クサビ形に切ったレタスにドレッシングをかけてトッピングを散らすウェッジサラダは、ブルーチーズとベーコンを使うのが定番です。
これはこれで十分おいしいですが、どんなレタスを使うかでチーズとベーコンのおいしさも変わってくると思います。
ウェッジサラダに最もよく使われるのはアイスバーグレタスですが、これをもっと個性の強い野菜に変えると、多少栄養価も風味も増して目先の変わったウェッジサラダになります。
使うべきでない葉野菜
そうは言っても、押さえておくべきルールはもちろんあります。
アイスバーグレタスの代わりに、ほうれん草やルッコラなどを使ってはいけません。アイスバーグレタスの最大の特徴は、ひんやり、シャキシャキした食感にあるからです。
特に、ブルーチーズを少し多めにするときは、そのシャキシャキ感が大切です。また、きれいなくさび型にカットできる構造の野菜でなければなりません。
相性のいいレタスは?
この場合、アイスバーグレタスに代わる野菜としては、赤チコリとトレヴィーゾ(赤チコリの系列でもう少し柔らかくて食べやすい)が私のお気に入りです。
完全なくさび形にカットできますし、紫色の葉の苦味がサラダの風味にさらなる奥行きと広がりを与えてくれるからです。
そのため、食べると塩と油の味しかしないということにはならず、あっという間に一皿平らげてしまえます。
赤チコリやトレヴィーゾだと少し苦すぎるときは、ロメインレタスを半分か1/4にカットして使うのもおすすめです。本気でおいしくしたいなら、ロメインレタスをグリルしてもいいでしょう。
小さめのウェッジサラダを作りたいなら
ミニサイズのウェッジサラダにしたいときは、エンダイブを半分にカットして使うか、エンダイブの葉を1枚ずつはがして、葉の本来の形が持つくぼみにウェッジサラダのトッピングを詰めれば、2口か3口で食べられる完璧に調和のとれたミニサラダになりますよ。
風味豊かなおすすめトッピング
また、葉物野菜に飽きてきたら、フライドポテトをたっぷりトッピングしてみましょう。その上にあぶったブルーチーズをのせて、ベーコン、フライドオニオン、ネギを散らし、ブルーチーズのドレッシングをふりかければできあがりです。
栄養価の点ではアイスバーグレタスを上回ることはないかもしれませんが、お味は抜群です。
Image: Claire Lower
Claire Lower ─ Lifehacker US[原文]
春野ユリ
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