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食卓に元気と福を呼び込む! みんなが集まったら作りたいカラフルサラダ(レタスクラブ) - Yahoo!ニュース Yahoo!ニュースからの記事と詳細 ( 食卓に元気と福を呼び込む! みんなが集まったら作りたいカラフルサラダ(レタスクラブ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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食卓に元気と福を呼び込む! みんなが集まったら作りたいカラフルサラダ(レタスクラブ) - Yahoo!ニュース Yahoo!ニュース女性向け恋愛アドベンチャーゲームとして2008年の発売以来、メディアミックス作品も含め長く愛されている「薄桜鬼」。待望の実写ドラマが2022年1月に「WOWOWオリジナルドラマ 薄桜鬼」として放送・配信される。 2.5ジゲン!!では、主演として土方歳三役を務める崎山つばさにインタビューを実施。自身が土方歳三を演じる意味やドラマならではの見どころ、共演者とのエピソードなどを聞いた。2022年1月の放送・配信が待ちきれないというファンは、ぜひ本記事を読んでドラマ版「薄桜鬼」に胸を膨らませてほしい。
――「薄桜鬼」といえば、これまで舞台化などもされてきた作品です。土方歳三を演じるにあたり、どうやってご自身のカラーを出していったのでしょうか。 この作品は新選組の話であると同時に、「薄桜鬼」の実写化でもあります。原作はもともと女性向け恋愛ゲームとして長い間愛されてきている作品なので、そこをリスペクトしながらも、新選組としての泥臭さや男臭さっていうところを同時に表現していきたいなって。 その中で、土方歳三として、鬼の副長として、隊服は水色(浅葱色)ですけど、カラーでいったら赤なのかな、土方歳三は。赤の中でもちょっと濃い目の赤というか。あくまでも近藤さんをのし上がらせたいという気持ちのある強い男ではあるんですけど、自分の中での葛藤とか、熱い思いとか、たぎる気持ちとか、そういう演じながら思ったことを表現しようという気持ちで挑みました。もちろん「薄桜鬼」のドラマ化という部分も意識してはいましたが、土方歳三はいろんな作品で演じられてきた人物で、いろんな解釈があるので。その中で、崎山つばさが土方歳三を演じる意味っていう部分を大切にしながら演じました。 ――公式コメントでは、「薄桜鬼」の土方と史実の土方の両方を加味して演じていきたいと仰っていました。その中でも「薄桜鬼」の土方をどのように感じましたか。 「鬼の副長」の部分はありながらも、千鶴という存在がいるので、優しいまではいかないまでも柔らかいイメージっていうのがあって。男の仲間同士と違って、やっぱり女性に対して見せる表情が描写されているイメージですね。 ドラマでも、原作に登場するスチル場面を再現したシーンがあるんですが、おにぎりを持つ手とか、顎クイをする角度とかもすごく気にしながらやっていったので、そういう描写が「薄桜鬼」リスペクトとして表現されているなって感じました。 ――実際に撮影していて、崎山さんご自身がキュンとするようなシーンはありましたか。 僕がキュンとするというより、それを見ている女性がキュンとしている顔を見てキュンとするのを想像して演じました。あざとくなりすぎないようにしたいなって思っていたので、さり気なくできるようにしました。 ――崎山さんが一番キュンとしたキャラクターは誰ですか? 斎藤さんですかね。剣に生き、剣に死にたいって思っているところ。それ以下でもそれ以上でもないんだなっていう、武士としての心構えがあって、それを一つ貫けるっていうのが格好いいなって思います。 ――ちなみに、崎山さんの“攻略ポイント”は何かありますか? 意外と単純ですよ。褒めると伸びます(笑)。選択肢があったら、ひたすら「褒める」を選んでいけばゴールできます。 ――本作は時代劇として、殺陣も見どころだと思います。殺陣ではどんな部分で土方らしさを表現されたのでしょうか。 土方は試衛館時代から腕がたつ男なので、単純に刀が立つ強さみたいなものがありながらも、散る桜の花びらを感じさせるような美しさを表現できたらいいなって。刀を振りかぶって下ろすにしても、その動作自体というよりも振り終わった後の余韻というか。そこに美しさが残るように意識しました。 ――その殺陣のインスピレーションは脚本を読まれて作っていったのでしょうか? そうですね。司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」とか読むと、けっこう乱暴で。刀というより鈍器みたいな刀の使い方だったんですよ。もちろんそういう瞬間があってもいいと思うんですけど、「薄桜鬼」はもっと綺麗な感じがいいのかなって。脚本をもらってからそういう風に考えましたね。 ――共演キャストとの印象的なエピソードがあれば教えてください。 京都の東映撮影所で撮影したんですが、そこにジムがあるんですよ。そこのジムで感染対策をしながら数人でトレーニングをしたんですが、それがすごく新選組っぽいなって。新選組も当時、道場でみんなで切磋琢磨しながら、ああでもないこうでもないって言い合いながら稽古をしていたんじゃないかなって。 あと、撮影に入る前に、殺陣師の方から殺陣の指導があったんですよ。その空間もまさに新選組の道場みたいで。撮影以外の部分でも、新選組と重なる部分があるなって思いましたね。 ――新選組キャストの雰囲気はいかがでしたか。 役そのままでしたね。斎藤一役の矢野(聖人)くんはすごく寡黙で芝居に熱い人で、原作で仲がいい設定の永倉・原田・藤堂の3人は本当にそういう感じで。3人は今回が初対面だったと思うんですけど、めちゃくちゃ仲が良くて。アドリブのシーンとかは、土方として微笑ましいなっていう気持ちで眺めていましたね。 (近藤勇役の田中)幸太朗さんも、すでに近藤さんというか。すごく男らしくて、先輩として相談に乗ってくださるんですけど、どこか大型犬みたいなかわいさがあって(笑)。