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Tuesday, May 26, 2020

極貧、メンヘラ、体型コンプレックス……。彗星の如く現れた18歳の怪物、ビリー・アイリッシュのビジュアルブックの発売が決定(エムオンプレス) - Yahoo!ニュース

■「私たちはクソ貧乏だった。フツーに銃声とかしょっちゅう聞こえてきたし」「笑顔が嫌いなんだ。写真を撮るときも絶対笑わない」(ビリー・アイリッシュ) ビリー・アイリッシュのビジュアルブック『BILLIE EILISH ビリー・アイリッシュのすべて』(著者チャールズ・コンウェイ/訳芝瑞紀)が6月12日に発売される。 【画像】自分の体型に大きなコンプレックスを抱えるビリーは、体のラインが見える服を嫌う ■史上最年少、女性初の快挙を達成したビリー・アイリッシュ 2020年1月。グラミー賞で、18歳のビリー・アイリッシュが主要4部門(「年間最優秀楽曲賞」「年間最優秀アルバム賞」「年間最優秀レコード賞」「最優秀新人賞」)をはじめとする5冠に輝いた。 だぼだぼのファッションに髪はグリーン。その奇抜さから想像できないほどビリーの音楽は繊細でエモーショナル。クールなサウンドに隠されたダークな世界観と媚びない姿勢も支持される。インフルエンサーとして影響力を持つ、ビリー・アイリッシュとはどんな人物なのか? その生い立ちは? そんな疑問に、彼女自身の言葉で迫るのが、本書『BILLIE EILISH ビリー・アイリッシュのすべて』だ。 「私たちはクソ貧乏だった。私がどんなふうに育ったか、みんな勘違いしてる。フツーに銃声とかしょっちゅう聞こえてきたし」 父・パトリックは俳優、母・マギーも女優や声優などをこなす芸能一家。役者業一本で一家を支えられるほど売れてはおらず、ビリーが生まれてから、ふたりは副業や新しい事業を始める。しかし、リーマンショックで何もかもを失い、極貧生活を過ごす。 それでも両親は幼少期よりビリーのセンスを見いだしていた。兄フィニアスも、ビリーはアーティスティックな意味で自分が何を求めているのか、はっきりとわかっていたと語る。彼女のクリエイティブな素質を伸ばそうという両親の教育法により、学校には行かずホームスクールで学んだ。 「ママの授業がなければ、いまごろどうでもいいことしか歌えてなかったと思う」 ホームスクールでは、マギーが作詞を教えた。はじめて作詞をしたのは11歳のとき。「何かがふと頭に浮かんで、それをどんな言葉にしようか迷ってたら歌詞になった」と語る。それが「Finger Crossed」である。 「それを見て、思わず涙がこぼれた。私の夢も、ステージに立って、みんなから拍手してもらうことだったんだって、はじめてわかった」 曲をつくったり歌ったりするのは特別なことではなかった。しかし12歳のとき、ミュージカル『マチルダ』を見て衝撃を受ける。そのときはじめて人前で歌うということを意識したという。ビリーは自分の音楽を世の中に発信し、誰かの前で歌って拍手してもらう自分の姿を思い描くようになっていた。 「いつも自信がなかった。うまく話せなかったし、ほかの子と同じようにできなかった」 ビリーは自分の体型に大きなコンプレックスを抱え、体のラインが見える服が大嫌いだった。ミュージカルに触発され、有名なダンススクールに入ったビリーだったが、ダンスで着用する体にフィットする服を嫌った。そのころのことをビリーは「たぶん、人生でいちばん不安定な時期だった」とも語る。 ■「Ocean Eyes」この1曲から始まった 2015年11月、サウンドクラウドにアップされた「Ocean Eyes」は、ビリーの名が世に知られるきっかけとなった。もともと兄フィニアスがバンドで演奏していた曲を彼女が歌い、レコーディングしたものだ。音楽ストリーミングアプリ<Hillydilly>でも話題になり、再生回数を伸ばした。また有名DJたちもすぐに自身のラジオ番組で取り上げた。ビリーにとって、「Ocean Eyes」のヒットは間違いなく大きな転機だった。 「おかしな話だよね。14歳のビリー・アイリッシュって聞いたら、キラキラしてる私を想像するでしょ? でも実際には、14歳の私はほんとうにみじめだった」 ダンスの練習中に腰を痛め、ダンスを続けることができなくなってしまう。ビリーはしょっちゅうパニックを起こしては、自傷行為を繰り返していたという。「Ocean Eyes」のヒットの裏で、彼女は精神的に追い詰められていった。 「笑顔が嫌いなんだ。写真を撮るときも絶対笑わない」 2017年「Don’t Smile at Me」をリリース。タイトルは「ありのままの気持ち」だという。「笑いかけられたら、笑い返さなきゃいけないって思うみたいだけど、それって、自分の意思とは関係なく“笑わされてる”ってことじゃない?」とビリー。 「あの子たちの気持ちがよくわかる。だからライブで“自分を大事にしてあげて”って言ったんだ」 世間からの注目が集まる一方で、ビリーはいつも憂鬱だった。ライブに来たファンの腕に傷があるのを見るたびに、胸が張り裂けそうになったという。ビリー自身も自傷経験者である。 どんなに成功しようとも、ビリーが繊細な少女であることに変わりはない。家族や多くのファンに支えられてきたが、心にはいつも大きな闇を抱えている。幼い頃からたくさんの問題と向き合ってきた彼女にとって、音楽はひとつの逃げ道でもあり、癒しでもあった。ビリーは、自分の曲を聴いてくれる子たちにとっても、そうであってほしいと願っている。 ファッションアイコンとしても注目されるビリー。本書にはファッションスナップも収録される。 書籍情報 『BILLIE EILISH ビリー・アイリッシュのすべて』 著者:チャールズ・コンウェイ 訳:芝瑞紀 発売日:6月12日 販売元:株式会社大和書房 定価:1,500円+税 【目次】 Part1 私たちはクソ貧乏だった―ビリー誕生 LAで最もヤバいエリア Part2 みんなと同じことができない―少女時代の光と闇と苦悩 Part3 売れているのに、みじめだった―天才誕生と居場所探し Part4 ファンのおかげで私がいる―バイラルヒットの代償と蘇生 リリース情報 2019.12.25 ON SALE ビリー・アイリッシュ ALBUM『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?-デラックス・エディション-』 ビリー・アイリッシュ日本特設サイト https://ift.tt/2uNjHEJ

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