仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
動画制作サービス「key MOVIE」を提供するfor,Freelance(東京都港区)は「YouTubeの利用に関するアンケート調査」を実施し、社会人約1300人から回答を得た。その結果、75%がYouTubeで調べ物をした経験があり、35%が仕事に関する動画を見た経験があると回答した。
まず「YouTubeで動画を月に何本見るか」と尋ねると、「月に1〜10本」(34%)と回答した人が最も多かった。以降は「それ以上」(31%)、「見ない」(19%)、「月に11〜20本」(16%)という結果になった。
社会人の約8割がYouTubeを利用し、約半数が月に11本以上の動画を見ていることが分かる。
次に「YouTubeで調べ物をしたことがあるか」と聞いたところ、「ある」(68%)、「ない」(32%)という結果になった。調査を実施したfor,Freelanceは「調べ物をしているユーザーはマーケティングにおいて非常に重要なターゲットとなる。YouTubeは接触できるターゲットが多いだけでなく、接触態度もマーケティングに適した媒体といえる」と指摘する。
「YouTubeで仕事に関する動画を見たことがあるか」と尋ねると、「ある」(30%)、「ない」(70%)という結果になった。
娯楽目的のみならず、ビジネスや情報収集の手段としてYouTubeを活用する人が一定数存在する中、仕事関連の動画を作成する側は、娯楽などの主要な動画に埋もれないよう工夫する必要がある。
最後に「YouTube動画にコメントをしたことがあるか」と尋ねると、「ない」(78%)、「ある」(22%)となった。また「YouTube動画に高評価(低評価)をしたことがあるか」という質問では「ある」(33%)、「ない」(67%)という結果になった。
for,Freelanceによると、日本は海外に比べてチャンネル登録がされづらい傾向があるといい、今回の調査でもコメントに限らず高評価をしたことがある人も少ないことが明らかになった。
調査は5月19〜29日に、インターネットで実施。20歳以上の社会人1314人から回答を得た。
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