そんなところもすごく近藤さんっぽいなって思ったので、キャスティングの時点で役そのものの人を選んだんだなって思いました。 ――ご自身の土方歳三に共感できる部分や通じる部分はどこでしょうか。 やっぱり「鬼」の部分ですかね…いや、全然ないですけど(笑)。 史実では「副長の穴籠り」で、土方さんが俳句を読むのに部屋にこもっていたという逸話があるんですが、それはすごく分かるというか。僕自身もインドアで、部屋にこもって芝居のことを考えたり、一人の時間が欲しかったりするタイプなので、共感できる部分だなって思います。 ――一方で宿敵・風間千景役の伊万里有さんとは、撮影現場でどんな雰囲気で過ごされたのでしょうか。 めちゃくちゃ仲良かったです(笑)。本当にこれでいいのかなっていうくらい普通にしていました。特に「こうしようね」って相談したりすることもなく、共演経験もあったので、お互いに分かっていた感じですね。カットがかかったら、すぐに伊万里有と崎山つばさに戻っていました(笑)。 ――宿敵として刀を交えるシーンはいかがでしたか。 空気が出来上がっていたというか。殺陣のシーンは基本的に殺陣をつけてもらって、お互いに細かいところを相談し合うものなんですけど、有くんに関してはそういう話はあんまりしてなくて。そのとき生まれたもので勝負しようという感じだったので、刀と刀でぶつかり合うっていう感覚で撮っていましたね。 ――どの役との掛け合いのシーンを注目してもらいたいですか。 それぞれの役とあったので、う~ん。難しいですね。でも永倉新八(演:才川コージ)ですかね。土方歳三が土方歳三らしさと、らしさじゃない部分を出した瞬間なんですよ。とある新八とのシーンで。そこが男ながらにキュンとしました。鬼の副長と言われてあまり馴れ合わないところがあるのが土方ですが、そうじゃない土方歳三が出した答えみたいなものがそのシーンで垣間見えるので、そのシーンはぜひ注目してもらいたいです。 ――撮影中に辛かったことや大変だったことはありましたか。 本当の土方がそう思っていたのかは分からないんですが、僕が撮影期間中に思ったのは、自分が下した決断によって隊士が怪我をしたり、血まみれで帰ってきたりすると、本当に自分の決断が合っていたのか、それが正しいことなのか、「誠」ってそういうことなのか、って自問自答する瞬間があって。それが怖さにもつながっていましたね。 役としてセリフにあるからそれを言うんですけど、例えば「撤退」の一言を言うにしても、そこにある血の滲む思いとか景色とか匂いとか、そういうものが自分の中でぐるぐる渦巻いて、それでも決断しなくてはいけなくて出た言葉なんだろうなって思って。それがすごく大変だったというか、つらかったですね。 ――崎山さんにとって、新選組にとっての誠のような、役者として譲れないものは何でしょうか。 満足しないことですかね。終わったことへの達成感や開放感は感じるんですけど、満足したことって一度もなくて。もっとできたんじゃないかとか、別の方法があったんじゃないかと思うし、後で作品を見返して「ここはこうすれば良かったな」ってどうしても思っちゃうんですよね。満足したくない自分がいるし、満足したら終わりだって思う自分もいるし。まず自分を疑うようにしていますね。 ――そう思うに至ったきっかけは? 初舞台に立ったときに、本当に失敗ばかりで。噛んだり出とちったり、段取りを間違えたり。本当に悔しい思いをして、千秋楽のカーテンコールを迎えたことをいまだに覚えていて。もちろん噛んだり段取りを間違えないようにやるのは、本当は当然のことなんですけど、そのときの悔しさがバネになって次への原動力になると思うので。だからその経験をしてから、それを忘れようとはしていなくて。逆に忘れたくないっていう気持ちでいますね。 ――最後にドラマならではの見どころとともに、ファンへのメッセージをお願いします。 物語として土方歳三を主軸に描かれてはいますが、それぞれのキャラクターが素敵で、全部主役って言ってほしいほど輝いているし、強さと誠を持っているし、それを演じる役者陣もそれぞれの信念を持って演じているというか。そこをぜひ観てもらいたいですし、「薄桜鬼」ならではの描写はもちろん、時代劇要素やダークファンタジー要素も楽しんでもらいたいです。 1つのドラマでどんな味でも味わえる、そんな作品になっているので、まずは第1話無料放送なので第1話を見ていただいて。そうしたら絶対続きが見たくなると思うので、ぜひ最後まで見ていただけたらと思います。 *** アニメやミュージカルなどでこれまで表現されてきた「薄桜鬼」の世界が、「WOWOWオリジナルドラマ 薄桜鬼」でまた一つ広がることに。きっとドラマ版ならではの新たな景色が待っていることだろう。 崎山つばさが演じる土方歳三をはじめ、それぞれの誠を胸に動乱の世を生きた隊士、数奇な運命に翻弄される千鶴の生き様がどう描かれているのか、楽しみに放送・配信を待とう。 取材・文:双海しお/撮影:ケイヒカル/スタイリスト:OBU-/ヘアメイク:SUGANAKATA(GLEAM)
ぐっと気温が冷え込み、ちょっとした体調不良にも見舞われやすいこの時季。そんなときには野菜×タンパク質を組み合わせた、ボリュームたっぷりの「ベジタンサラダ」で、食事から栄養をチャージするのが近道です。ライフスタイルプロデューサーのAtsushiさんに、旬の食材を使ったおすすめレシピを教えてもらいました。
食物繊維たっぷりの根菜に発酵調味料もプラスして、腸活効果も万全です。
鮭のうま味と塩気がカブにマッチ! 【材料(2人分)】 ・鮭の塩焼き(市販品) 2切れ ・カブ 2~3個(200g) ・カブの葉 2~3個分 ・ミョウガ 4本 ・パプリカ(黄) 1個 ・A[すりゴマ(白)、プレーンヨーグルト(無糖)、酢、みそ、エキストラバージンオリーブオイル各大さじ1 塩少し]
(1) 鮭は骨を除き、皮ごとほぐす。カブは皮つきのまま縦半分に切ってから薄切りにする。カブの葉は粗いみじん切りにする。ミョウガは縦8等分に切る。パプリカはヘタと種を除き、3cm長さの細切りにする。 (2) ボウルにAを混ぜ合わせ、(1)を加えてあえる。 [1人分304kcal]<POINT> 鮭の皮はコラーゲンの宝庫。皮ごとほぐして美肌成分もチャージ!
