昨年3月、日本を代表するコメディアンの1人、志村けんが新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎のため、この世を去った。日本中が悲しみに暮れたその訃報は、海外メディアでも大きな話題に。しかし、亡くなった今もまだその人気は衰えることはなく、DVDやYouTubeなどで若者からの支持を得ている。 そんな志村の半生を描いたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』が、12月に放送。デビュー10周年という節目を迎えた山田裕貴が志村役を演じ、脚本・演出を福田雄一が手がける。 この度、新たに志村以外のザ・ドリフターズのメンバーを演じるキャストが発表に。いかりや長介役に遠藤憲一、加藤茶役には勝地涼、高木ブー役には加治将樹、仲本工事役には松本岳が決定した。 新たに、5人のメンバーによるメインビジュアルも完成した。ザ・ドリフターズといえば、やはり“法被”と“ハチマキ”。画面から飛び出てくるようなメンバーの勢いを感じ取ってほしいという思いを込めて、作成されたビジュアルだという。 ドラマは、志村がコメディアンになることを決意し、いかりやの元を訪れ、1968年の高校卒業間際にバンドのボーヤ(付き人)として携わるところからスタート。見習い時代の修業の日々、1974年にメンバーの一員となってから1990年代までの想像を絶するような過酷なスケジュール、人気の裏に隠された挫折と苦悩、葛藤が描かれていく。 また、毎週行われていたネタ会議の様子や、徐々に築かれていく加藤との友情も明らかに。今まで表には出ることのなかったメンバーとのやりとりや、いかりやとの関係など、今回のドラマ化にあたって、取材して初めてわかったエピソードも。 加えて、ドラマには当時人気を博した『8時だヨ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』の懐かしい場面も登場。今回発表となったザ・ドリスターズメンバーのキャストによる、『ドリフ大爆笑のテーマ』や『ドリフのズンドコ節』、名作と言われる数々のコントシーンにも注目だ。 コントシーンの撮影を振り返り、遠藤は「当時、ご本人たちがアドリブでやっていたことを台本に起こして、それを自分たちが演じることはなかなかない難しい経験だった」と明かす。 勝地も「(志村さんと加藤さんの関係性を築く上で)山田君となるべく一緒に過ごして、その時間を大事にしようと心がけた」といい、撮影現場では山田とコントシーンの練習をする様子が頻繁に見られたそうだ。 いっぽう、加地は『ドリフ大爆笑』のオープニングシーンの撮影について「幸福感と興奮で、夢のような時間だった」と。仲本本人と実際に会う機会があったという松本は「こんなに目はパッチリしてないよ(笑)」と言われつつも、「君なりの仲本工事をやり切ってください」と激励のアドバイスを受けたという。 当時の実際のメンバーのように、撮影中は濃密な時間を過ごし、綿密なネタ会議や体当たりでのコントシーンに挑んだという5人。果たしてどのようなザ・ドリフターズが出来上がるのか、続報からも目が離せない。なお、今回発表になった4名からのコメント全文は、次ページを参照。
からの記事と詳細 ( 遠藤憲一、勝地涼、加治将樹、松本岳が“ザ・ドリフターズ”を熱演 「夢のような時間」(TV LIFE web) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3n1Po5E
エンタメ
No comments:
Post a Comment