つくり置きができる、もち麦の食感が楽しいサラダです。かぼちゃの甘味、酢の酸味と、厚みのある日本酒がよく合います。旬のおいしいものを日本酒と一緒に楽しみませんか?家飲みの達人稲垣知子さんに、日本酒がおいしくなる秋の献立を教わりました。 【写真を見る】厚みのある日本酒と合わせたい"もち麦のマリネサラダ"のつくり方
■“もち麦のマリネサラダ”のつくり方 もち麦の重たすぎない噛み心地が楽しいサラダ。爽やかな酸味とかぼちゃの甘味もぴったりです。時間をおくと味がなじんでよりおいしくなるので、前日につくっておくのがおすすめ。 ◇材料 (つくりやすい分量) もち麦:100g(乾燥) 赤玉ねぎ:1/2個 ミニトマト:5~6個(60g) かぼちゃ:100g エリンギ:大1本 黒オリーブ:10粒(種抜き) ★ ドレッシング: ・ オリーブオイル:大さじ3 ・ レモン汁:大さじ1 ・ 塩:小さじ1/2 ・ にんにく:ごく少量(すりおろし) ・ タバスコ:3ふり程度 (1)ドレッシングをつくる ボウルにドレッシングの材料を入れてよく混ぜておく。 (2)野菜類を刻む 赤玉ねぎはみじん切り、ミニトマトは8等分程度の角切り、黒オリーブは粗く刻んで、すべて1に加えよく混ぜる。 (3)かぼちゃとエリンギをカットする かぼちゃとエリンギは1cm程度の角切りにする。 (4)レンジで加熱する 水にくぐらせたかぼちゃにふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで1分加熱、続けてエリンギをのせて1分加熱したらラップをはずし、冷めるまでおいておく。 (5)もち麦をゆでる 鍋に1L程度の水と塩小さじ1(分量外)を入れて沸騰させ、もち麦をゆでる。15分ゆでたらザルにあげて水で軽く洗い、しっかり水気をきっておく。 (6)仕上げ 2のボウルに4、5をすべて加えてよく混ぜたら、そのまま30分以上おいて味をなじませる。 --------------- ――教える人 「稲垣知子 料理研究家」 企業役員秘書を経て現職。各地の郷土料理や食材の生産者を訪ね歩くと同時に蔵元(現在100蔵超)を回り、本格的な酒造りの仕込みに参加したり、蔵元のおつまみなどを学びつつ、食とお酒のさまざまな楽しみ方を提案している。お酒がおいしく飲める萩焼酒器のプロデュースも手がける。 --------------- 文:椙下晴子 写真:田村昌裕 この記事は四季dancyu「秋のキッチン」に掲載したものです。
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