ESSE編集部
「野村を獲得したらどうか? いや、地元の谷繁がいい」。山本浩二、衣笠祥雄に次ぐ2000安打を達成した名ショート誕生秘話【カープ名スカウトが語る】<過去記事セレクション>
広島アスリートマガジン
健康志向が高まるここ数年で一躍コンビニやスーパーの定番商品となったサラダチキン。低糖質・高タンパクでダイエットに最適。そんなサラダチキンを自宅で簡単に作れる専用調理家電が登場しました。操作方法はボタンを押すだけ。100gのサラダチキンなら材料費は約50円で、調理時間は5分程度。コンビニのサラダチキンが200円前後なのでお得感は十分! 付属のレシピブックに50種のメニューを収録しており、サラダチキンにありがちな食べ飽きる心配もありません。
4950円
サラダチキン用の調理家電。通常モードの「柔らかモード」、時短の「スピードモード」、スープなどに適した「連続モード」を搭載。
●サイズ:W235×D127×H155mm ●重量:952g ●調理時間:柔らかモード 2時間、スピードモード 20分
調理方法はボタンを押すだけ。1度に300gの鶏肉を調理できるため、2~3食分のサラダチキンが作れる。
取材・文/三浦一紀
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2021年10月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
DIME1月号の特集は「今、聴くべきラジオと音声コンテンツ」。コロナ禍でリスナーが増えているラジオの新しい魅力と楽しみ方、そして、Podcastやオーディオブックをはじめとする様々な音声コンテンツの活用術を余すところなくお届けします。
今回の特集では、人気ラジオ番組のパーソナリティを務めるリリー・フランキー、爆笑問題、尾崎世界観、浦沢直樹、高田純次、小山薫堂、宇賀なつみ、蛙亭が登場。さらに、ニッポン放送「オールナイトニッポン」やTBSラジオ「伊集院光とらじおと」など超人気番組の制作の裏側を徹底取材。さらに、仕事に役立つ、脳に効く、Podcast、オーディオブック、音声SNS、ASMRなどの音声コンテンツを一挙に紹介します!
さらに、第2特集では、カスタム&パーソナライズ、環境コネクト、VUI、IoB、クラファン、機能特化、これが最新スマート家電のベストバイと言うべき、家電の最新事情をわかりやすく紹介しています。
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歌手の工藤静香が29日、自身のインスタグラムを更新し、手作りドレッシングのレシピを公開した。
工藤は「黄身を使ったドレッシングはいかがでしょうか!」と記し、グリーンサラダにオレンジ色のドレッシングをかけた写真を投稿。
続けて、「2枚目のトロミ具合だと少し硬めでディップにもなります。サラダに和える時はもう少しゆるくします」とつづり、ドレッシングを作っている動画もアップした。
「黄身 オリーブオイル タバスコ ニンニク擦りおろし お酢 粉チーズ 塩 胡椒 アンチョビ(無ければイワシエキス)両方なくてもOK 材料を自分の好みの分量をみつけて混ぜるだけです!」と、意外な調味料などオリジナルの材料を紹介した。
この投稿には、「美味しそう」「斬新!」「レシピの女王ですね」「今度試してみます」「バリエーションが凄い」「天才」「参考になります」などのコメントが寄せられた。
今年も、膨大な本数が放送されたテレビCM。時には、それを見て季節を感じることもありました。
記憶に残っているCMで、2021年を振り返る。その「ビール」編です。
コロナ禍が続く中、2度目の春を迎えた2021年。以前のようなお花見は出来ませんでしたが、花咲く季節の到来はやはり待ち遠しいものです。
それはアサヒスーパードライのCMに登場した、元乃木坂46の白石麻衣さんと西野七瀬さんも同様でした。
グループを離れ、自分の道を歩む者同士。本当は仕事や恋のことを会って話したいところですが、今はSNSで励まし合っている。
「会いたいね」「今はガマン、ガマン」「もうすぐ会えるよね」「きっと会えるよ」といった言葉が飛び交います。
そんな2人を見ていると、「元気でいるかな」と相手の姿を想像することで、会えない分だけ、互いを思う気持ちがより強くなっていくような気がします。
近くにいることだけが、そばにいることじゃない。遠くにいても寄り添うことは可能かもしれない。白石さんと西野さんの明るい笑顔がその証拠です。
会えないけど、離れた所にいるけど、同時に空を見上げて、乾杯!
いわゆる「家飲み需要」の影響でしょうか。以前よりもビールのCMを頻繁に目にするような気がします。
俳優やタレントがそのビールを飲み、「うまい!」「おいしい!」と口にする。もちろん、それなりのリアル感はありますが、似たパターンが目立つのも事実です。
その意味で、キリンビールのCM「スプリングバレー感動体験」篇は、ひと味違いました。
登場したのは長谷川博己さんと染谷将太さん。この2人が並ぶだけで、昨年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』を連想してしまします。
現代にタイムスリップしてきた明智光秀と織田信長が、笑顔でビアグラスを手にしているみたいで愉快なんですね。
しかも長谷川さんは、自慢のクラフトビールについてのウンチクを語り続けて、なかなか染谷さんに「最初のひと口」を許さない。
もしも相手が信長だったら、「光秀!早く飲ませろ!」と激怒しているところでしょう。
ドラマとCMのイメージが重なり、見る側は「複層の物語と関係性」を楽しむことができました。
いつか2人が共演する、緊迫の現代劇も見てみたいものです。
気がつけば、もう年末。
やり残したことは山積みですが、「よく頑張った!」と自分をホメたい気分もあったりします。
もしもこんな時、新垣結衣さんがねぎらってくれたら、かなり嬉しい。アサヒ生ビールの新CMは、そんな1本です。
新垣さんが「人と人に距離ができやすい時代、温もりの大切さを感じた1年」と語りかける。
リモートワークも悪くないが、どこか孤立感があるのは確かです。
無理をしているつもりはないけど、オフィスで同僚と交わす何気ない会話や、行きつけだった店のざわめきが時々恋しくなったりして。
1986年に登場し、多くのファンがいた生ビール。そのマイルドな味わいが復活しました。
しかも、「日本の皆さん、おつかれ生です」というガッキーの笑顔とセットです。これは年末のご褒美でしょう。
バックに流れる曲は、竹内まりやさんの「元気を出して」。
37年前、薬師丸ひろ子さんに提供しただけでなく、自身のカバー曲としてもヒットしました。
失恋した友人を、やさしく励ます女の子の言葉が時代を超えてあたたかい。
2022年が、温もりのある1年となりますように。
「オープン球話」ヤクルト日本一 特別回
――さて、今回は特別編として「ヤクルト日本一」について、OBである八重樫さんに感想を伺いたいと思います。八重樫さんはシリーズ前にはどんな展開を予想されていましたか?
