洋菓子店「ベルエキップ」(浜松市北区三方原町、TEL 053-439-8936)が、1月28日リニューアルオープンした。(浜松経済新聞) 【写真】アンティークモダンな店内 オーナーシェフの和田吉正さんは、横浜にある老舗フランス菓子店で修業した後、2011(平成23)年に「スイートベン」(中区葵西)という洋菓子店をオープンした。当初から「10年後にはリニューアルしたい」と長期的に事業計画を立てて考えてきた和田さん。節目を迎えたこのタイミングで、生まれ育った街である三方原に店を建て移転リニューアル。新たな店名「ベルエキップ」は、フランス語で「良き仲間」や「良き友」という意味。最初のオープンの際もこの店名を使いたかったが、当時は他にスタッフがおらず、夫婦二人きりでのスタートだったため断念。多くのスタッフや仲間と共に運営する今なら、問題なく名乗れると思い、この名前に決めた。 店舗は45坪程度。アンティーク素材を使い温かみを演出しながらも、白を基調しシンプルでモダンな印象の内装。入店するとすぐ目に入る王冠を被った熊のイラストは、オーナーがファンでもあるアーティストの作品。店のオープンに合わせて直接製作を依頼した。同店のコンセプト「お客様は王様」。熊を来店客に見立て「王様であるお客様にベルエキップ(良き仲間)がお菓子作りをする」というストーリーを表している。入り口にあるアンティークの椅子は、実際に来店客が座り撮影することができる。 旬のフルーツにこだわったケーキは、いずれもフランス菓子をベースにしており、女性や子供にも喜ばれるようかわいらしくデコレーションしている。「ガトーフレーズ」(500円)は、口溶けの良いスポンジ生地で旬の浜松産イチゴと生クリームをたっぷりサンド。リニューアルに当たり新商品として開発した「ユウ」(580円)は、洋菓子のワールドカップに日本代表として選出される有名パティシエの塚田悠也さんに、オリジナルケーキとして創作してもらったもの。コーヒーとバナナ、ライムという異色の組み合わせだが、香り高く上品なハーモニーが特徴。ほかにも、猫のキャラクターのレモンタルト「にゃんこ」(500円)や、熊のキャラクターのチョコムース「ヌヌース」(580円)などのケーキを用意する。 新型コロナウイルスの対策としてスタッフは検温、マスク着用、手指消毒を徹底。入り口には手指用の消毒を用意。定期的に窓を開けて換気を行い、アルコール消毒清掃を行っている。混雑時には入店人数の制限もお願いする。 移転のため20日ほど休業したが、その間オープン準備の状況についてSNSで公開してきた。それを見て楽しみにしてきた常連客からは「やっとオープンして嬉しい」と声が届いているという。「地元でオープンできたことに感謝している」と和田さん。「この地で根を張り、今後もお客さまの喜ぶものを提供していきたい」とも。 営業時間は10時~18時30分。水曜定休(木曜は不定休)。
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