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Thursday, September 15, 2022

【連載】インカレ直前特集『体現』 第5回 松本日和✕小林千晃✕関綾乃✕河井なごみ - wasedasports.com

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 今回登場するのは、外野手としてチームを支える松本日和(スポ3=東京・日大二)×小林千晃(スポ2=千葉経大付)×関綾乃(スポ2=千葉経大付)×河井なごみ(スポ2=埼玉・伊奈学園総合)だ。昨季も多くの試合に出場し、経験を積み重ねてきた4人。全日本大学選手権(インカレ)、そして4年生への思いを伺った。

※この取材は8月30日に行われたものです。

――まず松本選手の紹介をお願いします

小林 とても話しやすくて頼れる方です。学年が違うと話しづらいことがあったりもするのですが、日和さんはそんなことは全然なく気楽に話しかけてくれて、お姉さん的な存在です。しっかり者で周りを良く見えている方なので本当に頼りになる存在です。

 色々自分で考えていることを発信してくれたり、学年は違うのですが、ソフト以外の部分でもよく気にかけてくださったりしてくれます。悩みとかも相談しやすい頼れる存在の先輩です。

河井 入部しようか迷っている時に最初に話してくれたのが日和さんでした。そこからずっと頼れる存在です。少しでも自分が気になったことを聞くと、細かく教えてくださって、、、頼れる先輩です(笑)。

小林 あと結構ツッコミを入れてくれます。自分たちの代がボケばっかりなので、そういう時にツッコミを入れてくれます。

 ツッコミが的確で頭がいいなあと思います(笑)。

松本 半分はあってるし、もう半分は新しい発見ですね(笑)。

――それでは小林選手の紹介をお願いします

松本 小林はとにかく明るく、天真爛漫という感じです。ですが、自分のやりたいことは明確に持っていて、それを成し遂げるために自分で考えてやれる人だなと思っています。

小林 照れますね(笑)。

松本 外野手としても頼りにしている部分が大きくあって、色んなアドバイスをもらったり、逆に自分からも提案してみたり、そういうコミュニケーションが取りやすい、チームにとっていい存在だなと思います。

 高校からの同期で、出会いは中学の選抜チームなので、このチームでは一番付き合いが長いです。なんでも言い合える仲なので、ソフト以外の時でも頼れるし、私よりしっかりしているので、いろいろ頼らせてもらっています。今は同じ寮に住んでいるので、一緒にいる時間が一番長いです。一番頼れるし、一番信頼の置ける人です。

河井 千晃は全員に分け隔てなくて、先輩にも自分たち同期にも、後輩にも気づいたことを言えるし、プライベートでも仲良く話せるし、そういうところを尊敬しています。色々悩みとか考えていることもたくさんあると思うのですが、それを表に出さず、自分を律して強く持っている子だなと思います。

小林 自分自身この部活にいて楽しいというのが一番大きくて、それがあるから明るくいることができているのだと思っています。これからも調子に乗っていると思われない程度に明るく盛り上げていきたいと思います(笑)。

――続いて関選手の紹介をお願いします

松本 本人の口からも出ているのですが、結構容赦なく色んなことを言ってくれます。それは先輩・後輩・同期それぞれにいい刺激になっているし、チームを強くするために必要な存在だと思っています。そういう存在だからこそ、こっちからも言いやすいし、何でも素直に聞いてくれるところもあって、新しいことや今までできなかったことをできるようにしようという姿勢があります。

小林 いいことから言うと……

一同 悪いこともあるんだ(笑)。

小林 (笑)。真面目な方から言うと、ガッツがあります。ボールに食らいつく姿勢とか、打席で粘り強くいく姿勢とかがチームで一番感じられます。ソフトボールは流れに左右される競技なので、そういったガッツのあるプレーが生まれると、チーム全体が明るくなって、勢いにもつながってくると思うので、そういうところはチームとして必要な存在だと感じます。 面白い一面で言うと、食に対してすごくて、差し入れがある時のじゃんけんで負けているところをあまり見たことがないです(笑)。ソフトボールではガッツがある感じですが、普段は面白い一面もありながら、なんもないところで転んだりとドジっぽいところも彼女の良さなのかなと思います。

松本  あと外野で虫とたわむれてる。

 虫に好かれてるみたいで(笑)。

河井  自分と真逆のものを持っているなと思っています。自分はあまり人に自分から行けないのですが、綾乃は人懐っこいというか、人当たりがいいなと感じます。どんな人にも自分から行けるし、自分も二人よりも遅く入部したのですが、その時も綾乃が話しかけてくれました。今でもバッティングで気づいたことをすぐに言ってくれるので、一番構えることなくしゃべれるなと思います。

