[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸し、前日比232円76銭高の2万7217円85銭で大引けた。前日の米国株高が好感されたほか、円安も買い材料となった。ただ、米国金利の上昇に対する懸念が強く、半導体関連をはじめグロース株の上値が重くなっている。
米国の主要株価3指数が約1カ月ぶりの大幅な上昇を記録したことを受け、日本株は買い優勢の展開。さらに外為市場でドル高/円安が進み、自動車をはじめ輸出関連株がしっかりたった。ただ「米国金利の上昇懸念からグロース株は買いにくい状況」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声が聞かれ、半導体関連株がさえない動きを余儀なくされた。
市場では「決算発表シーズンを控えるため、どういう銘柄を物色するかは決算内容を見てから。それまでは、物色の明確な方向性は定まらないだろう」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が出ていた。
TOPIXは1.03%高。東証プライム市場の売買代金は2兆6945億3100万円だった。東証33業種では、輸送用機器、パルプ・紙などが上昇。個別では、トヨタ自動車など主力の輸出関連株が堅調なほか、ファーストリテイリングがしっかり。半面、東京エレクトロンはさえない。
プライム市場の騰落数は、値上がり1267銘柄(68%)に対し、値下がりが521銘柄(28%)、変わらずが51銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27217.85 +232.76 27210.79 27066.18
─27389.84
TOPIX 1915.15 +19.45 1911.72 1905.90
─1926.21
東証出来高(万株) 114654 東証売買代金(億円 26945.31
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