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Saturday, July 11, 2020

家に迎えた元野良猫の子猫 まったく懐かず姿も見せず、悩む日々…転機は突然訪れた(sippo) - Yahoo!ニュース

保護した子猫にひとめぼれ

「保護した野良猫の譲渡先を探しているんだけど、お見合いしてみない?」。  2019年9月。以前から猫を飼ってみたいと周囲に話していた花田さんは、猫の保護活動をしている職場の先輩に声をかけられた。  聞けば先輩が保護したのは、“百戦練磨の野良猫母さん”と子猫3匹の親子。譲渡先を探しているのは子猫たちで、母猫は避妊手術後にリリースし、地域猫として世話をするという。  勧められるがまま野良猫親子に会いに行った花田さんは、そこで“運命の出会い”をすることになる。 「子猫3匹のうちの1匹が、他の子の影に隠れておびえたようにこちらを見ていました。近づいてみると、キジ白模様のその子猫は、しっぽの先っぽがちょこんと白かった。それに気づいた瞬間、なんだかとてもいとおしくて、『この子にしよう!』と決めたんです。ひとめぼれのような直感でした」  一人暮らしの賃貸はペット不可物件だったが、管理会社に掛け合うと、運良く飼育の許可が下りた。花田さんは、そのことにも運命的なタイミングを感じた。

“家庭内野良猫”と検索する日々

 花田さんは、家に迎えた子猫に「マオ」と名前を付けた。以前台湾を旅行した時、猫と書いてマオと呼ぶ地名を知り、その響きを気に入っていたという。 「マオは生後1カ月のオス猫でした。生まれてからずっと“野良のエリート”のような母猫と行動していたので、とても警戒心が強かった。当初、預かりボランティアの方からマオを兄弟猫と一緒に預かって、人なれさせてからの譲渡を提案されていたのですが、私は断ってしまった。元野良ならこんなものだろうと思ったし、その時にはもう、『マオと離れたくない!』という気持ちになってしまっていたんです」  しかし、その判断は甘かったことを花田さんは思い知る。 「引き取って2週間、マオはケージの中の段ボールからこちらをうかがっていました。その後ケージを開放したのですが、今度はベッドの下やクローゼットに潜って出てこなくなり、私が家にいる間は一切姿を見せなくなった。なんとか近づきたくて餌やおもちゃで釣ろうとしても、少しでも距離を詰めれば激しく威嚇されました」  引き取ってから1カ月が経過しても、マオの警戒心は薄まらなかった。  保護した先輩によると、野良時代に猫嫌いの人に出会って邪険にされてきたことも、人間不信の原因かもしれないということだった。 「焦らず気長に向き合っていれば、そのうち慣れてくるよ」初めて猫を飼う花田さんに、周囲の人はアドバイスした。  しかし、2カ月、3カ月と時間が経ってもマオの態度は変わらず、だんだんと相談相手の表情からも「懐くのは無理かもしれない」という気配を感じ始めたという。さらに花田さんを悩ませたのが、マオの粗相だった。 「まだ子猫なので慣れない場所への不安が強く、情緒不安定になっていました。深夜に私が寝た後でクローゼットから出てきて暴れ、トイレ以外でおしっこをすることが続いたんです。深夜に姿の見えない猫の粗相を掃除する日々が続き、さすがに心が折れ始めましたね(笑)」  そんな時にネットで知ったのが“家庭内野良猫”という言葉だった。 「検索してみると、マオと同じような猫がたくさんいたんです。それでもみなさん、飼い猫を溺愛していた。それを見て私も、『もしこのまま懐かなくてもマオと、一緒に暮らしていこう』と腹をくくったんです」。

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