２時間ほどかけて作ったサラダチキン。やわらかくてふっくら、塩加減もばっちり。鶏肉のほか、サーモンやマグロも調理できる
コンビニやスーパーなどで手軽に買えるサラダチキン。自宅の鍋で作ってみても、蒸し加減が難しくうまくいかない。ジューシーなあの料理を家で作れないかと見つけたのが、Ｌｉｆｅ ｏｎ Ｐｒｏｄｕｃｔｓ（大阪市西区）の「サラダチキンメーカー」。
コンパクトながら、鶏むね肉３００グラムが容器にぴったり入る。肉に塩をすりこみ、鍋に水３００ミリリットルと酒大さじ１を入れてボタンを押すだけ。香り付けに、ショウガや長ネギなどを入れても良い。
調理モードは３種類ある。２時間かけて約６５度の低温でじっくり調理する「やわらかモード」。約１７０度の熱で２０分ほどでできあがる「スピードモード」。もう一つは、約１６０度で５時間まで加熱できる「連続モード」。これを使えば、素材の煮汁を活用し、好みの野菜などを入れてスープなども作れる。サラダチキンの煮汁にご飯やネギ、シイタケを入れて鶏ぞうすいに仕立てたが、美味だった。いずれもボタンを押すと調理を開始し自動停止する。
「できたてのサラダチキンが家で簡単に作れるように、難しい機能は付けない『一芸家電』にしました」（同社広報）。ボタンと取っ手部分が木目調のおしゃれなデザイン。インテリアとしても飾っている。 （新井すずみ）
＜プリズメイト「サラダチキンメーカー」＞幅２３５×高さ１２７×奥行き１５５ミリ。容量７００ミリリットル。カラーは、ライトベージュ、ネービー、レッドの３色。約５０種類が載るレシピブック付き。５６１０円。インターネット通販や家電量販店などで買える。（電）０５７０・０８０８５６
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