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Sunday, April 11, 2021

黒木華『イチケイ』でちょっと頑固な刑事裁判官を熱演中!「竹野内さんの存在は大きかった」 - フジテレビュー!!

kukuset.blogspot.com

毎週月曜21時より、フジテレビでは、竹野内豊主演のドラマ『イチケイのカラス』が放送されている。

本作は、浅見理都の同名漫画が原作で、民放連ドラ史上初、刑事裁判官が主人公の爽快リーガルエンターテインメントだ。

竹野内演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間(いるま)みちおと、みちおと正反対の堅物な刑事裁判官・坂間千鶴(さかま・ちづる/黒木)、書記官・石倉文太(いしくら・ぶんた/新田)ら“イチケイ”メンバーの活躍を描く。

自らの足で現場検証を行う異端な刑事裁判官・みちおに振り回される坂間を演じる黒木にインタビュー。撮影の裏話のほか、作品にちなみ「自身が白黒つけたいこと」などを聞いた。

<黒木華 インタビュー>

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──まずは、演じている坂間千鶴という役について改めてお聞かせください。

最初にプロデューサーさんと監督にお会いしたときに、坂間をどう演じたらいいかというお話があって。坂間はすごく真面目で、不器用で、自分の思った正義を突き進むことしかできないけど、“堅い人”という形だけじゃなくて、悩みや入間さん(竹野内豊)と出会ったことで揺れる心を表現してほしいと。それなら面白く演じることができそうだなと思っていました。

──坂間は、原作では男性がモデルなんですよね。

そうなんです。だから、原作ファンの方がどう思うんだろうという不安はありましたね。でも、ドラマは原作とはまた別物として、女性だから、私だからできることがあると思うので、それを必死に探しながら、でも原作のイメージを自分なりに大事にしながら演じました。

──ご自身との共通点はありますか?

ちょっと頑固なところは似てるかもしれないです。私は、自分の中で「こう思う」ということがあると、その考えをなかなか変えることができなくて。ただ、もし自分と違う意見を聞いても、「この人はそういう考えなんだな」と思うのみです。

坂間は頑固ではあるけど、頑なに「いや、それは違う」ということはなく、自分の考えと違っても、「そうかもしれない」と思ったら、そこを突き詰められる柔軟性がある。そのある種の素直さは、入間さんとの出会いで引き出されたのでは、と感じています。チャーミングでステキな人だなと思いますね。

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──坂間が変化・成長する大きなきっかけである入間を演じた竹野内豊さんとの撮影はいかがでしたか?

楽しかったです。私が坂間を演じる上で、竹野内さんの存在はすごく大きくて。過去に起きたことで入間さん自身の“正義”にも変化があって、そんな入間さんと出会ったことで坂間自身も影響されて成長していく物語ですし、竹野内さんが入間さんを独特の間(ま)で演じてくださったことが、私が演じている坂間にも作用していたと思います。

役やお芝居に関して、2人で話したということはないんですけどね。裁判官として坂間と入間さんは進んでいく方向がまったく違うので、私はとにかく入間さんの間に引きずられないように、ということを意識していました。引きずられないようにしながら、入間さんと対峙すると、考え方の違いに「これはどうしたらいいんだろう」と自然と戸惑うことができて楽しかったですね。

──今回、初めて刑事裁判官を演じてみていかがでしたか?

知らないことがたくさんあるので、そこをまず知ることから始まって。現場には監修の方がいらっしゃるので、分からないことがあると逐一「これはどういうことですか?」と聞いていました。専門用語もたくさん出てくるので、そこを理解することが一番大変でしたね。

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──竹野内さんが「現場では、黒木さんの笑顔と、小日向さんと2人で見せる夫婦漫才のようなやりとりに救われた」と言っていましたが、黒木さんは撮影現場で印象的だったことはありますか?

その夫婦漫才は意識してやっていたわけじゃないんですけど(笑)。小日向さんとは、これまでにも何度かご一緒させていただき、仲良くさせていただいているので、自然と会話をしていたら、それが漫才のようになっていたみたいですね。

“イチケイ”のメンバーは劇中でも家族のようですが、撮影の合間も家族のように和気あいあいとしていましたね。私と小日向さんが夫婦漫才をして、他の皆さんが呆れながらそれを見ているっていう(笑)。本当に楽しい現場でした。

──裁判官が主人公の作品ということで、黒木さんご自身が「白黒つけたいこと」を聞かせてください。

「どこからでも切れる」と書かれているパッケージが、時々、どこからも切れないことありませんか?あれはちょっと白黒させたいです!たまに、深爪していて切れないとか、自分が原因の時もありますけど、「切れる」と書いてあるのにできないとモヤッとします。

──最後に、ドラマ見どころをお願いします。

イチケイメンバーのキャラクターの面白さもそうですし、「人が人を裁く」というところも見どころです。入間さんに会ったことで坂間が成長していく姿、それを見守っている部長・駒沢さんの構造、イチケイメンバーがわちゃわちゃしているところも面白いと思います。

リーガルドラマではありますが、難しいばかりの物語ではないので、楽しく見ていただけたらうれしいなと思います。

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撮影:今井裕治

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