 結構いい部分を言ってくれたので、すごくうれしくて少し恥ずかしいです。でもやっぱりちゃんといじってくるんだというので、逆に安心しました(笑)。

――河井さんの紹介をお願いします

松本  河井から体験したいという連絡をもらって、自分が会ってグランドまで一緒に来たのが最初でした。その時に思ったのが、「この子はすごく熱い心を持っているんだな」ということでした。外にはあまり出さなくて、感情を表現するのが苦手なタイプではあると思うのですが、内に秘めている熱いものは大きくて深いのかなと今でも感じています。先輩後輩とコミュニケーションをとることを少し苦手としているのかなという部分はあるのですが、なごみなりにコミュニケーションをとろうとしているのがすごく見えるし、自分も容赦なくいじりたいなと思っています。なごみ特有のコミュニケーションというのがすごく面白いなと思っています。

小林 ソフトボールに関しては、一番グランドにいるなと思います。学校がある日でも、間の時間を見つけたらすぐにグランドに出て練習している姿を見て、ソフトボールが大好きなんだな、自分と向き合う時間を大切にしているんだなと強く感じています。実際に努力の結果がプレーとして出ているので、さすがだなと思います。自分自身と向き合うというのは難しいことだと思うので、しっかり時間を見つけて自分と向き合おうとする姿勢を尊敬しています。普段は、マイペースというかおっとりしている感じです。でも、くだらないことでたくさん笑い合えるというか、なごみがいると和むというか(笑)。

一同 拍手

小林  同期の中でもなごみの存在で雰囲気が明るくなるというか、優しさで包まれるような存在です。

 小林も言っていたのですが、ソフトボールに対する情熱とか好きな気持ちが表れたプレーをしているところや、部活以外でもソフトボールのことを考えて貪欲な姿を見て、刺激をもらえて自分も負けていられないなと思えます。ソフトボール以外の面だと、ゆるキャラみたいな感じで癒やされるというか、同期だけど心を落ち着かせてくれます。本当にくだらないことで笑うし、話も聞いてくれるので、いろいろしゃべれるし、いい存在だなと思います。

河井  こういうお話は普段聞けないので、この機会にいろいろ言っていただけてうれしかったです。自分そんなにコミュニケーションは得意ではないのですが、今大好きな仲間と出会えたなと思っているので、是非容赦なくいじっていただきたいなと思います。

――ソフトボールを始めた時期やきっかけは

松本  小学校2年の時に、幼なじみと遊び程度に野球をやっていて、幼なじみが地元の少年野球チームに入るというのがきっかけでした。たまたま地元にソフトボールチームがあったので、そこに入って小学校6年までやりました。人数が少なくて自分の代が最後でそのチームはなくなってしまって、中学校もソフトボールチームがあるところがものすごく少なくて、家から遠い所の中学に通っていたのですが、そこも人数がいない関係で、自分の学区の中学に転校して、そこでソフトボールをやめてしまいました。中学はバドミントン、高校はバスケというようにソフトから離れてしまって、不完全燃焼で終わってしまったので、大学でまたやりたいなと思っていました。大学のソフトボール部ってどんな感じなんだろうと思って体験に行ったら、その時の4年生がすごく優しく迎え入れてくれたので、ここにしようと思って入りました。

小林  中学からソフトボール部に入りました。きっかけは幼なじみから「一緒にソフトボール部に入ろうよ」と誘われたことです。正直球技があまり得意ではなくて、ドッジボールもよける側なので、ソフトボールは、ザ・球技で自分にできるか不安だったのですが、中学のチームで1個上と2個上で仲の良い人がその部活に入っていたので、それもあってやってみようかなと思って始めました。そのまま中、高、大と続けています。

 私が最初に始めたのは野球で、小学校2年生から6年生まで少年野球チームでやっていました。中学に上がる時には女子野球もあったのですが、同じ小学校のソフトボールチームで同い年の子が人数も多くて強くて、一緒にやりたいなと思っていて、中学校に上がってそのメンバーがそろった中でやっていました。下の代は人数も少なかったのですが、中学校ではメンバーに恵まれて結構いいところまで行けたりして、高校ではもっと本気でやりたいなと思って、高校は千葉経大(付高)に行きました。今もまだソフトが好きというのがあってずっと続けているという感じです。

河井  自分は小学校6年の時に学童に通っていて、友達の女の子2人と「バスケがやりたいね、でも人数が足りないね」というところに、男の子たちを誘ったら、「じゃあ野球もやってくれたらバスケもやるよ」と言われて初めて簡単な野球をやりました。そしたら先生が優しく投げてくれたというのもあって、すごくパカパカ打てて、すごく楽しいスポーツだなと思ったのがきっかけでした。あとは弟と父が野球をやっていたので、キャッチボールくらいならなじみがあったというのがあって、中学校でソフトボール部の紹介を見てかっこいいなと思って自分もやりたいということで、ソフトボール部に入部しました。

