■貯蓄額が少なくても得られる不労所得 前者の「不労所得」にもいくつかパターンがあります。 たとえば若かりし頃は猛烈に働いて節約貯金し、あるいは起業してその会社を売却するなどして多額のお金を手にし、あとはそのお金を取り崩しながら生活するというタイプ。米国に多いと聞いたことがあります。 次は、貯蓄額はそれほどではないものの、高配当株や高利回り債券による配当収入や金利収入で生活する人、賃貸用不動産を所有し家賃収入で生活する人です。 特に日本では、賃貸用不動産を複数所有し会社員を卒業する人が多い印象です。というのも、株にしても債券にしても、配当や金利だけで生活するレベルにするにはやはりそれなりの元手が必要ですが、不動産は手元資金が潤沢ではなくても、金融機関からお金を借りることで大規模な運用が可能だからでしょう。 ■早期リタイアする働きたくない人たち 後者の「誰にも依存せず自分の腕一本で食べていける」とは、一言で言うと「プロ」ということですが、需要の高い技術、希少性の高い技術、誰よりもうまくできる技術、余人を持って代えがたい技術を持っていれば、仕事の依頼が途切れることはないでしょう。 これはプロスポーツ選手や職人などに限らず、会社員でも同じことが言えると思います。 そしてこの仕事観が「FI」しても「RE」するかどうかの分かれ目となるのですが、「働きたくない」「仕事が楽しくない」という人が「RE」つまり早期リタイアします。 私の知人でもリタイアしている人を知っていますが、若いころからずっとリタイヤを目標としてお金を貯めて実現し、現在は美味しいものを食べたり、気ままに旅行に行ったり、日がなのんびり過ごしているようです。
からの記事と詳細 ( なぜ富裕層はいつでも早期リタイアできるのに「FIREに目もくれない」のか(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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