八重樫 僕はオリックスの投手陣に脅威を感じていましたね。みんなが言うことかもしれないけど、山本由伸、宮城大弥の両先発はもちろん、先発陣もリリーフ陣も個性的なピッチャーが揃っていますから。ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)でリリーフの吉田凌くんを初めてちゃんと見たんだけど、「いやらしいスライダーを投げる投手だな」って、強く印象に残りました。
日本シリーズ初戦で7回1失点の好投を見せたヤクルトの奥川 この記事に関連する写真を見る ――対戦成績の予想はどうでしたか?
八重樫 ヤクルトOBとしては「スワローズに勝ってほしい」という気持ちはあったんだけど、申し訳ないけど「オリックスの4勝3敗」を予想していました(笑)。でも、その予想は初戦を見てすぐに撤回しましたけどね。
――初戦はオリックスが山本投手、ヤクルトは奥川恭伸投手が先発しました。ヤクルトのリードで迎えた最終回にマクガフの乱調もあってオリックスがサヨナラ勝ちを収めています。
八重樫 僕の中では、山本由伸は絶対的なピッチャーだったんだけど、ヤクルト打線はきちんと粘って食らいついていました。結果的に112球を投げさせて、6回でマウンドから引きずり下ろした。それを見て、「ヤクルト打線は粘り強いな」と思ったし、「チームとしての指示も徹底しているな」と感心しました。あと、この試合の奥川くんのピッチングもすばらしかったです。
――高卒2年目の奥川投手をシリーズ初戦に起用するのも大胆な作戦ですね。
八重樫 でも、今年の奥川くんは、特にシーズン終盤にかけては圧倒的に頼りになるピッチャーでしたから。CSでも日本シリーズでも気負うことなく、普段通りのボールを投げている姿を見て、「ただ者じゃないな」と感じたし、高津監督が信頼するのも当然のことだと思います。それに、その後の奥川くんの起用に関しても高津監督のブレない姿勢が目立ちましたよね。
――詳しく教えてください。
八重樫 3勝2敗で迎えた第6戦、「中6日で奥川くんを先発させるのかな?」と思ったけど、シーズン通りに決して無理させることはしなかった。普通の監督なら、第6戦で奥川くんを使いたくなるところだけど、そこをグッと我慢した高津采配は見事でした。
『NHK紅白歌合戦』(以下、「紅白」と表記)の話題で賑わう季節がやってきた。実は今年2021年は、解散から5年が経つアイドルグループ・SMAPが、「紅白」に初出場してからちょうど30年に当たる。1991年以来、計23回の出場を誇ったSMAP。常連であっただけではなく、彼らが「紅白」という番組そのものを支えた時代が確実にあった。では、それはどのような時代であり、そこで彼らはどのように「紅白」の中心であったのか? この機会に改めて振り返ってみたい。
1991年9月9日のCDデビューから約3か月後、SMAPは早くも「紅白」に初出場(それ以前に、光GENJIのバックダンサーとして出演したことはあった)を果たす。白組の2番手として披露したのは、そのCDデビュー曲「Can't Stop!! -LOVING-」である。この年の紅組司会は浅野ゆう子で、彼女が主演した学園ドラマ『学校へ行こう!』(フジテレビ系、1991年放送)に中居正広と稲垣吾郎が生徒役で出演していた縁もあって、パフォーマンス終わりに「いやあ、白組のボクちゃんたち、元気ですねえー」と、親しみを込めて語る場面もあった。
実はこの時期、「紅白」は大きな転換機を迎えていた。1960年代から1970年代には80%台を記録することもあった世帯視聴率は徐々に下がり始め、1980年代後半になると60%を下回るようにさえなった。その背景には、歌謡曲が衰退しはじめ、後にJ-POPと呼ばれる新しいジャンルの音楽が台頭する直前のちょうど端境期を迎えていたということがあった。音楽の潮流が変わり始め、国民的番組としての岐路に立たされた紅白。まことしやかに「番組打ち切り」さえ噂される、そんな時期に彼らは登場したことになる。
「紅白」において、当初よくあるアイドル歌手としての出場に過ぎなかったSMAPの位置づけが変わり始めるのは、1994年の「がんばりましょう」で白組6番手になったあたりからである。1996年には、初めての後半、しかもトップバッターという重要なポジションを任された。
このとき歌ったのが、同年大ヒットした「SHAKE」である。その年の白組司会だった古舘伊知郎は、曲の前に、「時代をねじ伏せた男たち、SMAPの登場です」と高らかに紹介した。紅組司会で、その年木村拓哉と『ロングバケーション』(フジテレビ系)で共演していた当時19歳の松たか子も、観客席からのひときわ大きな歓声に「もう何も言うことはありません」と応じるなど、彼らは時代の寵児になりつつあった。
また、歌手としての出場のみならず、1997年には、中居正広が白組司会に抜擢された。当時25歳での司会は白組の最年少記録で、オープニングでは、白を基調にした紋付袴姿で登場し、手にした扇子には大きく「ド緊張」と書かれていた(ちなみに中居は、これまで計6回、司会を担当している)のが初々しい。中居が司会を務めるようになったことで、NHKでありながら『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、1996年放送開始)の人気キャラクターが登場するなど、SMAPを中心にしたバラエティ的演出も頻繁に見られるようになった。
その一方で、本業の歌手としての「序列」も上がり続けた。1997年にも「ダイナマイト」と「セロリ」のメドレーで後半のトップを飾ると、翌1998年には、森進一、北島三郎、五木ひろしら演歌の大御所たちに挟まれ、白組の最後から3番目という番組の終盤で歌うことになる。曲は、グループにとって初のミリオンセラーとなった「夜空ノムコウ」。木村拓哉が弾くギターとともに歌い上げる5人を包み込むように、観客のみならず、歌手や審査員も一緒にペンライトを振る光景は、彼らが紛れもなく番組の主役になったことを表していた。
そして2003年には、ついに初の大トリという大役を担うことになる。曲は、同年記録的な大ヒットとなった「世界に一つだけの花」である。しかも、「紅白」でグループがトリを務めるのは、これが史上初のことだった。それまで、トリはソロ歌手という暗黙の了解があったが、それを覆したのだ。このときの歌手別視聴率57.1%(ビデオリサーチ調べ。関東地区世帯視聴率)は、全出場歌手中のトップの数字だった。結局、2016年の解散(最後の出場は2015年)までに、全部で6回のトリ(すべて大トリ)を務めることになる。