 言い忘れちゃったんですけど、お兄ちゃんに怒られちゃうので(笑)。兄が2人いて、兄がやっていて、その影響があります。

――早大のソフトボール部に入った理由は

松本  自分は大学でまた始めることになったので、自分の技術に自信もないし通用するか分からない状態でした。まず部活が厳しいイメージがあったので、ソフトボール部かサークルの女子野球で迷っていました。自分が入学した年がちょうどコロナで授業は全部オンラインで、部活動もサークルもやっていない状況で、どうしようと思っていて、3月にソフトボール部の体験に連絡したのですが、活動出来ない状況で夏まで行けませんでした。とりあえず体験に行ってみて、自分が続けたい方に入ろうかなと思っていて、最初にソフトボール部の体験に夏に行った時に、すごい人たちはそろっているのですが、初心者も大歓迎してくれるし、どんな経歴でも温かく迎え入れてくれるという環境がうれしかったし、こういう所でやりたいなと思いました。自分のソフトの技術どうこうというよりは、4年間ここで試合に出られなくてもいいからこの人たちとソフトボールをしたいなと思ったので、その日に入部を決めました。

小林  自分は一番学生主体というところに引かれました。ソフトを大学でやることは決めていたのですが、原田(理子、スポ3=千葉経大付)さんが高校の先輩で、高校でも良くしてもらって、早大で活動している姿を見て楽しそうだなと思ったし、原田さんが好きな先輩でもあったので、「早稲田いいな」と思いました。練習に実際に行ってみて、何よりも雰囲気が一番良くて、ソフトは上下関係が厳しいイメージがあったのですが、早大のソフトボール部は上下関係がいい意味でないというか、みんなが楽しめる良い環境だなと思いました。学生主体でソフトボールをしているのを見て、自分がやりたいソフトボールを体現できるのが早大のソフトボール部だなと思って、早い段階で早大のソフトボール部に入るために受験を頑張りました。

 高3の春くらいに先生に勧められたのがきっかけで、その前から見てみたいなというのはあったのですが、そこから現実的に考えるようになりました。受験前に一度体験に行ったことがあるのですが、そこでも雰囲気が良くて、高校ではガチガチに縛られたソフトをやっていたので、自由に伸び伸び楽しめる環境が魅力的でした。絶対にここでやりたいなと思って受験勉強を頑張りました。

河井  高校でソフトボールをやっている時にケガをしてから満足にソフトボールができなくて、高校2、3年生の時はケガとコロナがあってできなくて、高3で進路を決める時にどこかでソフトボールをやりたいなと思っていました。顧問の先生が早大のソフトボール部があることを教えてくださって、そこからなんとなく引かれて、ソフトボール以外の環境にも魅力があったので早大の受験を決めました。入学式の前に練習に行かせていただいて、高校の時は結果が一番大事だったり、人間関係もあったりしたのですが、本当に純粋にソフトボールが楽しめる環境だなと感じて、その日に入部を決めました。

――今つけている背番号を選んだ理由は

松本  小学校、中学校でやっていた時にいただいた背番号が6番で、高校3年間バスケをやっていた時にもらっていた背番号も6番でそれを足して12番にしました。バスケで教わったことはすごく生きているなと感じるし、ソフトボールに対しても思い入れがあるので、どちらの精神も忘れずにやりたいなというので足して12にしました。

小林  中学のころのソフトボール部の顧問の先生が人生を切り開いてくれた方というか、その方と出会ってソフトボールをしていなかったら早大にも入っていなかったと思うので、中学の時からずっと支えてくれていた恩師の好きな番号が1ということで、1をつけたいと思っていました。でも先輩にも1番がいて、自分は細い体型なので、1だと体も細く見えてしまうということで、大学からまた一から新しく頑張ろうということで11にしました。11も細く見えちゃうのですが(笑)、自分の中では好きな番号です。

 深い意味はなくて、10番台が良くて、高校の時は35番だったのですが、その3を取って13という、本当にしょうもないです。

河井  自分もそんなに深くないのですが、名前がなごみなので、そこから75にしました。背番号は目立つので背中からでも分かりやすいし覚えてもらえるかなということで、中学校の時も75番だったのですが、大学でも75番にしました。

「この4人で3つのポジションを守る」

後輩からも厚い信頼を寄せられる松本

――ここから松本さんに伺います。2年生の3人は下級生の時から試合に出場していますが、その姿をどのように感じていますか

松本  頼もしいなと思います。正直な話をすると、春リーグ(東京都大学連盟春季リーグ戦)とインカレ2次予選はこの3人が外野手で、自分が春リーグ前にケガをしてしまって、春リーグもリーグ予選も全総(全日本総合選手権大会東京都予選会)も出られないとなった時に、ポジションの移動もあったと思うのですが、3人がなんとかやりくりしてくれて、そのおかげでインカレに行けたという気持ちがあります。自分が復帰した時に監督に言われたのが、誰かがこのポジションというよりも、この4人で3つのポジションを守るということで、その言葉が残っています。この中の誰かが出ていて、「なんで自分じゃないの」というよりは「こいつなら任せられる」「この人たちなら大丈夫、やってくれる」という思いがすごく強いので、自分が出ていないからどうこうというよりも、4人で外野を守り切ろうと思っています。練習メニューを決める時も意見をくれたり、自分一人ではできないこともあるので、頼りにしている存在です。

