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Friday, January 7, 2022

【地元自慢】氷像づくり 東川町の職人に密着|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

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正月前、東川町では初詣の人に楽しんでもらおうと氷像が作られました。その制作に旭川放送局の影島亜美リポーターが密着しました。

【氷像作り37年の職人】
厳しい寒さが続く東川神社を訪ねると氷像を作っている人がいました。
東川町で氷の彫刻を作り続けて37年の盛永幸男さんです。
これまで200あまりの氷像を作り、多くの人を楽しませてきました。
過去には、世界各国の職人が腕を競う大会で2位になったこともあります。
盛永さんは地元の冬を盛り上げようと、毎年、初詣にあわせて氷像を作っていて、今回はえとのとらを作りました。

【盛永さんの氷像作り】
氷像作りでは、初めに紙にデッサンを描き、それをもとに氷にとらを描き写します。
盛永さんは「デッサンができると作品の半分はできている。それを頭の中に入れて氷像を作ります」と話していました。
デッサンに沿ってチェーンソーで粗く削っていくと、だんだんととらが姿をあわらしてきました。
盛永さんは制作に当たって「見てくれる人の中にはとら年の人もきっといると思うので、ことしも頑張ろうと思ってもらえるような作品を作りたい」と思いを話します。
そして最後に「いかつい感じにしたいので、毛並みをつけた方が感じが出ると思って」と話し、チェーンソーでこだわりのとらの毛を描いていきました。

【制作2日目】
2日間の制作期間をかけて、とらの氷像は完成しました。
大きな口を開けて牙をむき出しにした顔は皮膚が盛り上がり迫力のある姿です。
盛永さんは「見てもらって、すごいなとかきれいだなと感じてもらえたらいいなと思っています。いつかはとける、はかない命に魂を込める。その一瞬一瞬がおもしろい」と話していました。

【盛永さんの氷像】
東川町で1月15日、16日に開かれる「ひがしかわ氷まつり」で盛永さんが作る新しい氷像が展示される予定です。

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