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Thursday, June 23, 2022

3200試合、ライブ無料配信 バーチャル高校野球:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

kukuset.blogspot.com

 全国各地の熱い試合が、どこでも見られる――。朝日新聞社と朝日放送(ABC)テレビの高校野球情報サイト「バーチャル高校野球」ではこの夏、第104回全国高校野球選手権大会の地方大会約3200試合をライブ中継で無料配信する。配信先を拡大し、スポーツブルに加えてスポーツナビでも楽しめるようになった。

 ■白球の物語、スマホも気持ちも熱く 朝日放送テレビアナウンサー・ヒロド歩美さん

 高校野球の魅力と「バーチャル高校野球」の楽しみ方について、全国選手権大会期間中に放送される「熱闘甲子園」でキャスターを務めるABCテレビアナウンサー、ヒロド歩美さん(30)に語ってもらった。

    ◇

 高校野球の熱量を初めて体感したのは、朝日放送に入社が決まって研修で訪れた阪神甲子園球場。球児の全力プレーだけでなく、ブラスバンドの演奏や観客のざわめきにすごいパワーを感じました。

 高校野球の取材を重ねていくうちに気づいたんです。ルールが分からない人でも感動できるポイントがたくさん見つかるんだって。例えば、全力疾走や「笑顔でいよう」という声かけ。当たり前のような行動にも、球児の懸命な思いが込められています。グラウンドの選手がスタンドの控え部員に向かって拳を突き上げる場面では、絆を感じて胸が熱くなります。

 フィールドの中だけではありません。ブラスバンドや保護者、球児を支えるすべての方々が熱い思いをもっています。いろんな物語が球場中にちりばめられている。それってすごいことですよね。

 私の夏に、「バーチャル高校野球」は欠かせません。仕事の空き時間はスマホをフル稼働。各地のライブ中継をチェックしています。中継のない時間帯は記事の一覧ページを見ます。心温まるたくさんのストーリーに出会えるから。野球経験者でなくても、活力や人生の学びを得られることが高校野球の魅力だと思います。

 その晴れ舞台が、ここ2年はコロナ禍に苦しめられました。全国選手権大会が中止となった2020年、全国各地の約500校の野球部に手紙を出しました。「少しでも気晴らしになれば」と思いを込めました。

 以降、企画動画「ヒロド歩美の全力!高校野球取材」では、手紙を送った学校に足を運んでいます。近江(滋賀)では手紙を飾ってくれていました。「本当に小さいけれど、力になれたのかな」と感じています。

 さあ、夏がいよいよ本格化します。球児のみなさんが憧れてきた甲子園をめざす戦いです。長い人生の上では一瞬かもしれないけど、同じ目標を持った仲間と一丸になれる時間をしっかり胸に刻んでほしい。私も、そんな瞬間を取材して伝えていきたいです。一緒に、熱い夏を過ごしましょう。(聞き手・小俣勇貴)

    *

 ひろど・あゆみ 1991年、兵庫県宝塚市生まれ。2014年、朝日放送に入社。「熱闘甲子園」のほか、テレビ朝日系列の「サンデーLIVE!!」などを担当。

 ■未来づくり―― 帰ってきた斎藤佑樹

 夏の甲子園の優勝投手で元プロ野球選手の斎藤佑樹さん(34)が、高校野球の現場に戻ってきた。昨季限りでの引退後に「野球未来づくり」をテーマに活動している。「バーチャル高校野球」の取材者として各地の高校に足を運んでいる。

 離島から春の甲子園に挑んだ大島(鹿児島)、高校時代の自身の最大のライバルだった日大三(東京)、公式戦初勝利をめざす開智未来(埼玉)――。感じたこと、学んだことを動画や記事で発信してきた。「球児や指導者の取り組みを伝えることで、次の100年の高校野球の歴史を一緒につくっていきたい」

 現場では自らカメラを構えてシャッターを切る。「どこの高校にも、それぞれに特徴がある。それをもっと見ていきたい」。サイト内の特設ページにフォトギャラリーを開設した。

 ■中継、地方大会9割カバー

 今夏、地方大会の約3200試合をライブ中継でお届けします。中継試合数は昨夏から約700試合増え、地方大会全試合の約9割をカバーします。40以上の地方大会で1回戦からすべての試合を配信。夏の甲子園は全試合をお楽しみいただけます。スポーツブルとスポーツナビのウェブサイトやアプリで無料で視聴できます。

 また、全試合のスコアも速報します。スマートフォンやパソコン、タブレットでお楽しみいただけます。QRコードからアクセスできます。

 ■見逃し動画、今年も

 昨夏に続き、試合映像を中継終了後も視聴できる「見逃し動画」をスポーツブル(https://sportsbull.jp/premium/passes/11194/別ウインドウで開きます)で展開します。利用は1試合ごと(税込み1960円)、または見逃し動画対象の全試合(同5980円)。試合後に順次視聴できます。

 ■球児の奮闘、SNSで インスタ、ツイッターフェイスブック

 SNSの公式アカウント「バーチャル高校野球」では最新情報を発信しています。

 インスタグラム(@virtual_kokoyakyu)では、全国各地で奮闘する球児の姿を写真でお伝えします。ツイッター(@asahi_koshien)と、フェイスブック(https://www.facebook.com/asahi.koshien別ウインドウで開きます)では、最新の記事や企画動画、ライブ中継予定を投稿します。LINE公式アカウント「朝日新聞 高校野球」では大会期間中、おすすめの記事を定期的に配信します。無料の友だち登録でご覧いただけます。

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