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Tuesday, August 25, 2020

飛ぶように売れるサラダ専用タマネギ「生一番」 1日最大250キロ売れる - 神戸新聞

 兵庫県淡路市の観光施設「淡路ハイウェイオアシス」で、飛ぶように売れているタマネギがある。その名もサラダ専用の「生一番」。春先に出荷される新タマネギのようなみずみずしさを楽しめる。手掛ける農家が少なく、島内ではほとんど流通していない品種で、残念ながら在庫はわずかといい、生産者らは「今年味わえなかった人は、来年をぜひ楽しみに」と呼び掛ける。(吉田みなみ)

 タマネギは通常、春に収穫される早生(わせ)、5月下旬ごろの中生(なかて)、6月以降の晩生(おくて)と、収穫時期で分類される。早生は水分が多くて傷みが早いため、収穫後すぐに出荷されるが、中生や晩生は乾燥させ、出荷時期を調整するのが一般的だ。生一番は中生だが、水分が多く辛みが少ないのが特徴。

 生一番を育てるのは、「原田青果」(南あわじ市北阿万稲田南)の原田慎大さん(39)と脩平さん(33)兄弟。約10年前、北阿万地区で「作付けが遅くても大きく育つタマネギがある」と広まったのがきっかけで植え始めた。しかし生産量や肥料の管理などが難しく、周囲の農家は次々に生産を中止。原田青果では、土に含まれる養分の量や収穫時期を細かく調整しながら育て続けてきた。これまでは全国の百貨店などで販売しており、淡路島内では流通していなかった。

 「地元の人にも食べてもらいたい」と、2人は7月ごろに同施設の土産物店店長岩鼻優介さん(36)に相談。すぐに看板やラベル作りに取り掛かり、今月8日から店頭に並べ始めたところ、1日に最大約250キロ売れるほど大ヒット。間もなく在庫がなくなりそうだという。

 原田さん兄弟は「名前通り生が一番おいしいので、サラダなどにして食べてもらえたら。在庫切れで味わえなかった人は来年を楽しみに」。岩鼻さんは「今や淡路島産タマネギはどこでも購入できるが、生産者や商品のストーリーを知るとより楽しんでもらえるはず」と話す。

 1袋3個入り(約1キロ)で税込み400円。同施設TEL0799・72・0220

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