
メ~テレ(名古屋テレビ)
コンビニのレジの横にある募金箱。この募金、1年でいくら集まると思いますか? 「1年で全国で?え~何千万円とか?」「わからないですね。想像もつかないです」 「5~6千万円ぐらいいってるんじゃないですか」(募金をしたことがある人達) 大手コンビニ3社の1年間の総額を見てみると ・セブンイレブンが約4億7100万円 ・ファミリーマートが約3億2200万円 ・ローソンが約3億1800万円 合計で、11億1200万円以上にのぼります。 「昔から『塵も積もれば山となる』と言いますけれど、これは本当のことですね。(募金してくれるのは)年代的には若い人が多いです」(ローソン松坂立田町浜塚店 刀根孝司オーナー) ローソンによりますと、大手コンビニチェーンでレジの横の募金をいち早く始めたのはローソンだということです。1992年から始め、まもなく30年の歴史になります。
募金の使用目的は決まっている
レジの横に集まる「小さな善意」。一体何に使われているのでしょうか。 コンビニ各社がそれぞれ使用の目的を決めていて、ローソンでは、主に3つの目的で使用しています。 ・街の緑化活動 ・ひとり親家庭への支援 ・アスリートが子どもに夢を伝える活動 に募金が使われています。 三重県松阪市でローソン2店舗のオーナーをしている刀根さんは去年、地元の中学校で、キックボクシングとサッカーの選手が、子どもたちに体験談を伝える活動を見守りました。 「見ている生徒の目の色が変わっていく。輝きが。それを見て感動しました」(ローソン松坂立田町浜塚店 刀根孝司オーナー)
認知が広がったのは阪神大震災がきっかけ
レジの横の募金箱が、広く世間に知られるようになったのには、きっかけがありました。 「1995年の阪神淡路大震災の時の災害募金で一気に認知が高まって、2011年の東日本大震災の際にはコンビニで募金をすることは完全に定着していたと考えています」(ローソン経営戦略本部 SDGs推進部 有元伸一部長) 店頭の募金箱は、大きな災害があると「災害義援金」に切り替わります。 東日本大震災の際、ローソンでは、発生から約1カ月半で、14億円以上が集まりました。 「大きな台風がくるという時は、事前に我々の方も、切り替えの準備をします。1日でも1分でも早く届けたいたいというのはあります」(ローソン 有元伸一部長) 地域の人との繋がりが募金活動の鍵だといいます。 「マニュアル通り『いらっしゃいませ』『ありがとうございます』というんじゃなくて、『いらっしゃいませ。なに、きょう顔色悪い?』というような接客やらないと募金にも繋がっていかない」(ローソン松坂立田町浜塚店 刀根孝司オーナー)
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