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Monday, August 10, 2020

【特撮の神様 円谷英二の世界】ハワイ・マレー沖海戦 類を見ない巨大セットと精巧なミニチュア…GHQが本物と勘違い - ZAKZAK

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【特撮の神様 円谷英二の世界】ハワイ・マレー沖海戦 類を見ない巨大セットと精巧なミニチュア…GHQが本物と勘違い (1/2ページ)

 円谷英二が9歳の時、徳川好敏、日野熊蔵という2人の大尉によって日本初の公式飛行が行われた。それを見た円谷は感激して、模型飛行機作りに没頭したという。

 1916(大正5)年には操縦士を夢見て飛行学校に入学したが、学校にたった1機しかなかった飛行機が墜落し、夢はついえた。しかし夢は円谷の胸の中でくすぶり続けた。「ハワイ・マレー沖海戦」にはその熱い思いが込められている。

 41年、日本は真珠湾攻撃と、その2日後のマレー沖海戦で英国戦艦を沈め大戦果を収めた。これを宣伝するため海軍省が中心となって開戦1周年記念に作られたのが本作。戦意高揚のプロパガンダ映画だが、現代の熱血ドラマとそう違わないのではないか。

 ミニチュアセットで精巧に作られた真珠湾を見て、撮影現場を訪れた海軍の上層部は大いに満足したという。円谷による特撮効果が存分に発揮され、認められた。時の宇垣纏・連合艦隊参謀長も戦艦大和の艦内で試写を見て「見事な出来だ」(「戦藻録」原書房)と日記に記している。

 だがすんなりセットができたわけではない。軍艦の艦内は機密事項だから、担当士官は「カツドウ屋など信用できん」と撮影の許可を一切認めてくれなかったという。

 そこで窮余の一策。アメリカの雑誌「ライフ」に載っていた写真から軍艦や基地などの寸法を割り出し、400分の1のスケールで作ったのだ。

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