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Saturday, July 18, 2020

WHO感染対策の識者に聞く、新型コロナウイルスの状況と日本の対策の評価は?(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース

住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「Blue Ocean」では、新型コロナウイルスの感染対策に取り組むWHO(世界保健機関)の健康危機管理プログラムシニアアドバイザーの進藤奈邦子(しんどう・なほこ)さんにリモートインタビューを実施、その模様をお届けしました。7月15日(水)は「日本はいまどういう状況で、日本の対策はどう評価されているか」についてお話を伺いました。

◆現在は第2波がジリジリ続いている状況

住吉:東京の感染者数が、ここ最近100人200人超えと増えている状況で心配なのですが、進藤さんは客観的に見て、日本のこの状況をどう見ていますか? 進藤:とにかく今はすごくPCR検査数が増えていると聞いていますので、陽性患者さんが増えてくるのは、そういう意味もあるのかと思います。重症患者さんや死亡者が劇的に増えたという話は聞いていないので、検査する戦略の問題も多少反映されているのかなと。 住吉:第2波とはまだ思わなくてもいいのでしょうか。 進藤:いろいろな見方があるかと思いますが、わたしは日本は中国から入り込んできた第1波を抑え込み、ヨーロッパや北米から帰ってきた人たちによる第2波が今ジリジリ続いていると私は見ています。国立感染症研究所で患者さんから採れたウイルスを分析した結果、もともと武漢から入ってきたものは、もう完全に消えています。

◆隠れた感染を見つけて抑え込む、そして海外対策を

住吉:今の日本の対策のやり方……3密を避ける、マスク、手洗い、これについてはどうですか? 進藤:3密を避けることは続けていただきたいです。日本は初期にクラスターにフォーカスを絞った作戦が功を奏して、非常に上手く閉じ込められていたと思います。これからは、隠れた感染がジワジワ広がっていく可能性があるので、それを早く見つけて抑え込むことと、国際的な渡航が可能になると、また海外からウイルスが入ってくる可能性があるので、どのようにコントロールするか、この2つだと思います。 これからは、コミュニティのなかで、どれくらい実は潜んでいるのかというのを探すような検査戦略があっていいですし、今、世界的には、糞便のなかにウイルスが少し出るという情報があるので、下水の水を検査したときにコロナが検出されると、多分そのコミュニティにはコロナ患者さんがいるのではないかという調査ができるので、それもやってみたらどうかと言われています。

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