
日々の食事に彩りを添えてくれる『サラダ』についてです。
■今週(6/24~6/28)のテーマ:『サラダ』
6/24(月) 『サラダとは』
『サラダ』を辞書で調べますと、“生野菜、または茹でた野菜に、
ハムや魚介類、卵、果物などを取り合わせ、ドレッシングで調味した料理“とあります。
ひとクチに“サラダ”といっても、お食事の場面に応じて使い分けられています。
例えば、『食前のサラダ』です。
こちらは“オードブルがわりに、食事の前にいただくサラダ”です。
“ベジタブルファースト・ベジファースト”という言葉を耳にされたこと、あるかと思いますが、
研究の結果、野菜を最初にいただくことで、食後の血糖値の上昇を抑えられることが分かっているそうなんですネ。
そういった意味では、食前にサラダをいただく・・・というのは、とても理にかなっているそうです。
続いて、『メインディッシュのサラダ』です。
野菜の他にフルーツやお肉、魚介類などが入った、具材の種類も量もたっぷりなサラダです。
『ローストビーフサラダ』や『パスタサラダ』、『チキンサラダ』、『雑穀や豆類、お米のサラダ』などがあります。
他にも、メインディッシュに添える『付け合わせのサラダ』や『食後のサラダ』などがあります。
前菜以外にも主食にもなったりと、サラダは食事の時、いろいろな役割を果たしてくれています。
【感想】
“サラダ”と聞くだけで、体にさわやかな風が吹き抜けるような爽快感を感じますよネ。
野菜大好きな私としては、サラダは毎日食べたいものですネ。
レタス、トマト、セロリ、キュウリ、ブロッコリー、ピーマン、タマネギ、ニンジン・・・。
もうパリパリ、モグモグ食べたいなって思っていますけど、
なんかそれを食べている自分の姿を想像したら、牛みたいだな・・・と思いました(笑)
6/25(火) 『サラダの歴史①』
『サラダ』という言葉の語源は、『塩』を意味する『sal(サル)』といわれています。
古代ギリシャ時代には、野草を摘んでお塩をふったお料理があって、これが“サラダのルーツ”と考えられているそうです。
その後、古代ローマ時代になると、様々なサラダが登場します。
当時のお料理の書によりますと、生野菜や茹でた野菜にハーブを添え、お酢やオリーブオイル、
お魚を塩漬けにした“魚醤”のようなもので味付けしていたそうです。
その後、16世紀や17世紀になると、船によって遠い南アメリカから
トマトやピーマン、ジャガイモといった“新しい野菜”がヨーロッパに伝わっていきました。
それによって、サラダのバリエーションがどんどん広がっていったそうです。
日本にサラダが登場するのは、欧米の食習慣が入ってきた明治時代以降です。
それでも当時は“サラダはレストランなどで食べるもの”で、
一般のご家庭の食卓に登場するようになったのは、戦後になってからです。
日本には古くから“お漬物”という食文化がありましたが、“生野菜を食べる”という習慣は、基本的にはなかったそうです。
一説には、日本で生野菜をいただくようになったのは、トンカツに添えたキャベツのせん切りが始まりで、
“サラダ=付け合わせ”という認識だったそうです。
【感想】
そっかぁ、トンカツの付け合わせや生姜焼きの付け合わせのキャベツの千切り。
あれもサラダといえばサラダですよネ。
“生野菜は体を冷やす”ともいわれていますが、この季節には最高ですよネ。
ドレッシングも種類が豊富で飽きないし、お塩とコショウとオリーブオイルだけでもイイですし、
食べ方いろいろありますよネ。・・・サラダ、本当に好きです。
6/26(水) 『サラダの歴史②』
サラダの歴史に欠かせないのが、ドレッシングです。
古代ローマ時代には、フレンチドレッシングのように、オイルとお酢を合わせたものが既にあったそうです。
その後、18世紀のフランスでマヨネーズが作られたそうです。
そんなマヨネーズが日本でも発売されるようになったのは、1925年(大正14年)です。
そして1958年(昭和33年)には、キユーピー株式会社さんから
日本で初めての市販のドレッシング、『フレンチドレッシング(赤)』が発売されました。
翌年には『フレンチドレッシング(白)』、
そして1963年にはマヨネーズをベースとした『サウザンアイランドドレッシング』が発売されました。
その後、日本人になじみ深いお醤油味の『和風ドレッシング』、
さらに『中華ドレッシング』の登場によって、サラダが食卓に登場する回数が増えていきました。
そして1989年には、理研ビタミンさんから『ノンオイルスーパードレッシング 青じそ』が登場すると、
健康志向もあって、さらにサラダの人気が高まっていきました。
このドレッシングですが、もともと理研ビタミンさんが発売している『海草サラダ』に小袋で付いていたそうなんですネ。
その後、“このドレッシングだけ欲しいです!”という声を受けて、瓶入りとして新たに開発されたんだそうです。
【感想】
キューピーさんの『フレンチドレッシング』の赤と白、懐かしいなぁ。
“どっち派?”なんて会話ありましたねぇ。
このノンオイルの青じそドレッシング、人気ですよネ。
冷しゃぶサラダに、私はこの青じそドレッシングとマヨネーズを1対1で割った
ドレッシングを使ってかけるのが好きなんですけど、すごく美味しいので、ぜひやってみてください。
6/27(木) 『シーザーサラダ』
