おいしい「パスタサラダ」をつくるコツは、風味と食感のバランスを取ること。これに尽きます。
パスタサラダの場合、柔らかいパスタが、野菜や、少しのチーズまたはハムやソーセージ、お好みで加えるカリカリの付け合わせと組み合わさることで、あの食感が生み出されます。
そして、これらを1つにまとめるのがドレッシングです。マヨネーズベースのものが一般的ですが、ビネグレットソースも耳にしないわけではありません。けれども私は、パスタサラダにはディップを使うのが好みです。
ディップには、パスタサラダに必要なものがすべて入っています。クリーミーでピリッとしていて、スパイスもしっかり効いているので(そうでないものもありますが)、それをサラダ材料にかけて混ぜ合わせるだけでOKです。
ディップが決め手。おいしいパスタサラダの秘訣
ディップなら、パスタや野菜をコーティングしつつ、味もつけてくれるので、たくさんの材料を使わなくても、まとまりのあるおいしいサラダができあがります。
もちろん、これがうまくいくかどうかは、使うディップのおいしさにかかっています。味の薄いディップなら、塩やコショウ(あるいは化学調味料「グルタミン酸ナトリウム:MSG」)を少し加えることになりますが、味は簡単に整えられます。
いずれにせよ、ディップが全体を覆うことになるので、自分好みのフレーバーを使うことがポイントです。
私が使ったのは、どんな味なのかも知らずに買った「エブリシング・ベーグル」というディップでしたが、ラッキーなことに、これがまずまずのおいしさでした(味を少々整える必要はありましたが)。
ディップを用意したら、次はサラダ材料の準備です。私が使ったのは、ケイパーとチェリートマト、細かく砕いたベーグルチップです。
生のタマネギやサケの燻製を少し加えてもよかったかもしれません(ちなみに、最初はローストコーンディップでも良いかなと思っていました。こちらのディップなら、コティヤチーズと新鮮な生のコーン、たっぷりのコリアンダーを合わせたと思います)。
パスタは、つくり方に書かれているよりも数分長く茹でます。数分なら、パスタはやわらかくはなりますが、そこまでぐじゃぐじゃにはなりません。「長めに」ゆでることで、冷めてもパスタがパリパリにかたくなるのを防げます(かたくなるのは、いわゆる「デンプンの老化」)。
お湯を切って冷ましたパスタにディップを加え、さっと混ぜ合わせます。自分の好みに合わせてまんべんなく行き渡るように、ディップを少しずつ加えていきましょう。そこにほかの材料を加えて、同じように混ぜ合わせます。
私は、230gのパスタ(乾燥時)に3/4カップ(180ml)のディップを使いました。味を見て、必要に応じて味を整えたら、できあがりです。
私がつくった時のレシピをテンプレとしてご紹介しますが、このサラダには、レシピなんてほとんど必要ありません。それほど簡単につくれてしまうのです。
パスタサラダの材料とつくり方
材料
- お好みの乾燥パスタ(できれば、スパゲティーなどの細長いタイプは避けて、短くて厚みのあるタイプを選ぶ):230g
- エブリシング・ベーグルディップ(またはスプレッド):3/4カップ(180ml)
- チェリートマト(四つ切り):1パイント(550ml)
- ケイパー:1/2カップ(120ml)
- 青ネギ(薄切り。緑の部分のみ):1房
- 細かく砕いたベーグルチップ(付け合わせ用):1/4~1/2カップ(60~120ml)
- 塩コショウ(お好みで)
- エブリシング・ベーグルシーズニング(お好みで)
- オプションで、サケの燻製、生のタマネギ、飴色に炒めたタマネギといった、ベーグルに合うものをさらに加えても良いでしょう
つくり方
- パスタを茹でる。茹で時間は通常よりも数分長めにして、パスタがぐじゃぐじゃにならない程度にやわらかくなるまで茹でる。
- 1カップ分のゆで汁を確保したあと、お湯を捨て、残ったパスタは冷水ですすぐ。
- パスタが完全に冷めたら、ディップを加え、さっと混ぜ合わせる。ディップのとろみが強すぎて混ぜにくい場合は、小さじ1杯のゆで汁を加えると、とろみがゆるくなって混ぜやすくなる。
- パスタを味見して、必要なら塩コショウや化学調味料で味を整える。再びさっと混ぜ合わせて、味見する。
- チェリートマトとケイパー、半分の青ネギを加える。さらに混ぜ合わせたあと、残りの青ネギとベーグルチップをあしらう。
- お好みで、エブリシング・ベーグルスパイスでさらに味を整える。
Source: Amazon
からの記事と詳細 ( ディップで味わう新感覚「パスタサラダ」。絶妙バランスの風味と食感が広がる - Lifehacker JAPAN )
https://ift.tt/DORPuq3
No comments:
Post a Comment