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Thursday, February 4, 2021

山崎隆之八段、四段昇段から23年で初のA級昇級決定「指し切りたい」 - スポーツニッポン新聞社

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初のA級昇級を決めた山崎隆之八段
Photo By スポニチ

 将棋の山崎隆之八段(39)が4日、大阪・関西将棋会館で第79期名人戦B級1組順位戦の対局に臨み、新年度からスタートする第80期での初のA級昇級を決めた。久保利明九段(45)との対局には敗れ、9勝2敗としたが同日東京で指された2番手・永瀬拓矢王座(28)、郷田真隆九段(49)の対局のうち郷田が敗れて7勝4敗となったため、2枠の昇級枠に次回最終局を待たず滑り込むことが決まった。

 「終わったばかりで頭が…」。終局後の感想戦を終え、負けて告げられた朗報。さすがに戸惑いは隠せなかったが、「棋士人生で一番充実した順位戦を指し切りたい」。第67期以来13期連続B級1組での足踏みが続けた山崎は、まず3月11日の最終12回戦を見据え、意気込みを新たにした。さらには「A級で戦う前にしっかり準備したい」と名人挑戦権を争うトップテンでの戦いへ思いをはせた。

 1998年4月の四段昇段から23年でのA級昇級。今月14日のバレンタインデーで40歳の誕生日を迎える。「師匠(森信雄七段)にはご迷惑しかかけてない。何十年と甘え続けてきたので…」。小説「聖の青春」に描かれた故村山聖九段を筆頭に、歴代最多12人の棋士を輩出した名伯楽への感謝を改めて口にした。

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