付け加えれば、トップバッター(1992年の「雪が降ってきた」)と大トリの両方を経験したのはSMAPのみ。それを見ても、1990年代から2010年代にかけての「紅白」は、このグループの唯一無二の成長物語とともにあったと言っても過言ではないだろう。
ところで、大晦日に放送される「紅白」は、その年の世相を映し出す番組でもある。一種のニュース番組であり、歌のなかにその年の出来事、ひいては時代や社会の雰囲気が反映される。彼らはその点においても、この時代の「紅白」という番組を象徴する存在だった。
たとえば、戦後60年という大きな節目の年に当たる2005年のトリで歌ったのは、「Triangle」(作詞・作曲:市川喜康)だった。その詞には、「戦火の少女」や「精悍な顔つきで構えた銃」という言葉が出てくる。また「破壊でしか見出せない 未来の世界を愛せないよ」とも、歌われる。曲全体としても、上の世代の記憶や思いを受け継ごうという、戦後60年という年に呼応した強い社会的なメッセージがあり、アイドルの一般的イメージからはかけ離れた楽曲だったと言える。
また、2007年には、歌合戦が終わって審査結果の集計を待つあいだに、SMAPを交え、出場歌手全員で「世界に一つだけの花」を歌う場面があった。その際、白組司会の笑福亭鶴瓶は、環境破壊や争いごとを繰り返す人間の愚かさを嘆きつつ、同曲を「希望の一曲」と紹介した。
そして、時代とともにあった彼らの魅力が最大限に発揮されたのが、2011年のステージだった。
その年の3月11日に発生した東日本大震災は、繰り返すまでもなく、きわめて深刻な被害をもたらし、人びとのこころに言葉にし難い傷を残した。そんな一年の締め括りに、SMAPが大トリで歌ったのが、「not alone ~幸せになろうよ~」(作詞:権八成裕、作曲:菅野よう子)と1994年発売のシングル「オリジナル スマイル」(作詞:森浩美、作曲:MARK DAVIS)だった。
「遠く離れた きみが今見る空は ぼくの見る空と 同じだと気づく」と被災地に寄り添うように歌う「not alone ~幸せになろうよ~」は、一転「笑顔抱きしめ 悲しみすべて 街の中から消してしまえ 晴れわたる空 昇ってゆこうよ 世界中がしあわせになれ!」と思いを爆発させる「オリジナル スマイル」へと続く。観客席に降りて会場も一体となって歌ったその場面は、「紅白」史上屈指の名場面と言ってよいだろう。
昭和の「紅白」は、テレビとともに繁栄した歌謡曲が健在で、高度経済成長がもたらした「一億総中流」の意識もあって、あまり苦労せずとも一体感を醸し出すことができた。だが最初にふれたように、平成になってバブルが崩壊し、歌謡曲も衰退し始めると、一体感の基盤は崩れ、視聴率も下降傾向になった。
そんな平成の「紅白」の危機を救ったのが、SMAPだった。歌、バラエティ、さらにドラマと多彩に活躍した彼らは「テレビの申し子」と言うに相応しく、歌謡曲に代わる存在として、性別や世代を超えて人びとをつなぐ中心的な役割を果たした。
そして現在。インターネット発のヒット曲が増え、「紅白」出場歌手の多様化は顕著だ。加えて、世の中の価値観の多様化もますます進んでいる。それを象徴するように、今年は、「カラフル」をテーマに掲げ、番組のロゴも今までのように「紅」と「白」をくっきり分けず、そのあいだのグラデーションがあるマークへと変わった。また「紅組司会」、「白組司会」とせず、ただ「司会」と呼ぶことになった。
では、そんな多様性の時代のなかで、どうやって一体感を得ればよいのか? それが、「紅白」の抱える大きな課題だろう。
解散から5年、そして「紅白」初出場から30年のいまこうして改めて振り返ってみると、SMAPこそは、多様性と一体感、その2つの両立を体現し得た存在だったのではあるまいか。メンバーそれぞれが見事なほどに“バラバラな個性”の持ち主でありながら、一緒になったときには、グループでしか生まれない輝きを放つ。そして、その輝きは、「紅白」という場で遺憾なく発揮された。
そうだとすれば、「紅白」に12年連続で出場し、SMAPの空白の後を担った嵐も不在となったいまこそ、「紅白」のステージで「世界に一つだけの花」(作詞・作曲:槇原敬之)を歌う彼らを改めて見てみたいと、ふと思う。誰もが「もともと特別なOnly one」であることを静かに、そして力強く訴えるこの曲は、一人ひとり異なる個性を尊重する多様性の時代の始まりを先取りするものだった。なおかつ、それをSMAPが歌うことで、多様性のなかにも一体感は実現可能なのだということを、私たちは自然に実感することができた。
だから、「紅白」のSMAPを振り返ることは、ただ単に懐かしさに浸ることではない。それは、私たちの未来への希望がそこにあったことを、もう一度発見することでもあるのだ。
【この記事は、Yahoo!ニュース個人編集部とオーサーが内容に関して共同で企画し、オーサーが執筆したものです】
各界の著名人に愛してやまないアーティストについて話を聞くこの連載。第24回は
単独ライブで
取材・
中野周平 かまってちゃんを知ったのは、まだ芸人になる前の19歳のときに「友だちを殺してまで。」というミニアルバムが発売されて、それを西宮のHMVの試聴機で聴いたのがきっかけです。僕は新しい音楽をチェックする習慣がなかったんですけど、たまたまあれを試聴機で聴いた瞬間「めちゃくちゃカッコいい」と思って。それを地元で一番仲がいい音楽好きの奴に話したら、そいつもすでにハマってて、一緒にライブに行くようになってどんどんのめり込んでいきました。本格的にハマったのは、の子(Vo, G)さんが自作した「知恵ちゃんの聖書」のミュージックビデオを観てからですね。怒涛の勢いで切り替わる幻想的な映像を観て、人生で一番くらいの衝撃を受けて。
僕はお父さんっ子で、子供の頃はロック好きの父親が車の中で聴いていたARBとかが大好きだったので、同級生たちの間で流行っている音楽は全然知らなかったし、むしろ避けながら生きてきたんです(笑)。かまってちゃんはそんな僕が初めて、父親の影響とかでなく自分で出会って好きになったバンドで。そんなことは後にも先にもなかったし、きっとこれからも一生聴くんだろうなと思ってます。
イワクラ 私は「電波女と青春男」というアニメのオープニングテーマとして「Os-宇宙人」を聴いたのが最初です。「歌詞がめっちゃカッコいいな」と思いました。そのオープニングを歌っていたのはアニメのキャラクターの藤和エリオだったので、その時点ではかまってちゃんのことは知らなかったんですけど、中野さんにそのことを話したら「僕もそのバンドめっちゃ好きだから!」って言って、CDとかいろいろ貸してくれて。
