青森県は15日、弘前市内の飲食店の客と従業員ら16人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。12日に感染が確認された「弘愛会病院」(弘前市)の男性医師が利用した店で、県内では2例目のクラスター(感染集団)発生となった。県が1日で発表した感染者数としては過去最多で、感染拡大への懸念が高まっている。
県内で感染が確認されたのは計57人となった。
今回、感染が確認されたのは青森市保健所と県の弘前・上十三両保健所管内に住む10~60歳代の男女。このうち上十三管内の60歳代の男性は、男性医師と一緒に店を訪れていた。
10歳代の男性は同店に勤務。弘前管内の50歳代女性は、弘愛会病院の職員で、医師と接触していた。
16人全員に発熱や
クラスターの発生を受け、県は厚生労働省から専門家チームの派遣を要請する方針。
男性医師らが利用していた店は、弘前市鍛冶町の「クラブ
店は今月上旬に2度、「体調不良の従業員がいる」などと弘前保健所に相談していたという。ただ、風邪の症状と判別がつかなかったことなどから、保健所は検査を勧めなかったという。
県によると、9月28日から店が休業する直前の10月10日の間に店を訪れた客は少なくとも100人以上いるとみられる。
県は早期に利用客を特定できない恐れがあるとして、店名公開に踏み切った。県は、利用客に対し、最寄りの帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼びかけている。
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