ちょっと動いただけでも汗ばむ季節。太陽が真上にくるお昼時からは暑さもピーク。熊本弁で言う「脳うっだすごつ、ぬっか」となります。
こんな日のお昼は、冷たくてさっぱりしたものに限ります。夏の食卓にちょくちょく登場するのが、豚肉の冷しゃぶです。豚ロースのスライスを白ワインを入れたお湯にさっとくぐらせて、ざるにあげて冷まします。ここで氷を使うという友人もいますが、水っぽくなる気がして、私は自然に冷ましておきます。
野菜は冷蔵庫にあるもので。レタスやキュウリ、キャベツの千切り、ゆでたモヤシ、スライスした玉ネギも合います。
冷しゃぶサラダはよく食べるので、ドレッシングは飽きないように、レシピを変えるようにしています。市販のごまドレッシングもいいし、みそに砂糖とレモン汁を加えたものもお薦めです。
先日作ったのが、らっきょうのドレッシング。らっきょうを細かくみじん切りにし、酢、砂糖、しょうゆ、ごま油、そこに、一味唐辛子を少し多めに加えて攻めてみたところ、ピリッとした辛味に食欲のスイッチが入りました。
何と言っても、甘酸っぱいらっきょうの風味が豚肉の淡泊な味にアクセントを添え、一味唐辛子の刺激もあって、思わず昼から「ビール!!」といきたいところを、しっかり我慢、我慢。
<材料>
豚ロースのスライス、レタス、サニーレタス、白ワイン(または酒)、
ドレッシングの材料(らっきょう、酢、しょうゆ、砂糖、ごま油、一味唐辛子)
<作り方>
沸騰したお湯に白ワインを大さじ1ほど入れ、豚ロースのスライスをさっとくぐらせ、ざるに取り出して冷ます。皿に食べやすい大きさにちぎったサニーレタス、千切りのレタスを乗せ、冷ました肉を盛り付ける。ドレッシングをたっぷりかけて完成。
2021.7.3(土)掲載 料理・文/福永和子
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