季節外れの暖かさの影響で、都内のスーパーでは、夏場によく売れるサラダ用の野菜の売れ行きが好調になり、担当者は、日々の気温が左右する仕入れに頭を悩ませています。
東京・墨田区のスーパーでは、例年この時期には白菜やネギといった鍋野菜の売れ行きが好調ですが、気温の高い日が続き、トマトやレタスといったサラダ用の野菜の売れ行きが伸びているということです。
このため、こうした野菜を店頭にも持ってきて、売り場面積を増やして販売しています。
毎日の気温で売れる野菜が大きく変わるため、担当者が天気予報を見ながら仕入れる野菜の種類や量を検討していますが、寒くなったり暖かくなったりと変化が激しく、日々の客の需要をつかもうと頭を悩ませています。
スーパー「イズミ」の五味衛社長は「売れ残りも売り切れも出さないように毎日考えていますが、きょうも予想以上に暖かくてトマトがどんどん売れています。あすからは再び寒くなるようなので、白菜やネギの仕入れを増やそうと考えています」と話していました。
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