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Saturday, May 30, 2020

70歳で妊娠、出産、子育て…ドラマ化された衝撃のコミックに続編! - ananweb

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「親になり、子育てを続けていると、日々の忙しさに自分のことを考える余裕を失いがちです。子どもに夢を託すだけでなく、大人が人生を楽しんでいる姿を見せることも子どもが大きくなったときの道しるべになるのではないかと思い、タイトルも新たに、始めさせていただきました」

そもそもなぜ70歳で妊娠という、大胆な設定にしたのだろう。

「いくつか理由があって、ひとつはあえて“めったにいない夫婦”にするためでした。妊娠、出産、育児は繊細な事柄なので、読んだ方に不安を与えたくなかったのです。もうひとつは妊娠・出産のタイミングが訪れるのは、必ずしも健康面や経済状態が万全なときだけではないということを表現するためでした」

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朝一はすでに定年退職をして年金生活を送っているため、みらいを育てていくうえで経済的不安が当然ある。その代わり、一緒に過ごす時間はたくさんあるが、子どもの成長とともに体力が追いつかなくなってくる。さらに追い打ちをかけるように、がんを告知されてしまうのだ。

「朝一さんは戸惑い、落ち込みますが、残りの人生でできることや、やるべきことを探して奮闘します。年齢にかかわらず病は突然身に降りかかるものなので、私も自分自身に置き換えて、今後の生き方を考えながら描いていきたいです」

くよくよしているのも束の間、というよりも日々成長する娘の姿を見て、前を向かずにはいられないふたり。人生経験は周りの親よりあっても、子育てに関してはみな平等に手探りで、初々しいのがいい。3巻では子どもとの関係性に加えて、幼稚園の新米先生や親同士のやり取りなどにも焦点が当てられていく。

「教育の場ではどうしても子どもが中心になりますが、親であっても先生であっても誰かの子どもであり、大切な人生を歩んでいることを、親の親世代である朝一さんや夕子さんなら伝えられるはず。初めてづくしの冒険が続く江月夫婦にとって、今が一番の青春なのだと思います。そしてそれを見て成長するみらいちゃんの姿を描いていきたいです」

『セブンティドリームズ』3 3巻では、幼稚園の年中組になったみらいの新たな友達との関係や、保護者会の役員になり、さまざまな考えの親とともに奮闘する朝一と夕子の姿が描かれる。新潮社 620円 ©タイム涼介/新潮社

たいむ・りょうすけ 主な作品に『日直番長』『アベックパンチ』など。『セブンティウイザン』は全5巻。本作は『月刊コミックバンチ』で連載中。

※『anan』2020年6月3日号より。写真・中島慶子 インタビュー、文・兵藤育子

(by anan編集部)

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