プロ野球・阪神の岩貞祐太選手(31)がラジオ関西の番組にゲスト出演。投手として試合に臨むうえでの自身のルーティンや阪神先発投手陣のキャラクター、オフの過ごし方などを明かした。
ゲスト出演したのは、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)とフリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2022年12月12日放送回。
来シーズンで阪神10年目となる、岩貞選手。ホームスタジアムである“聖地”阪神甲子園球場の雰囲気には、入団当時から魅了されているという。
「甲子園は特別ですね。(初めて行ったときも)感動しました。高校生が目指す意味、『ここでやりたい』という思いがわかるというか。本当にきれいで大きくて、聖地といわれる意味がよくわかりました。(どの球場とも違う雰囲気がある?)それはあります。他球団の選手も『甲子園は違う』と言いますし」
そんな特別な場所、甲子園に、9シーズンにわたって通い続けてきた、岩貞選手。特に先発投手として登板する日は、独特のルーティンで通うと明かす。
「先発のときは、車の音楽は1か2(のレベルくらい)に、聞こえるかどうかくらいで、静かに行きます。(車の)スピードもゆっくりで。感情を高ぶらせないように、テンションを低めにしていますね」
先発で登板するにあたって、戦闘モードへ自らスイッチを入れるというよりは、「勝手にそわそわしてくる」という岩貞選手。「先発のとき、ナイターで午後6時プレイボールだったら、だいたい午後4時くらいにごはんを食べるのですが、そのごはんも喉を通らないくらいで……」と、試合前から緊張感も相当高いそう。ただし、中継ぎや抑えを任されていたときは「ガツガツ食べるし、(先発のときとは)まったく違いますね」と、任される役割によって、そのときのテンションの上がり方も変わってくるようだ。
元フジテレビアナウンサーで、現在もフリーアナウンサーとしてプロ野球実況などに関わる田中大貴は、「先発投手には、メディアも声をかけないようにするという暗黙のルールがあるんです」と説明。その話を受けて、岩貞選手は「そういう配慮も伝わってくるんですよ。(みんな声をかけないとか、遠巻きに見ているとか?)そうです。それを見て、『あっ、先発なんだな』と再確認できる」と、実感を込めて語っていた。
また、投手のキャラクターによって、先発への臨み方も違うそう。「西(勇輝)さんや秋山(拓巳)とかは、わりと淡々とゲームに向かって調整しますが、青柳(晃洋)とかは(試合前でも)もうゲラゲラ笑ってみんなと楽しそうにしたりして、本当にパーンと(急に)スイッチが入ってマウンドに行って、(相手を)抑えて、またベンチに帰ってきたらわりと話しているような、そういう感じですね」と、岩貞選手は阪神の主力投手陣の秘話も明かした。
岡田彰布氏が15年ぶりに阪神の監督として采配を振るう来シーズン、先発への再転向を要請されている岩貞選手。2022年シーズン終了後もすぐに始動し、ほぼ毎日厳しいトレーニングを行ってプロ10年目を見据えているという。さらに、「僕、(オフも)一回減量します。シーズンが終わった次の日からしぼります。走って身体を作るので、まずはランニングできる、走り込みできるための身体を作っています。そのため、だいたい86(キロ)でシーズンを終わるのですが、そこから82か81キロくらいまで落とします」と番組終了直前にエピソードを吐露し、パーソナリティー陣を驚かせていた。
岩貞選手は次回、12月19日放送の同番組にもゲスト出演し、来シーズンへの思いを語る予定だ。
からの記事と詳細 ( 岩貞祐太が明かす、阪神投手陣の先発の臨み方「青柳はパーンとスイッチが入って…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス - ラジトピ ラジオ関西トピックス )
https://ift.tt/JQwgIhy
No comments:
Post a Comment