野菜をカットしてそのまま食べられる「パッケージサラダ」を週1回以上利用する人の割合が2021年は38%に上り、13年の調査開始以降、過去最高になったことが、カット野菜製造・販売大手のサラダクラブの調査で分かった。新型コロナウイルス禍で在宅での食事機会が増え、簡単に食べられる商品として購入頻度が高まったとみられる。
同社が毎年、8月31日の「野菜の日」を前に公表する「サラダ白書」の2021年版で、調査結果を示した。21年は、2月にインターネットで全国の男女2060人に調査した。
パッケージサラダを1年以内に利用した人に、頻度を尋ねた。週1回以上利用する割合は増加傾向で、21年は前年より8ポイント増えて38%となった。男女別では、男性が47%、女性が29%と、男性の方が高い。同社は「男性の中でも若年層の利用頻度が高まっている。調理の簡単さに加えてコロナ禍で健康志向が高まり、利用が増えた」(広報・広告宣伝部)とみる。
コロナ禍による意識変化も調べた。コロナ禍で食べる量が増えた野菜の1位はキャベツで、16%だった。タマネギが14%、ハクサイが13%と続いた。同社は「巣ごもり傾向の中で、日持ちが良く、調理の幅が広い品目の利用が伸びた」と分析。健康のために意識していることは「栄養バランスを整える」「野菜を摂取する」がともに26%でトップだった。
からの記事と詳細 ( パッケージサラダ「週1回以上」38% コロナ禍で健康・簡便志向進む - 日本農業新聞 )
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