2018年のマーベル映画『ヴェノム』の続編、『Venom: Let There Be Carnage(原題)』の邦題が、そのまま『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』となることが決定した。あわせて、初の予告編映像、海外版ポスター、場面写真とメイキング写真も一挙に到着している。
マーベル・コミックでは、ヴェノムを凌駕する圧倒的な戦闘能力をもち、『スパイダーマン』シリーズ髄一の凶悪ヴィランとして描かれているカーネイジ。そのキャラクターはこれまで謎に包まれていたが、この度解禁された予告編では、連続殺人鬼クレタスが変貌したカーネイジの姿を初めて見ることができる。
クレタスは前作のラストに登場しており、ジャーナリストとして復帰したエディが取材のため刑務所で面会したところで物語は終わるが、予告編では「また会えたね、エディ・ブロック。この時を待ちわびたよ」と不敵な笑み。
予告冒頭はヴェノムとエディの平穏な(?)共同生活で始まる。一つの体を共有している特異な状況ながらも、<俺たち>としての日常をそれなりに楽しんでいる様子の二人。ヴェノムが朝ごはんを作りながら、「Let’s call the whole thing off」を替え歌で歌うユーモア溢れるシーンとなっている。また映像には、刑務所でクレタスが蜘蛛を潰す意味深なシーンや、警官がデイリー・ビューグル紙を読むシーンも登場。デイリー・ビューグルといえば、MCU『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ではウェブメディアとして登場していたはずだ。
出演は、主人公ヴェノム/エディ役をトム・ハーディ、エディの元婚約者アン役をミシェル・ウィリアムズが続投。さらにカーネイジ/クレタス役を『スリー・ビルボード』、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などに出演し3度のアカデミー賞ノミネートを誇る名優ウディ・ハレルソン、女性ヴィランのシュリーク役を『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『007』シリーズのナオミ・ハリスが演じる。監督はアンディ・サーキスが務める。
『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』 は2021年全国ロードショー。大殺戮が始まる。
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