そのとき貸してもらったものを見て「あっ、宮崎にいたときにテレビで一瞬だけ見かけた、あの人だったのか!」って気付いたんです。その番組にかまってちゃんは、確か女性アーティストと一緒に出てたんですけど、の子さんがヤバい発言しまくって放送事故みたいな空気になってて。当時まだ芸人になる前だったし「うわ……何この人。怖……」と思ってすぐテレビを消したので、CDを聴いて「えっ? あの人、こんなカッコいい歌を作ってたんだ」って、めっちゃビックリしました。
中野 イワクラがその話をしたときは「君も気付いたか……」って思いましたね。
イワクラ はい、しっかりマウントを取ってました。
中野 やっぱり、好きなものを共感してもらえるのはうれしいですよね。プレゼンにも熱が入りました。「素晴らしさを説明する」みたいなのは僕はあんまり上手じゃないので、「とりあれずこれを聴いてくれ」と言ってiPhoneに曲を入れた覚えがあります。
イワクラ 中野さんと2人でライブに行ったこともあるんですよ。
中野 確かアルバム「楽しいね」発売後にやったツアーの、心斎橋BIGCAT公演(2013年2月8日)だったと思います。
イワクラ 素のままの自分を全部出しているところがカッコよくて、ロックとか全然知らなかったけど「ロックだな!」って思いました。それまで音楽にはあんまり興味がなくて本当に全然聴いてなかったんですが、かまってちゃんをきっかけにいろんな音楽を聴き始めました。
イワクラ 単独ライブをするときには、そこで流すための自分たちで選曲したセットリストを考えるんですけど、1つの公演の中でかまってちゃんの曲だけを使って自分たちのテンションを上げたこともありましたね(笑)。そのときは「砲の上のあの娘」を、普段の漫才とかで出囃子にしてるもののほかに別バージョンも使ったりして。
中野 1本目のネタはCD音源、最後のネタはYouTubeのデモ音源、って同じ曲を2種類用意して。
イワクラ 芸人からも言われるんですよ。「出囃子めっちゃいいな! 誰? 神聖かまってちゃん? 全然知らん、聴いたことない!」みたいに(笑)。
中野 だからファンの皆さんは僕らがかまってちゃんを好きだと知っている人も多くて。ライブに行くと発見されて「僕もこないだあのライブに行ってました」ってあとで言われます(笑)。でも僕としては「蛙亭の中野」じゃなくて「神聖かまってちゃんファンの中野」として会場にいるので、切り替えが難しくて。声をかけられたら“かまってちゃんファン同士”みたいな感覚で普通にしゃべってもらってますね。
イワクラ 単独ライブに向けて2人でかまってちゃんの曲を選曲していると、私が選ぶ曲と中野さんが選ぶ曲は全然違うんですよ。私が好きなのは、例えば「砲の上のあの娘」のような、本人がどう思って作ったかはわかりませんが「見返してやるぞ」みたいな反抗心や熱い気持ちが感じられる曲。歌詞を聴いて「私と一緒だな」って思うことがよくあって。独特な言葉だけど、自分の中にあるのと同じ感情を歌っているのがすごく伝わってくるんですよね。
中野 僕はどちらかというと“ホーリー”な曲が好きで。爆音で聴くとすごく没頭できる、別世界に連れて行かれるような感覚になれる曲がいいですね。それこそ「知恵ちゃんの聖書」もそうですが、最初のイントロからすごいトリップ感があるんですよ。ほかにも「いくつになったら」のような、曲を作ったときの気持ちをわかりやすくストレートに歌ったものも大好きです。「いつか僕も絶対……」みたいな初心を思い起こさせてくれて。あとは、ピンポイントですけど「リッケンバンカー」のCメロとか、「ぺんてる」のCメロとかも好きです。この部分は絶対に意識を集中して聴きたい。
イワクラ 私は歌詞をめっちゃ聴くタイプで、中野さんは歌詞についてあまり深く考えずトータルのカッコよさを好むタイプなんですよね。私、「いつか、かまってちゃんのお話をさせてもらうお仕事をいただく機会があったら、これを言おう」とずっと思っていたことがあって。昔、私が病んでいた時期に中野さんに相談したら、2人で一緒にカラオケに行くことになったんです。そこで中野さんが「美ちなる方へ」を入れて、暗くなってる私に向かって「なるべく楽しいフリをするんよー」なんて言ってきて。それ聞いて「キモっ!!」って思ったんです。
言い方もキモかったんですけど、「えっ、コイツ歌詞の意味なんもわかってない……!」ってビックリして。私はこの曲を「誰だってなるべく楽しいフリをしてるんだよ。でも君には見せたい素顔があるんだよ」という歌だと解釈していたし、だからこそお前に病んでることを話したのに、「なるべく楽しいフリをするんよー」なんてニヤニヤしながら言いやがって。そんなことも理解できてなくて本当にかまってちゃんのこと好きなのか? こいつエグっ!ってなっちゃったんです。だからそれ以来「こいつバカだからもう相談するのはやめよう」って、ちょっと距離を置いたんです(笑)。
いつかの子さんにお会いする機会があったら、この歌詞のことはぜひご本人に確かめたいですね。どっちの解釈が合っているのか。でも答えてくれるかな。確かチャンカワイさんだったと思うんですけど、前にテレビの音楽番組でかまってちゃんにインタビューしたら、の子さんめっちゃキレてたんですよ(笑)。「お前なんもわかってねえだろ!」って感じで。たぶんカワイさんは台本で指示されたことを聞いてるだけなんですけど、の子さんはその台本感を感じ取ってたんでしょうね。すごい空気になってて、めっちゃオモロかったです(笑)。
中野 僕はオタク気質なんで、たぶんご本人に会ったらしゃべりが止まらなくなりそうですね。いつ出会って、いかに好きかとか、「そんなこと言われても」って話をいつまでもしちゃいそうで気を付けたいです(笑)。でも、どんだけ好きかってことが伝わればファン冥利に尽きますけどね。
イワクラ 中野さんはの子さんとやり取りしたことあるんですよね。ツイキャスで。
中野 そうなんです。僕は昔からの子さんのツイキャスを裏アカで観てて、メンバーシップ(月額課金で配信者を応援する機能)にも裏アカで入会してたんですけど、の子さんにある日、表のアカウントをフォローされて。「うわうわ!」ってなって「ずっと前からファンです」っていうDMを送ったんです。長文になりすぎないように気を付けつつ、すごく長時間かけて文章を書いて。そしたらの子さん、ちょうど蛙亭の「キングオブコント2021」決勝進出が発表されたタイミングだったので、「めっちゃ応援してます!」ってツイートしてくださったんです。それを見て「これは初めて表のアカウントでコメントするべきなのか……」って悩みに悩んで。