――外野で出場している4人の中で唯一の3年生ということで、意識していることはありますか

松本  正直どうかなっていう。後輩から見て自分は頼りにされているかなとかすごく思うのですが、自分が考えたことを自分なりに発信していきたいし、結果が重視されると思いますが、そこに至る過程も後輩たちに伝えられたらいいなと思っています。自分に付いてこいというよりかは、一緒に底上げしてみんなで上がっていこうという気持ちの方が強いです。

――2年生の3人は、下級生のころから試合に出ていることについてどう捉えていますか

 私は1年生でインカレに出させてもらって、それだけでもすごくありがたいことだと感じます。1年生なのだから思いっきりと考えれば良かったのですが、それ以上に気負ったり、「出してくださっているから結果を出さないと」と考えてしまいました。それを受け入れてくれている監督もキャプテンも、選んで下さっているからこそ期待に応えたいなという気持ちがあります。そこは大事にしていきたいところです。率直に言うと、出られているけどまだまだな部分があるので、そこはもっと高めていきたいです。

小林 1年生のころは期待に応えないと、というのがあったのですが、今はソフトを楽しめているというか、このチームでソフトをできていることが楽しいというのが大きいです。期待に応えなきゃというよりも、チームがいい方向に向かっていくために必要な存在になりたいという気持ちが強いです。1年生の時はプレッシャーを感じることもあったのですが、今はソフトを楽しんで、楽しんでいる姿でチームを盛り上げたり明るくしたいというのがあります。チームのプラスになるような存在でありたいと思います。

河井  どなたかがケガをされて途中出場で機会をいただいて、そういう時には自分がチームの中でそういう役割を担えるだろうかという不安があって、やらなきゃいけないという気持ちが不安や緊張というかたちで表れていました。今はもちろん力になりたいという気持ちがある上で、このチームで過ごしてきて、自分がヒットが全然でない調子が悪い時でも、他の人がカバーしてくれるのが分かったし、逆に自分が調子いい時はその分カバーできるというように、足りない部分を補い合えると感じているので、不安よりも試合でみんなで戦えることが楽しいなという気持ちです。

――新入生はどのような存在ですか

 初心者もいるのですが、ポテンシャルが高いです。すごく上手な子もいますし、日に日にうまくなっているのが目に見えて分かるので、その成長を見るのも楽しみだし、一緒に成長していきたいというのもあります。自分が持っている知識や教えられることはどんどん伝えていきたいし、新入生の力になりたいと思える存在です。

小林  いい意味で後輩らしくないというか、同期のような感じで、後輩からたくさん話しかけてくれて、ふざけたことでも一緒に笑い合えるというか、本当に後輩とは思えないです。プレーでもみんなポテンシャルが高くて尊敬できる部分があって刺激をもらっています。これからチームを一緒につくっていく仲間としていい存在だなと思います。

河井  本当にいい子たちです。自分は最初後輩が入ってきてくれることにびびっていて、仲良くできるかなと思っていたのですが、すごくいい子たちです。プレー面でも自分にできないことをやっていて、見習いたいと思う部分もたくさんあります。自分たちにとって一つ上の先輩たちは大好きで頼りになるので、自分たちも1個下の子たちからそう思ってもらえたらうれしいし、そうなれるように頑張りたいです。

――春季リーグ戦を振り返っていかがですか

 2月あたりに活動ができなくなった時期があって、3月後半からやっていってすぐ試合みたいな感じでした。インカレもかかっている大事な試合というのもありましたが、一試合一試合が成長できた試合で。試合には勝てなくても、次の試合ではできなかったことができたりとか、失敗もあるけどそれは次につながるいい失敗だったりとか、チーム全体として大きく成長できた一歩目だったかなと思います。

小林 リーグ戦はあまりポジションが固定されていないというか、試すということでそれぞれ違ったポジションでやって、チームとして戦うというのに苦戦した部分もあって。関も言っていたように、リーグの中で試合をしていく上で勝ち負けも大事になってくるのですが、それよりも内容にこだわっていたので、チームとして一試合一試合が本当に成長する機会だったかなというふうに感じます。

――春リーグで印象に残っている試合はありますか

河井 私は日体大との試合です。春リーグの後半でやったので、いろいろ経験してきて、失敗とかを生かそうみたいな感じで入りました。結果、点も取られたのですが、それに負けじと食らいつけました。大差で負けることが日体大相手では多かったかなと思うのですが、その試合は結果では負けてしまっても、内容的には次につながるいい試合だったなと思います。私も調子が悪かったのですが、日体大戦ではいい打球を打てたというのもあって、印象に残っています。

――練習できない時期があったというのは

 コロナが一回ひどくなって、自主練みたいになって。

松本 緊急事態宣言が出たので、グラウンドで全体練習をするのは控えようというかたちになりました。

――全総東京都予選会を振り返っていかがですか

松本 自分は3月にケガをして、春リーグも全総も出ていないのですが、同じ時期にケガをした新宮(怜美、スポ3=京都西山)が全総で復帰になっていて。それから春リーグは田中さん(彩絵、スポ4=福岡・三潴)であったり鈴木さん(茉菜、スポ4=東京・鷗友学園女)であったりが新宮の分も投げてくれました。その二人と復帰した新宮がうまく重なり合って、チームとしてすごく成長したと見ていて感じられた試合でした。正直、東京都予選で優勝できると多分誰も思っていなくて。組み合わせはすごく良かったのですが、前例もなく優勝できると思っていなかったのに、一戦一戦を戦って、一回一回を守っていくという気持ちが全員強くて、だからこそ厳しい試合でも勝ち抜くことができたのかなと思います。

