本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」では、毎週木曜に新型コロナウイルスと最前線で戦う医療現場の「リアルな現状や課題」を情報発信するべく、在京民放ラジオ放送局5社連携でスタートした共同プロジェクト「#医療現場を応援」と連動したコーナーをお届けしています。 6月18日（木）の放送では、公益社団法人東京都看護協会 看護師の堀成美さんに「コロナ離職」「医療現場とメディアの取り上げ方」についてお話を伺いました。
◆「看護師の離職」は確かに一定数あるけど…
やしろ：看護師のコロナ離職の話が聞こえてきます。これについては看護師さんの立場からどう見えていますか？ 堀：現場に起きていることと、報道されていることにはちょっと違いがあるな、とは思っています。例えば3月の終わりって、日本って人の異動がありますよね。だからこの時期に辞めるという人たちは最初から一定数はいたのです。 あと普段から子育てとか妊娠とか介護といろんな理由で、1回（看護職を）離れる人が多かったので、その時期にすごく減ったことを「コロナのせいだ」とか言われたりするのはちょっと違うなと思っていましたし……ただ、もちろん家族に言われてちょっと心配だから辞めるという人も、いなくはなかったです。 やしろ：いたことは事実だけど、報道だけを見ていると多く感じるような誤解が生まれていたかもしれない、ということですね。 堀：そうですね。またそれを見て、「ほら、やっぱり辞めたほうがいいんじゃない？」とか言われてしまった人たちはかわいそうでした。 一方、コロナで「1番困っているのは患者さんだから、やっぱり私が支えたい」と言って、コロナの患者さんを受け入れる病棟にわざわざ手を挙げる人たちもいたんですよ。すごく見ていて励まされました。 やしろ：自ら手を挙げて、コロナ感染症の現場に行く方の話とかってあまり聞かないじゃないですか。 堀：看護師個人はいろんな病院や患者さんの実話を公の場ではあまり語れませんからね。私は東京都看護協会でそういった現場の人をサポートしていますけど、「そういうところをきちんと紹介したいな」と思って、今日は出演させていただきました。
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June 24, 2020 at 10:12AM
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コロナ禍の医療現場で看護師が今、伝えたいこと「感染した人が謝る空気をなくしたい」（TOKYO FM＋） - Yahoo!ニュース
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