そのツイートをしてくださったとき、の子さんはツイキャスの配信の真っ最中で、ベロベロに酔っ払って「明日ライブだけど全然寝れない」とか言いながら自分のツバを顔に塗りたくってたんです。「この感じに水差すのもなあ」と思いつつ、配信が終わるタイミングで「ありがとうございました」ってコメントしたら、の子さんはもう酔いが覚めてて「あ、蛙亭中野さん。来てくださってありがとうございます」って冷静に挨拶されて(笑)。そのときはファンの皆さんも温かく迎えてくださったんですけど、それ以来、ツイキャスは観てるんですがコメントしづらくなってしまいました(笑)。
でも、蛙亭中野と認識されたうえで「ちゃんと配信も観てます」と伝えたいファンのエゴもあるんですよ。だからこの間のスタジオ配信でも、全部終わって喫煙所でたばこを吸ってるときに「最高でした」ってコメントしたり。そういう微妙な距離感になってしまったので、もし次にライブに行ったときに、果たしていつものように最前列で観ていていいんだろうかと悩んでます(笑)。
イワクラ 私は曲からかまってちゃんのことを好きになったんですけど、中野さんが「めっちゃよかったよなー、昨日の配信。あれ、配信とか観てないの?」みたいにマウントを取るから、面倒くさいので私は音楽活動だけを追う人になりました。
中野 はははは。「俺のほうが好きだぞ」っていうマウントは取りますね。
イワクラ そう、こいつ同担拒否なところあるので(笑)。
中野 大変なこともいろいろあるとは思うんですけど、わがままを言えばずっとかまってちゃんのライブを観ていたいです。解散の危機みたいなことは何度もあったと思うし、去年もちばぎん(B)さんが抜けたりもしたけど、全部乗り越えてきてるので。
イワクラ ずっとバンドをやっていてほしいですね。
中野 かまってちゃんの活動って誰にでもできることじゃなくて、の子さんが天才だからできることなので。の子さんみたいに、最初に感じた初期衝動をいつまでも形にし続けるって、普通できることじゃないですよね。
イワクラ かまってちゃんの曲って、聴いてると「1人じゃないんだな」と思えるんですよ。かと言って「君は1人じゃない! 一緒にがんばろう!」って感じの歌では全然ない。そういう歌詞を書いてるわけでもないのに「1人じゃない」と思えるって、むっちゃすごいことだと思うんですよね。だから、かまってちゃんの曲のそういう魅力をもっと多くの人に知ってほしいなと思ってます。
中野 うわ、いいなそれ。俺が言いたかったわ(笑)。
岡山出身の中野周平と宮崎出身のイワクラという、NSC大阪校34期生の2人により2012年に結成されたお笑いコンビ。2018年と2021年に「ABCお笑いグランプリ」でともに第3位を獲得。2021年の「キングオブコント」で初めて決勝に駒を進め、トップバッターながら高得点を叩き出した。
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おいしいヴァンナチュールが手に入ったら、楽しむための相棒がほしくなる。ホームパーティやアペロにぴったりなレシピとお取り寄せを、プロに教えてもらった。
歯触りのいいチコリと、ブルーチーズの塩気がアクセントのサラダ。セミヨンを使った白ワイン、レ・ブリュムのほんのりとした甘味が、洋梨の優しい甘さにしっとり寄り添ってくれる。
<材料(2~3人分)>
洋梨・アンディーブ(チコリ)…各1個
クレソン…1束
ブルーチーズ(ロックフォールなど)…50g
クルミ…4〜5個
A:オリーブオイル…大さじ3 ワインビネガー…大さじ1 塩・コショウ…各少々
<作り方>
1. 洋梨は乱切りにし、アンディーブとクレソンは食べやすいサイズに切る。
2. 1をAで和え、ほぐしたブルーチーズ、クルミをちらす。
●750ml ¥3,630 ラヴニール tel:03-6457-5982 https://lavenir-wine.com
Yukiko Hirano|平野由希子
料理家、J.S.A 認定ソムリエ。大井町のユイットなど、ビストロ・ワインバーのオーナーでもある。『ソムリエ料理家のワインを飲む日のレシピ帖』(KADOKAWA刊)など、レシピ本も多数上梓する。
*「フィガロジャポン」2021年12月号より抜粋
「敵役(てきやく)」を務めて40年――。航空自衛隊小松基地(石川県)を拠点に全国に派遣され、各地の戦闘機部隊の訓練相手となる「飛行教導群」が今月、発足から40年を迎え、空自は訓練の様子を報道陣に公開した。
16日、小松基地にはF15戦闘機の甲高いエンジン音が響き、航空燃料の臭いが漂っていた。滑走路から緑と白の「サラダ柄」やトラ柄などひときわ派手な塗装を施した約10機が曇天の空に飛び立っていく。同群に所属する戦闘機だ。
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同群のパイロットは、全国の戦闘機操縦者の中から選抜された約20人。訓練では、打ちのめした若手や中堅のパイロットに改善点を指導する。司令の田中公司1佐は「隊員の力を結集して研究を続け、空自の実力の底上げに貢献したい」と語る。
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サンタさんに「世界で一番大きい葉っぱ」をリクエストした6歳の女の子 年内で閉まる小さな植物園が最後の大仕事!(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース Yahoo!ニュースまるでアニメのガンダムの頭部を手で持っているかのような写真。本作は、平面的な二次元…ではなく、“アニメ塗り”を施した立体のガンプラを実際に手で持っている様子のもの。模型誌のライターや著作もある、YouTuber/プロ筆塗りペインターのせなすけさん(@l2Po3QMEtZd19wr)が本作を発表すると、5000件近いいいねが集まり、「どう見ても平面にしか見えない」「脳がバグる」「合成加工したか?と思うほどの錯覚」など、賞賛の声があがった。“アニメ塗り”作品を多数生み出す同氏が、このような作品を手掛けようと思ったきっかけ、さらに本作制作の裏側について話を聞いた。
■アニメ塗りのポイントは「どこから光が当たっているか」
――まるでアニメ画のような、“アニメ塗り”を施したガンダムの頭部がSNSで多くの賞賛を集めました。本作はなぜ制作しようと思われたのですか?