河井 自分は今年春リーグくらいから外野手を始めて、慣れない部分や分からないことばかりだったのですが、全総で優勝できた中に自分がいられたのは、他の外野手の選手の存在がすごく大きいのかなと感じています。まだやはり不安はあったのですが、周りの選手のおかげで、やっとあまり緊張せず楽しめるようになりました。最初は打球がもう来ないでほしいというふうにばかり思っていたのですが(笑)、その気持ちもだんだんなくなってきて、チームとして優勝が経験できたことはもちろんすごくうれしかったですし、自分でもそういう変化があった大会だったのかなと思います。

――全日本大学選手権(インカレ)二次予選についての振り返りをお願いします

小林 インカレの二次予選は、4年生とソフトボールがこれからできるかできないかが決まる大事な試合でした。一次に比べて投手のボールも全然違って、打撃面で苦戦した部分があって。自分たちが思い描くような試合展開ではなく、なかなか思うように点を取れなくて、正直焦りもあって難しい試合だったなというのが印象にあります。でも、自分は4年生とできる一試合一試合を大切にしたいという思いの方が強かったので、負けたら終わりというのも分かってはいたのですが、あまり深く考えずに、一試合一試合を楽しもうという気持ちで臨んでいました。

 二次予選がもう私のピークだったと言っても過言ではないくらい相手の投手と相性が良かったみたいで、ほぼ全打席打てました。それまでが調子悪くて悩んでいた時期だったのですが、相手も二部リーグの相手だったので、その二次予選で打てたことが自信につながって、いいきっかけになった試合だと思います。この試合を経験できたことがプラスになって、いいイメージも付きやすくなりました。

――東日本大学選手権(東日本インカレ)での初優勝を振り返っていかがですか

松本 率直にすごくうれしかったです。東日本インカレ前はチームとして盛り上がりつつも個人で焦りがあったし、コロナも部内で少し出ていて、全員ではないのですが、個人で隔離や自宅待機があって、そういったことが重なっていたので正直大丈夫かなと。組み合わせはすごく良かったのですが、いつ負けるか分からないという状況だったので、ふたを開けてみたら優勝しちゃったみたいな感じはあります。ただ、全員で戦うという意識がすごく強くて、自分としても東日本復帰を目指してリハビリをしていたので、そこで復帰できてうれしいというのもありましたし、早稲田らしさを一戦一戦で感じることができました。日体大戦は、自分は前日にケガをして出られなかったのですが、見ていて監督やコーチがいないチームでもこんなに強豪相手に戦って、会場全体が応援してくれて、こんなチームいるのかなというくらいに心に残る試合だったなと思います。反面、やはり東日本インカレで優勝してしまうと全大学が「早大って強いんだ」、「東日本優勝のチームだ」と思ってしまう部分はあって、インカレ(全日本大学選手権)が厳しくならないか心配ではあります。

河井 東日本の決勝戦で、自分がエラーも絡んで出塁して、その後小林が送ってくれて、主将の反町さん(結佳主将、スポ4=愛知・瑞陵)が犠飛を打ってくれてっていう点の入り方だったのですが、それがすごく早稲田らしいなと。みんなでつないでそれぞれの役割をする1点の取り方が良かったなと思うし、決勝のホームを自分が踏ませていただいたこともすごくうれしかったです。ビデオも撮ってくださっていたのですが、それを見て、保護者の方やチームのみんなが喜んでいるのも早稲田らしくていいなと思いました。

――ここからは全日本大学選手権(インカレ)についてのお話に移ります。まず自身の強みと課題を教えてください

松本 自分は最近復帰してから打撃の調子がすごく良くて、相手の投手にもよりますが、打球の質も変わってきたなと感じます。5番か6番くらいに入らせてもらえているので、6番としての役割であったり、先頭バッターになることが多いので、しっかりと出てチャンスメークをしっかりとできたりしたらいいかなと。打率というよりは出塁率で稼いでいきたいと思っています。課題としては、今はポジションが変わるなどいろいろな変更があって、自分としてもどこをやるかまだ分からないのですが、守備でチームの足を引っ張らないように。投手が一球一球思い切り、一生懸命投げてくれるので、そこの思いにはすごく応えたいなと思います。あとはインカレという大きな舞台であればあるほど出られる人は限られてくるし、今ケガをしていて出られないという人もいっぱいいるので、そういう人たちの分まで戦いたいなと思います。

「何が何でも(塁に)出る(小林)」

早大のリードオフマンとしての活躍が期待される小林(中央)

