新型コロナ １９８５人の感染確認 死亡者の発表はなし｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

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２日、道内では新たに１９８５人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。新規感染者数は前の週の同じ曜日と比べて２８５人増え、依然として１０００人を大幅に上回る高い水準で推移しています。

感染が確認されたのは、札幌市で再陽性の１１人を含む９７２人、石狩地方で１８０人、十勝地方で１４７人、胆振地方で１２８人、旭川市で９１人、釧路地方で７７人、渡島地方で７５人、空知地方で６７人、上川地方で５４人、函館市で５２人、後志地方で５０人、オホーツク地方で再陽性の１人を含む３５人、小樽市で再陽性の１人を含む２６人、日高地方で１９人、宗谷地方と根室地方でそれぞれ２人、桧山地方と留萌地方でそれぞれ１人、道が「その他」と発表した道外の５人を含む６人のあわせて１９８５人です。
新規感染者数は前の週の同じ曜日と比べて２８５人増え、依然として１０００人を大幅に上回る高い水準で推移しています。
道などによりますと、症状は調査中の２０人を除いて中等症が４人で、それ以外はいずれも軽症か無症状だということです。
新たな感染者のうち６割以上にあたる１３４１人は、感染経路が分かっていないということです。
検査数は７４３６件でした。
２日、道内で新型コロナウイルスに関連して死亡した人の発表はありませんでした。
死亡した人の発表がなかったのは２月１日以来、およそ２か月ぶりです。
これで道内の感染者は、札幌市ののべ１２万２７５０人を含むのべ２２万７０３７人、亡くなった人は１９３５人、治療を終えた人は２０万７４３０人となっています。

【クラスターの情報】
札幌市は新たに３つのクラスターが発生したと発表しました。
感染者の数は、これまでに市内６５７例目の特別養護老人ホームで入居者４人と職員１人のあわせて５人、６５８例目の特別養護老人ホームで入居者８人と職員２人、６５９例目の医療機関で患者１４人と職員２人のあわせて１６人となっています。

【指標で見る道内の感染状況】
１日時点の道内の感染状況について、新型コロナウイルス対策を検討するためのレベル分類の指標に基づいて見ていきます。
《全道》
全道では、病床使用率が１４.９％、重症者の病床使用率は２.２％、人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は２２７.２人、人口１０万人あたりの療養者数は３２８.２人となっています。
《札幌市》
札幌市では、病床使用率が１３.７％、重症者の病床使用率は０％、人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は２８９.９人、人口１０万人あたりの療養者数は３４５.７人となっています。
《札幌市を除く地域》
札幌市を除く地域では病床使用率が１５.４％、重症者の病床使用率は３.４％、人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は１８９.６人、人口１０万人あたりの療養者数は３１７.８人となっています。
《まとめ》
人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数、人口１０万人あたりの療養者数は、全道、札幌市、札幌市を除く地域ともにレベル「２」の指標を超えています。
人口１０万人あたりの直近１週間の新規感染者数は、前の週と比べて全道で１.１４倍、札幌市で１.０９倍、札幌市を除く地域で１.２倍といずれも１倍を上回りました。
このほか、感染経路が分からない人の割合は全道、札幌市、札幌市を除く地域でいずれも前の週を上回り、ＰＣＲ検査の陽性率は全道、札幌市を除く地域でいずれも前の週を上回りました。

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