いアイデアがどうやって生まれてくるのか知りたい」という好奇心が、入社の決め手になりました。

面白く働くコツは「何かをとことん好きになる才能」

ー入社後はどのような仕事をしてきましたか。

新卒から現在までの5年間、ゲーム事業部でソーシャルゲーム『キン肉マンマッスルショット』にまつわる企画や運用進行に携わってきました。

▲カヤックが運営するスマホ向けRPG『キン肉マンマッスルショット』。2015年から続く、人気の長期タイトル

ゲーム内のバトルステージの設計や、超人のセリフ・性能を考えることも仕事のひとつ。『キン肉マン』の世界観を理解するためにも、キン肉マンⅡ世を含めて100巻以上の漫画をひたすら読み込みました。まさか、社会人になって、会社で漫画を読みまくるとは思いませんでしたが、笑。父親がプロレスをよく見ていたこともあり、もともとプロレスは好きだったんです。わりとすんなり『キン肉マン』の世界に入ることができました。
現在はメインディレクターとして、『キン肉マンマッスルショット』全体のディレクションを務めています。

ー村上さんが仕事で大切にしていることを教えてください。

いいアイデアは、色々な情報をインプットし組み合わせることから生まれるので、日々『キン肉マン』の情報を追い、『KIN29SHOP』に通っています。やっぱり、熱量が大事。「仕事だから......」という気持ちではだめなんです。

また、ファンの皆さんの気持ちがいちばん大切だと、常にチームで話しています。「原作者のゆでたまご先生が、ゲーム用に立ち絵を描き下ろしてくださったら皆が喜ぶのでは?」と考え、手紙を書いてお願いしたことも。7.5周年記念で描き下ろしが実現した時は、感動の声をたくさんいただいて嬉しかったです。これからも、『キン肉マンマッスルショット』をどんどん盛り上げたいですね。私自身も面白がりながら、皆が面白い・楽しいと思えるものをつくりたいと思っています。

ー面白がりながら働くコツは何だと思いますか。

「何かをとことん好きになる才能」ですかね......。今では『キン肉マン』の世界にどっぷりハマっています。今日はロビンマスクのパーカーを着て、ウォーズマンのメガネをかけて来ました。
ちなみに、推しはウォーズマン! 強い超人なのに、実は照れ屋で優しいところが好きです。そこまで知名度が高い超人ではないのですが、スカイマンも好きですね、入場がいい。かっこいい音楽と派手な衣装で堂々とリングに立って、オーバーマスクを華麗に投げるんです。イカしてます。

もちろん、仕事なのでいつも面白くて楽しいことばかりではありません。大変なことも辛いことも起きますが、「深刻化しない」ことを意識しています。失敗は悪いことではなく、「何かをつくりたい」と強く思う気持ちが重要だと考えるようにしています。これは、カヤックに根ざしている考え方なんです。

カヤック=面白い会社、の根底にあるもの

ー村上さんはカヤックの新人賞も受賞したのだとか。

入社後、同期が「新人賞を狙う!」と言っていたので自分も乗っかってみようと思い、全社メール宛の日報で受賞宣言してみたんです。それを見たチームメンバーが全員で後押ししてくれて、経験の浅かった自分にたくさんの挑戦をさせてくれました。おかげで、実際にその年の新人賞を受賞することができました。

ー受賞できたことも踏まえて、自分とカヤックがマッチしていると思う部分は?

「やらないよりは、とりあえずやってみよう」と思うところでしょうか。カヤックはそういうマインドの人が多い。迷わずに挑戦してみたら楽しいことって、たくさんあるんですよね。

例えば、SHOWROOMで放送している『キン肉マンマッスルショット公式情報局』の出演者がお休みされた時、代打で出演することに挑戦しました。プロレスマスクを被って出たのですが、チームメンバーがマスクをミシンで縫ってくれたり、ゲーム内アイテムの『絆BOX』を実際につくってくれたりして、すごく面白かったです。ファンの方にも喜んでもらえました。

▲スカイマンのプロレスマスクを忠実に再現。実際に被って出演した後、改良版にも挑戦した力作

ー最後に、「面白い会社=カヤック」という検索結果について聞かせてください。村上さんはカヤックのどんなところにワクワクしますか。

面白法人らしい価値観から生まれた、ユニークな制度がたくさんあります。ゲーム事業部だったら、月毎の発表会『月刊ゲームSHOW』、クリエイティブバトル『FTD(フリーにつくるダンジョン)』など、「世界一面白そうにゲームをつくるための制度」があるんです。
前述したプロレスマスクとゲーム内アイテムの制作も、『FTD』でつくりました。本格的なゲームを1本つくる有志のグループもあれば、ゲームづくりの合間に楽しむバーカウンターをDIYした人もいます。本当に自由です。

しかも、皆、本業とは違う分野でスキルを発揮していることが多い。ディレクターが音楽制作したり、サーバーサイドエンジニアがキャラクターデザインをしたり......。私もドット絵でキャラクターを書いたりしました。隠れた才能に光が当たる場、他領域の学びの場にもなっています。
カヤックって、文化のふきだまりみたいなところ。検索結果の「面白い会社」、まさにその通りだと思います。

(取材・文 二木薫)

カヤックの仕事に興味を持ってくださった方へ

カヤックのニュースレターに登録しませんか? メールでカヤックの制作実績や社員インタビューなどの最新情報をお届けします。やってみたい面白そうな仕事や一緒に働きたい社員に巡り会えるかもしれません。ご登録お待ちしています。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 「面白い会社」でネット検索し、カヤックで本当に面白く働いて ... - 面白法人カヤック )
https://ift.tt/R25rCn6

No comments:

Post a Comment