小林 自分の強みは粘りのある打撃です。春リーグくらいから1番打者を任せていただけるようになって、1番として試合をつくっていく上で簡単に終われないので、何が何でも出る。長打が打てたら格好いいのですが、四球でもいいし凡打でもいいし、実際1番打者が出塁できるかでチームの攻撃の流れが変わってくると思います。これからインカレでチャンスもなかなかつくれない状況が多くなってくると思うので、そこで自分の強みをしっかり発揮できるように頑張っていきたいです。打撃の課題としては、チャンスの場面で打点につながらなかったりとか、大事な一本がまだ打てないというのがあるので、インカレでは大事なところで打てる頼りがいのある打者になりたいです。守備の課題としてはセンターというのもあって、センターラインにゴロとか単打で打球が来て、ホームを刺す場面が多いのですが、まだ刺せる本数が少ないというのがあって、センターに来た打球は全部アウトにできるくらい守備でも勝負強さというのを課題にして、インカレでは頑張っていきたいなと思います。

「安定した守備が持ち味(関)」

関(中央)の試行錯誤を重ねている打撃に注目だ

 私は守備の方で安定した守備が持ち味だと思っていて、今年2年になってからまた外野に戻ったのですが、その時の外野の感覚を戻しつつも、今となっては際どいフライとかも取れるようになってきたし、守備範囲も以前と比べて広くなってきたと思うし、そのプレーでチームを助けることができている面もあるので、それはインカレでも生かしていきたいなと思っています。打撃でも調子が悪かったら一球ごとに打ち方を変えてみるとか、いろいろな工夫を取り入れることができているので、それは継続して頑張っていきたいなと思います。課題としては打撃で、小林と同じような感じなのですが、下位打線だとしてもチャンスで回ってくることもあるので、下位なりに1ヒットを出すということで、気持ちの面もそうですし、技術的にも相手の投手に勝るために対応力をもう少し(つけたいです)。私は結構不器用な方なので、大げさにやらないとできなかったりはするのですが、そこをもっと前面に出してやっていきたいなと思っています。

河井 自分は今故障してしまったので何とも言えないのですが、強みは足が使えるところと、スポーツをやっている点で背が大きくないのはあまり格好良くないのですが、最近は小柄なことも生かせるなと思っています。打撃だと自然と野手が前に出てきてくれて長打もたまに打てて、逆に小技で出塁することもできるので、自分が出塁できる技を選べるのが強みかなと思っています。課題は、自分は緊張しいなので、大きな舞台でもいつも通りの力を発揮できるように、練習から意識してやっていきたいです。

――チームの中で自分に求められている役割とはどのようなものだと思いますか

松本 打撃で言うと上位打線がつないでくれた打線を自分で終わらせずに自分もつなぐことです。自分が長打で返せればいいのですが、せめて1ヒットで得点圏にいる走者を返したり、あとは自分から始まる打順であればチャンスメークをできるだけしたりというのが役割としてあると思っています。守備ではある程度肩があるので、そこで(走者を)刺すとか、走者をなるべく進ませない守備ができればいいかなと思っています。

小林 ソフトボールは1という数字が結構大事で、初回だったり、1番打者だったりとか。打撃では1番打者としてどれだけ自分がチームを引っ張れるかというのが求められていることなのかなと思うので、そこを大事にしていきたいです。守備ではセンターを守っていることもあって、バッテリーを支えられるような守備範囲の広さが求められてくると思うので、チーム全体を支えられるように頑張っていきたいなと思います。

 私は打撃面だとつなぐ役割、先頭、返すのもあって、マルチに担えると思われているのでそこを全うしていきたいです。守備においては堅実な守備を期待されている部分があると思います。

「チームの攻撃の幅を広げる(河井)」

ケガの影響はあるものの、河井(右)の勝負強さは早大に欠かせない

河井 まず打撃では、単に送ったり相手に1アウトをあげたりするだけではなく、自分も出て、チームの攻撃の幅を広げる役割ができるのではないかなと思っているので、先ほど言ったようにいろいろな自分の持ち札を活用していきたいです。得点圏に走者がいる時には、あまり最初はそう見えないかもしれないのですが、(走者を)返せる打撃も自分ではできると思っているし、周りの選手もそう感じてくださっているのではないかなと思うので、それも発揮したいです。守備は、投手が全身全霊で投げて打ち取った球を全てアウトにできるようにしたいです。

――4年生は皆さんにとってどういった存在ですか

松本 自分にとっての4年生は1個上と近い学年なので、1年生の時からよくお世話していただいて、特に外野を一緒にやっていた先輩は、自分の外野を0から教えてくださった先輩でもあります。今は内野にいってしまったのですが、そういう先輩に教わったことを今自分が生かしてプレーするというのと、あとはそれを後輩に伝えていく。すごくいいことを教わっていたので、それを伝えていけたらいいなと思っています。今の4年生5人は一昨年からずっと試合に出ていたので、その経験値がものすごく大きくて、4年生らしくプレーで後輩を引っ張ってくれているなというのを感じます。後輩もそれに必死に食らいついて、後輩からも盛り上げて一戦一戦戦ってくれたらいいなと思います。4年生はすごく一生懸命やってくれているので、その頑張りにしっかり応えたいなと思える存在です。

