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Tuesday, March 22, 2022

ブレイディやスタッフォードを追ってスーパーボウルにたどり着きたいコルツ新QBライアン - NFL日本公式サイト

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マット・ライアンは勝利の実力を持つチームに移った最新の有名クオーターバック(QB)だ。

その前の2人――トム・ブレイディとマシュー・スタッフォード――はそれぞれ、新チームとの初年度にホームでロンバルディトロフィーを手に入れている。ライアンはアトランタからインディアナポリスへの自らの動きも同じような結果によって報われることを願っている。

ライアンは現地22日(火)に行われたインディアナポリス・コルツの入団会見で「トム・ブレイディやペイトン(マニング)とか、そういう選手の話をするだろ。彼らはチームを移って、2人ともそのことで大成功した」とコメントした。

「それは今この瞬間も、俺が頭のどこかで考えていることだ。残りのキャリアのためにつかんだ機会に、そういう活気で進んでいきたい」

「すごくよく整えられたこのビルと、勝利のために構成されたロースターに俺はやってきた。彼らはそれをまとめるために、素晴らしい仕事をしたんだ。仕事に向けてものすごく燃えているし、彼らと一緒にフィールドに出て、できる限り多くの試合で勝つために、このチームのメンバーとして自分の役割を果たそうと張り切っている」

アトランタ・ファルコンズでは常に周囲の状況が悪化していたものの、ライアンは質の高いパフォーマンスレベルを保ってきた。そのことがコルツ加入の後押しとなっている。ライアンは過去11シーズン中10シーズンで4,000パスヤード越えを遂げており、2010年以来初めて4,000パスヤードを下回った2021年はワイドレシーバー(WR)カルビン・リドリーやフリオ・ジョーンズを失い、新人タイトエンド(TE)カイル・ピッツについてまだ学んでいる年だった。

“ライアンはもう下り坂だ!”と言う者もいるかもしれない。しかし、記録はウソをつかない。適切なサポートさえあれば、ライアンは今もチームを成功に導くことができる。

インディアナポリスであれば、そのサポートを得ることができるだろう。コルツのオフェンシブラインは強力であり、ジョナサン・テイラーという見事なランニングバックがいる。RBナイヒーム・ハインズやワイドレシーバー(WR)マイケル・ピットマン、ケガがない状態のWRパリス・キャンベル、TEモ・アリーコックス、そしてスピードスターのWRアシュトン・ドゥーリンがライアンを支えるはずだ。

また、忘れてはならないのが2021年のレギュラーシーズンが残り1カ月という段階で、QBカーソン・ウェンツが適切にプレーしている限り、コルツはスーパーボウルコンテンダーと目されていたことだ。シーズン終盤に崩れた結果、プレーオフに進出できなかったのは衝撃だった。

コルツを早い段階でオフシーズンへと送り出し、オーナーのジム・アーセイが飛行場からファンに向けて熱いメッセージを送る結果となった問題のすべてを解決できるわけではないかもしれないが、質の高いクオーターバックを迎えることは、その多くを軽減するだろう。

ライアンにはそれが分かっている。そして、だからこそこれまで知る唯一のフランチャイズを離れてインディアナポリスに新しいチャンスを求めたことに満足している。

「ものすごく慌ただしい1週間だった。俺の方は、確かにね。先週の今頃は、どうなるか俺たちも分かっていなかったんじゃないかな。俺はそんなに単純じゃないさ。このビジネスがどう動くかを理解しているし、そこに動きがあるってことも分かってる」

「先週に始まってからここに座っている今までの間、全員がプロフェッショナルに対応していたと思う。自分が聞いたすべてを気に入っているわけじゃないけど、自分が聞きたいことだけが聞こえてくるわけじゃないだろ。でも、俺たちはプロフェッショナルで、本当によく対応してきた。どこかの時点で決断を下したり、自分がどこにいたいかを決める必要があるのは分かっていた。それを考えてみて、俺が行きたい場所は一つしかないって分かった。自分が動くとしたら、まさにここが俺のいたい場所だってことに、疑いはまったくなかった」

今、ライアンにはブレイディやスタッフォードのたどった栄光の道を歩むチャンスがある。そこにたどり着けるかはライアン本人や、ジェネラルマネジャー(GM)クリス・バラードを含むコルツのメンバー次第だ。ライアンを獲得したバラードだが、まだ今オフシーズンにやるべきことはある。とは言え、すべてがプラン通りに進めば、ライアンはまさにコルツが必要としていた選手となるだろう。

「ロードマップはすごく良さそうに見える。マシュー・スタッフォードが去年L.A.でやったのが、移動してすごくいいプレーをするってことで、それはトムがやったことでもある。俺はディビジョンの中で、直接それを見た。願わくは俺たちがその勢いをいくらか押しとどめて、自分たちがここでプッシュしていきたい。俺たちにはできると、強く信じている。俺たちにはできるはずだ。前にも言ったように、その波に乗り、俺たちのためにそれをやるんだ」とライアンは話した。

【A】

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