【せなすけ】いろんな塗り方をやってみることで、自分の可能性を広げられるんじゃないかと思いチャレンジしてみました。アニメをそのまま手に持てたら面白いんじゃないかと思ったので、そのコンセプトを常に意識して確認しながら作りました。多くの方に作品を見て楽しんでいただきたい一心で仕上げました。私の人生初のアニメ塗り作品で、使用キットは『SDCS アースリィガンダム』です。
――初の作品ですか!? 驚きのクオリティですね。SNSにも賞賛のコメントが多数寄せられました。
【せなすけ】ありがとうございます。初めてのチャレンジでしたが、目指していたものに近い作品になったので、それを見て驚いてくれた皆さんのコメントはとてもうれしかったです。手を一緒に写したのも、二次元と三次元を同居させてアニメを手に持っている感じをお見せしたかったので、その点も楽しんでいただけてとても良かったです。
――本作で一番こだわった点をお教えください。
【せなすけ】今まで自分が作った作品は特定の光源設定(どこから光が当たっているか)がない360度どこから見ても楽しめるものにしているのですが、「アニメ塗り」は光と影の法則があって、これまでの作品と違う意識をして作ったので、その点は常に意識してこだわりました。
――なるほど、そのルールがあるからこそ「脳がバグる」作品が生まれるわけですね。初心者モデラーに“アニメ塗り”のアドバイスを送るとしたら、どのようなポイントに気を付ければいいと思いますか?
【せなすけ】いきなり自分で光と影の場所を決めるのは難しいので、まずは何かアニメの一場面やポスターなどのイラストを参考にマネてみるのがいいと思います。だんだん法則が見えてくるのでそこからオリジナルにチャレンジするといいと思います。
――実際“アニメ塗り”をやってみて、その魅力はどのようなところにあると思いますか?
【せなすけ】アニメが立体になって手に持つことができるのがプラモデルやフィギュアですが、それをあえてアニメの世界に寄せることで別のリアルを体感できるのがとても面白いです。立体だけど二次元、でも三次元…また別のリアルを体験できるのが魅力かもしれません。
■塗装にハマったきっかけは、筆塗りが必要な海外のプラモデル
――そもそも、プロ筆塗りペインターとして活動するほど、塗装にハマったきっかけは?
【せなすけ】初めてプラモデルに触れたのは、イギリスの『ゲームズワークショップ』というメーカーから発売されているミニチュアプラモデルでした。このモデルは色がついておらず、組立てて筆で塗装することで完成するというものでした。原体験が、塗装が必須のモデルだったので「プラモデルはこういうものなんだ」と思って塗装までをセットで楽しむところから始めたんです。自分の好きな色で、好きな設定で自分だけのモデルを作ることができるのは、本当に新鮮で楽しいと思いました。あっという間に夢中になってしまいました。
――なるほど。その後ご自身が研鑽を積まれた技術を、現在さまざまなメディアで公開されていますが、それはどのような想いからなのでしょうか?
【せなすけ】自分の感じている楽しさを多くの方に知って欲しいと思うようになり、YouTuber/プロ筆塗りペインターとして、本格的に活動していくようになりました。たくさんの方々の支えやサポートに助けられたおかげで現在も活動できています。
プロとして活動している限り、自分が楽しむことよりも、見てくれた皆さんが楽しめることを意識しています。もちろん自分も楽しむのですが、プラモデルや塗装が作品として楽しめるものだという可能性を広げて、これからも提示し続けていきたいと思っています。
――アニメ塗りだけでなく、オリジナリティあふれる塗装で、ガンプラをはじめとするプラモデルキャラクターの新たな魅力を引き出す作風が多くの支持を集めています。こうした塗装のイメージはどのようにして、培っているのですか?
【せなすけ】普段から動物や虫や鳥などの写真を見たり、美術館や博物館などいろんなところで色を意識して見るようにしています。「なぜこう見えるのか?」と思いながら観察したりしていますね。ですが一番大切にしているのが、実際に塗装するときにモデルを持った時のインスピレーションです。アニメなどの設定よりも、このモデルがどう見せて欲しがっているのかを感じながら塗装します。
――日ごろからイメージを膨らませているんですね。最後になりますが、せなすけさんにとって「ガンプラ」とは?
【せなすけ】誰でも『ものづくり』を楽しむことができて、表現と可能性が無限に詰まった最高のホビーですね。
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代表について東京新聞様にてSalaSpa誕生ストーリーを
記事にして頂きました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102238
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TEL:03-6809-6650
営業時間:平日9:00-20:30(L.O.20:00) 土日祝09:00-17:00(L.O.16:30)
※年始の営業時間変更が御座います。詳しくは食べログに記載済み。
定休日:なし(年末年始休暇あり2021年12月29日(水)〜2022年01月04日(火))
【会社概要】
会社名:XeroJapan株式会社
所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン20F
代表者:代表取締役 青山 凌大
設立:2020年10月
事業内容:飲食業
【お客様からのお問い合わせ先】
《SalaSpa 芝本店》
TEL:03-6809-6650
e-mail:info@xerojapan.com