『シーザーサラダ』とは、ロメインレタスやクルトンをフレンチドレッシングで和えて、
パルメザンチーズをかけたサラダで、1924年に誕生しました。
この名前ですが、メキシコにあるレストラン『シーザーズプレイス』の
シーザー・カルディニさんが作ったことが由来といわれています。
キッチンにあったロメインレタスやクルトン、パルメザンチーズなどの材料を
かき集めた、いわば“即興で作ったサラダ”でしたが、これがとても好評だったそうです。
それがアメリカに伝わり、世界に広がったと考えられています。
その一方で、実は最初にシーザーサラダを作ったのは、
シーザー・カルディニさんの弟で、『シーザーズプレイス』で働いていた
アレックス・カルディニさん・・・という説もあるそうなんですネ。
アレックスさんが残り物を集めて作ったサラダが好評で、
近くに飛行場があったことから、『飛行士サラダ』と名づけたそうです。
その後、レストランのオーナーである、兄・シーザーさんの名前にちなんで
『シーザーサラダ』に名前を変えた・・・という説です。
いずれにしても、“『シーザーズプレイス』で作られた”というのは間違いないそうなんですネ。
そして、シーザーサラダが誕生されたとされる7月4日を、
キユーピー株式会社さんでは『シーザーサラダの日』として定め、『日本記念日協会』に認定・登録されたそうです。
【感想】
7月4日は『シーザーサラダの日』なんですネ。
シーザーサラダ、美味しいですよネ。時々、あの濃厚な味、無性に食べたくなります。
あのドレッシングって、ポテトフライにかけても美味しいですよネ。
今ではファミレスの定番サラダにもなっていますよネ。
きっと即興サラダとして作ったものが世界中に広まって、最初に作ったこの兄弟、ビックリしていますよネ。
6/28(金) 『ポテトサラダ』
『ポテトサラダ』の始まりには、諸説あります。
そんな中、ロシアの『オリヴィエ・サラダ』を始まりとする説が有力とされています。
お肉と角切りにした野菜、そして香草をマヨネーズで和えたロシアの伝統的なサラダです。
この『オリヴィエ』とは、リシュアン・オリヴィエさんというフランス人の方のことで、
19世紀にモスクワでシェフをされている時にこのサラダを考え出されたそうです。
ジャガイモが使われていますが、私たちがイメージする『ポテトサラダ』とは違って、
ジャガイモが潰されていないそうなんですネ。
こうしてロシア発祥の『オリヴィエ・サラダ』が、世界中に広がってその国ならではの『ポテトサラダ』として発展したそうです。
例えば、たっぷりのお酢を効かせた野菜サラダに、ポテトを加えたイメージの『アメリカ風ポテトサラダ』、
ミルクやマヨネーズ、野菜やリンゴの角切りを混ぜた『上海ポテトサラダ』、
そして、タラコが特徴の『タラモサラダ』は、ギリシャやトルコの家庭料理なんだそうです。
日本では大正時代に、帝国ホテルでポテトサラダが考え出されたといわれています。
その後、ポテトサラダはご家庭でも作られるようになり、また飲食店でも様々な工夫がされ、
日本独自の味に進化していったそうです。
【感想】
ポテトサラダも大好き!
私はジャガイモをあんまり潰さずに混ぜるのが好きで、タマネギをちょっと多めに入れますかねぇ。
そして、コショウをたっぷり効かせるのも好きなんですけど、たまに赤いコショウ、ありますよネ。
あれをちょっと潰して入れると、香りが立って好きなんですネ。
ポテサラ、ほっこりとした家庭の味で、ホント大好きです。
今日はみんなポテトサラダ、食べますよネ。きっと(笑)
【今週の感想】
今週の放送で、私がいかにサラダ、野菜好きなのかお分かりいただけたらと思います(笑)
サラダ、本当に美味しいですよネ。
サラダバーに行くと、ついつい取り過ぎちゃいます。
今回はお話できませんでしたが、ポテサラと並んで人気のマカロニサラダもありますよネ。
コンビニもたくさんのサラダがありますし、私たちの食生活に欠かせない食べ物になりましたネ。
今夜は何のサラダを食べようかなぁ~。
追伸
先日、千葉に行ったんですけど、
その際にたくさんの方から“『いってらっしゃい』、聴いてるよ”って言っていただいたんです。
本当に会う人会う人からそう言っていただいて、驚いたのと同時に、とっても嬉しかったです。
ありがとうございます。
お仕事をされながらだったり、通勤途中のクルマの中だったり、聴き方はいろいろでしたが、
これからも聴いてくださっている皆さまの朝が、少しでも楽しくなりますように頑張ってまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
【お知らせ① 次週(7/1~)からのテーマ】
これからの時期、花火大会などで着る機会が多い『浴衣』についてです。
【お知らせ② 番組で使用しているBGM】
◆オープニング
♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ
◆エンディング
♪To Be / モントルー
からの記事と詳細 ( 2024年6月24日週 テーマ「サラダ」 | スズキ・ハッピーモーニング 羽田美智子のいってらっしゃい - ニッポン放送 )
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