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播州百日どり胸肉をＰＲへ ヘルシーで手軽、サラダチキン３種をお披露目 かみ特産品クラブ |
更新日：2023年07月06日
播州百日どりの胸肉を使った新商品が、兵庫県多可町加美区の住民でつくる「かみ特産品クラブ」の総会でお披露目された。ヘルシーで手軽に食べられる３種類のサラダチキンで、試食した出席者からは「しっとりしていて食べやすい」と好評だった。町内の道の駅やホームページで今月から販売する。
同クラブは中山間地域活性化事業の「かみ特産品開発講座」をきっかけに結成され、地元の食材を生かした特産品づくりに取り組んでいる。米飯に混ぜるだけの「とりめしの具」などが人気を集めている。
播州百日どりを生産するＪＡみのりは「地鶏・銘柄鶏好感度コンテスト」で最優秀賞を獲得したのを機に「胸肉の販売を促進したい」とクラブ内のみつばグループに依頼。塩麹（こうじ）、しょうゆ麹、バジルの三つの味のサラダチキンが誕生した。
総会は６月２８日にあり、クラブ員のほかＪＡ関係者や町幹部、生産者ら約４０人が参加。みつばグループの安藤松子代表は「胸肉のパサパサ感を解消し、しっとりした食感に仕上がった」と説明し、参加者はこれまで開発したカレーやクッキーと一緒に試食した。
参加者からはバジル味が特に好評で、販売に期待する声が上がった。安藤代表は「日本一の味を全国に届けたい」と意気込みを語った。
３種はいずれも１００グラム入りで税別５５０円。７月からエアレーベン八千代（八千代区中野間）と町内２カ所の道の駅、みつばグループのホームページ上で販売する。（伊田雄馬）
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