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Friday, July 9, 2021

「ウポポイだより」 刺しゅう体験担当・小沼史子さん|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp - nhk.or.jp

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「ウポポイだより」は刺しゅう体験を担当する小沼史子さんです。アイヌの伝統工芸を通して伝えたい思いがありました。

小沼さんはウポポイの工房を訪れた人にとげや渦巻きの形をした代表的なアイヌ文様を触れてもらいます。
「また来るねという一言がすごくうれしいです。入り口で興味を持ってもらい、手仕事だけでなく、アイヌ文化全てに目を向けられるようになってほしい」と話します。
小沼さんはアイヌの家庭で育ちました。しかし、その事実を認めたくなかった時期があり、「若いときはアイヌということに目を向けませんでした。背中を向けて歩いていた」と明かしました。
転機は曾祖母の貝澤こきんさんの写真を見たことです。
こきんさんは差別や偏見がある中で全国を渡り歩き、アイヌ文化の普及に取り組んだ女性でした。
小沼さんは「口に大きな入れ墨があり、歌っている写真や踊っている写真が数枚うちにありました。それを見たときにすごいなと思いました。本来なら隠したい部分なのに、それを堂々と隠しもしないでいたおばあちゃんって心の強い人だと思いました。私ももう隠すのをやめてアイヌだと堂々と言えるようになりたいなと思いました」と当時の思いを語りました。
20代後半になってアイヌ文化を本格的に学び始めた小沼さん。
1本の糸から様々な形や文様を生み出すアイヌ伝統の工芸。受け継がれてきた衣服づくりに取り組む中で、奥深さに気付きました。
小沼さんは「着物にひかれてきれいだな、作ってみたいなと思い、自分で作るようになりました。想像力の豊かさや遊び心が着物でも刺繍でも見えます。それが魅力です」と言います。
小沼さんは工芸を通じて自らのルーツに誇りを持つすばらしさを伝えたいと考えています。
小沼さんは「集団の枠からはみ出ると、それがおかしいと思われてします。でも見方を変えれば個性ですよね。だから、それを認められるような社会になってほしい。特に若い子には堂々と前向きにありのままで活躍してほしいと思います。隠すことは何もありません」と話していました。

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