小林 4年生は自分が伸び伸びとプレーできる環境を自然とつくってくれて、気付いたら「あ、ソフトボールめっちゃ楽しい」って思えています。2年生と4年生ですが、学年差も感じさせないくらい自分たち後輩の意見を大事にしてくれて、自分たちも一緒に巻き込んでくれるからこそ、今のいい環境があるのかなと思っています。プレーの面ではもちろん尊敬するというのもあるのですが、一番チームの力を上げてくれている陰の存在が4年生だなと思うので、最後にインカレで4年生の笑顔が見られるように、陰でたくさん頑張ってくれた分、最高の恩返しができればいいなと思います。

 4年生は本当に大きな存在で、小林も言っていたのですが、陰の核みたいな。4年生がいなかったらこうしてチームは成長できていないし、この環境もないし、一人一人が本当にすごい人たちで大きくて、いろいろな面で頼りにできて、支えてもらったりとか、助けてもらったりとかがそれぞれの方にあります。一人一人の思いはそれぞれ違うと思うのですが、それがまとまったら本当にすごい力になるのではないかというのは思っています。ソフトボール以外の面でも、気軽に話しかけてくださって趣味の話とか関係ない話でも楽しくできるそんな関係で、先輩に恵まれたなとすごく思っています。私たち(の学年)も同じ人数なのでよく比べてしまうのですが、私たちもそうやって思ってもらえるような先輩になりたいなと、すごくいい目標になっている存在です。

河井 今までの試合で自分は、いろいろとんでもないミスやエラーがありました。今までの自分だったらソフトボールが嫌なものに感じてしまったり、やりたくなくなったりしてしまうのですが、それでも受け入れて「やっぱりもっと頑張りたい、このチームでもっとやりたい」と思うようなチームをつくってくださったのが今の4年生の先輩方だなと思います。一人一人が本当に選手としても人としても尊敬できて、二つしか学年は違わないのですが、しっかりされていて、ついていきたいという部分があります。そういった方々が5人…プリキュアみたいな(笑)。

松本 急にぶっこんだな(笑)。

河井 あの5人が合わさっているから今のいいチームができているなとすごく感じるし、今まで見てきた4年生の先輩方から得てきたものを、これから自分たちも力にしたいなと思います。

――4年生との印象深い思い出は

松本 部活の練習で何気ない話をしているのが、今となってはいい思い出です。ただ隣に立っていて「久しぶりだね」みたいな感じの声掛けをしてくれることだったりとか、ソフトの話ではなくても、好きな食べ物や今ハマっている食べ物の話とか、そういうくだらない話をしたりとか。自分が例えば、ロング捕りたいからロング打ってくれませんかと言ったら、「打つよ」みたいに、すごく後輩思いで、いつも練習に付き合ってくれたりとか、一人一人にすごく思い出があるし、何気ない練習の日常が今となってはすごく思い出されます。

河井 今までは二つ上の先輩とこんなに仲良くソフトボール以外の話をすることがあまりなかったので、二つ上の先輩をこんなに近く感じられたのが初めてでした。早大でソフトボール部を選んで良かったなと思える理由の一つが4年生の先輩方です。

小林 自分はご飯に連れて行ってもらったりとか、お家に行かせていただいたりすることが多くて。先輩の家だと結構緊張すると思うのですが、自分はいい意味であまり後輩として見られていなくて居心地が良かったです。本当に同じ目線で話してくださって、自分がいやすい環境をつくってくれたと感じます。

 私はよく趣味の話をする先輩がいるのですが、その人はソフトボールをやっている時は、本当に真剣に向き合っていて尊敬できるし、それ以外の部分では、いろいろなことを知っています。結構話が合って、前に自転車で一緒に帰ったことがあるのですが、その時にも話しながら楽しく帰れました。結構前からお家で飲もうねと言ってくださっているのですが、いまだに実現していないので(笑)。コロナもあるので、引退してからの楽しみにしていようかなと思っています。

――趣味の合う先輩が誰かをお聞きしてもいいですか

 反町さんです。「(飲み会を)やろうね!」と言ってくれるのですが、それが本当に1年前くらいからで。「もう外野じゃないからサード会やろうか」みたいなことも言っているのですが、かなわないですね。期待はしているのですが(笑)。心待ちにしています。

――インカレに向けて力を入れて練習していることはありますか

松本 自分は、まずはバッティングを強化したいと思っています。インカレという舞台ですごく緊張しますし、どういう場面で回ってくるかもわからないのですが、この一球で仕留めなければいけないという部分が多くあると思うので、何回も反復練習をするよりは、できる限り多くの投手の球をその瞬間で仕留めて、「この一球でランナーを返すぞ」という質にこだわって練習しています。

小林 外野手ということで、肩の強化に取り組んでいます。2死二塁とかで肩が弱くて失点につながってしまうというのがあるので、最近はインカレに向けて外野に飛んだボールをしっかりバックホームで刺せるように練習しています。誰でもできる守備範囲のボールを捕るだけではなく、ピンチの場面でチームを助けられるように、肩の強化を重点的に行っています。

