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Saturday, June 26, 2021

<茨食健美 大和沙織のこだわりレシピ>オカヒジキのシャキシャキサラダ 「陸の海藻」彩り添えて - 東京新聞

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 街中では色とりどりのアジサイを見掛けるようになりました。暑さも日に日に増してきましたね。今回はそんな今が旬のオカヒジキを使った、シャキシャキ食感のサラダを紹介します。

 オカヒジキは葉の様子が海藻のヒジキに似ていることから名付けられ、「陸の海藻」とも言われています。天然物の旬は春と言われていますが、一般に出回っている栽培されているものは四〜七月が旬です。原産は諸説ありますが、一説で山形県と言われており、伝統野菜とされていて今も生産が盛んです。現在は本県でも栽培されています。

 カルシウムや食物繊維、βカロテンなどが豊富に含まれています。葉先が柔らかいうちに摘んだものは生でも食べられますが、少したったものでも、さっとゆでると食べやすくなります。葉が細いので調味料が馴染みやすいのもオススメポイントの一つ。味はクセが少なく、何にでも合わせやすい食材です。

 今回は和洋折衷な感じでレモンで酸味を、塩昆布でうま味を足し、彩りに紫タマネギと風味でオリーブオイルを入れました。

 レモンがなければ、酢を大さじ一入れればOK。塩昆布+塩を塩麹(こうじ)十五グラムに代えてもおいしく食べられます。オリーブオイルもごま油に代えれば和風になりますし、サラダチキンやツナなどを一緒に混ぜるのもオススメです。

 タッパーなど容器に入れて振ってしまえば、ドレッシングをわざわざ別で作る必要もないので楽チンです。皮ごと使うレモンは、切る前に丸のまま塩小さじ二分の一程度で全体をよくこすってから、水で洗い流すと表面の細かい汚れ等が落ちやすくなります。

 雨が多く少し鬱々(うつうつ)としやすい季節ですが、料理にちょっと彩りを足して、気分を上げてみるのもいかがでしょうか。

◆材料2人分(1人当たり 55キロカロリー、塩分1.5グラム)

オカヒジキ 100グラム

紫タマネギ 1/4個

レモン 1/2個

塩昆布 10グラム

塩 少々

オリーブオイル 小さじ1

◆作り方

(1)オカヒジキは食べやすい大きさに切り、固そうであれば30秒程度ゆでて水を切る。(柔らかければ生でOK)紫タマネギはなるべく薄くスライスし、5分程度水にさらしてから水気を切る。レモンは薄く、いちょう切りにする。

(2)タッパーに全部入れ、よく振って混ぜる。

<やまと・さおり> 管理栄養士、料理研究家。1989年、水戸市生まれ。東京農大卒。市内で「お料理教室オムスビ」を開講している。

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