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Saturday, September 12, 2020

文杉初勝利ならず : 岩政大樹 公式ブログ - lineblog.me

文杉史上初勝利を目指して戦った選手権予選が終わりました。
結果は0-2でした。
0-0のまま試合は進んでいき、ラスト5分のところでミドルシュートで失点。その数分後にもミドルシュートを決められてしまいました。
今は大きな喪失感に包まれています。
試合展開自体は自分たちの方が多くチャンスを作り出すことができました。
後半勝負でゲームプランを作ってきた相手を受け止めながら、それを押し返して流れを引き戻すこともできていました。
しかし、甘くありませんでしたね。
今、私にとって、2つの大きな傷が心に重くのしかかっています。
1つは、勝たせてあげられなかったこと。
そして、もう1つは、今日まで頑張ってくれた3年生を1人出してあげられなかったことです。
その選手は、私が文杉に加入したときに、最初にカミナリを落とした子でした。
その件の直後、2人で話をして、それ以来、1番といって良いかな。向き合って気遣ってきた相手でした。
私は今日、リードした展開の中で彼を投入し、守り切って、勝つ。
それを青写真に描いていました。
しかし、結果は違うものになってしまった。
そして、リードされた展開の中でDFである彼を投入することは出来なかった。
これは彼の中で大きなショックとなっているでしょう。
試合に出た3年生たちはみんな体を投げ打って戦ってくれました。受験勉強の傍、時間を見つけて練習に来てくれた彼らです。うち3人は足がつり、動けなくなって交代しました。
そんな体験を最後に彼にもさせてあげたかった。これは私の落ち度。読み違いでした。
ただ、今日、文杉のみんなはカッコよかった。とても。
試合に負けてみんなが涙していました。悔しくて悔しくて、みんなが涙を流していたのです。
僕はそれを見て、「お前たち、カッコよかったよ」と伝えました。
”カッコいい男”って別に、勝った者のことを言うわけじゃない。没頭できるものを見つけ、目標を定め、それに向けて全力で挑む男がカッコいい。
彼らを見ながら今日それを思ったんです。
勝てなかったことは私の責任。
しかし、彼らは私が一年半前に目標として伝えた「かっこいい男になる」という一番の目標を達成してくれました。
私自身は、今日負った二つの傷に向き合って、これから指導者としてまた新たに歩み始めます。
素晴らしい経験をさせてもらったな。彼らには。
ありがとう、です。
本当にかけがえのない一年半でした。

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