 私は打撃面で、どうしても安打が打てなかったり、三振してしまったりもあるのですが、打席での幅が広がるように、高校や大学で教わった色々な打ち方を試してハマるものを探しています。また、私はそんなに足が速くはないのですが、走塁でもったいないアウトを与えたくないですし、攻めた走塁でチームに貢献したいので、実戦練習でランナーになった時に、先の塁を狙うとか、リードを大きくするとか細かいことなのですが、そういったことに焦点を当ててやっていきたいなと思います。

河井 まずは今の故障を治すことです。いっぱい食べてトレーニングすることで早く治したいなと思っています。もし間に合って出場機会があった時は一瞬の出場になると思うので、その場面をイメージしてできることからやっていきたいと思います。

――意識しているチームや選手はいますか

松本 やはり初戦の中京大です。選手というよりは、まず初戦の中京を打ち崩す、中京からどんな形でもいいので1点を取って、その積み重ねで勝ちにつながればいいかなと思っています。中京に勝つことができたら自分たちの中で自信にもつながりますし、その勢いのまま自分たちは勝ち上がれる素質があると思うので、まずは中京戦で早稲田らしさを全開で発揮して、盛り上げていけたらなと思います。

――3人も個人と言うよりは中京大ということでしょうか

一同 (うなずく)

――最後に、インカレへの意気込みをお願いします

松本 インカレという大きな舞台に立てるということに感謝して、インカレの出場権をつかんでくれたのは自分がケガをしている期間だったので、チームメイトが一戦一戦戦って出場機会を作ってくれたので、そこにまずは感謝したいと思います。試合に出られるのはひと握りで、自分はケガで出られない時期があって、出られない人の気持ちを味わうことができたので、インカレに出られるありがたみを感じながら、出ている人だけではなくてチーム全員で戦って、勝ちにつなげられたらいいなと思います。あとは4年生5人と戦える最後の試合なので、5人の背中を目に焼き付けて、5人のプレーをこれでもかってくらいに見て、4年生との思い出を振り返りつつ、4年生5人が笑って終われるように、盛り上げていきたいと思います。

小林 まず、4年生に恩返しをしたいというのが一番にあります。今チームがいい状況にあるのも4年生のおかげが大きくて、なによりも4年生と長く一緒にソフトをしたいというのがあるので、4年生と一緒にできるソフトボールをしっかり楽しんで、最後にはいい結果で終われるように、4年生が本当にこのチームでよかったと思ってもらえるように、早稲田らしくいられるように、自分が盛り上げていきたいです。4年生が最高のパフォーマンスをできるように、自分が土台を作っていければいいなと思います。4年生とできる最後の大会を全力で楽しみたいです。

 私は2回目のインカレで、先輩と出られるインカレも2回目なので、去年の経験を生かしつつ、このチームでできる最大限の力を出し切りたいです。4年生とできる公式戦は多くてもあと5試合しかないので、その5試合全てをやりきれるように、1試合1試合積み重ねていきたいです。私は後悔したくないという思いが強くて、後悔しないために絶対やりきるということを大事にしています。4年生への恩返しもあるし、応援に来てくださる保護者の方にもプレーで恩返しできる機会なので、そこで体現できたらいいなと思います。あとは全力でやって、全力で楽しんで、最後4年生が笑顔で終われたらいいなと思います。

河井 今までチームを引っ張ってくれた4年生に感謝の気持ちと恩返しをしたいという気持ちがあります。どんな終わり方でも4年生の先輩方が納得して終われるかたちになるように、これから大会までの期間も含めて、チーム全体がいい時間を過ごせるようにしていきたいなと思います。

――ありがとうございました!

4年生への思いを胸にインカレに臨みます!

◆関綾乃(せき・あやの)(※写真左)

千葉経大付高出身。スポーツ科学部2年。外野手。アイドルが大好きで、ほぼ毎日楽曲を聴いている関選手。乃木坂46をずっと推していますが、大学入学後はジャニーズにもハマり、なにわ男子を推しているそうです!

◆小林千晃(こばやし・ちあき)(※写真左から2番目)

千葉経大付高出身。スポーツ科学部2年。外野手。GENERATIONS from EXILE TRIBEを推している小林選手。最近はLDHの他のグループのライブにも行き、LDH全体のファンになったそうです!

◆松本日和(まつもと・ひより)(※写真右から2番目)

東京・日大二高出身。スポーツ科学部3年。外野手。昨年の夏に自動車の免許を取得した松本選手。仲間を乗せてドライブへ行くことが趣味だそうです!

◆河井なごみ(かわい・なごみ)

埼玉・伊奈学園総合高出身。スポーツ科学部2年。外野手。韓国ドラマを見てから、韓国料理にハマっているという河井選手。新大久保まで食べに行ったり、お家で辛いラーメンを毎日のように作ったりしているそうです!

(取材・編集・写真 荒井結月、是津直子、星野有哉)

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